シンガポールGP決勝レースに先だって、ウィリアムズのブルーノ・セナがギアボックスを交換し、5グリッド降格ペナルティを受けることになった。
予選17番手だったブルーノは今回のペナルティにより22番グリッドに後退。予選でターン21の出口でウオールにぶつかったブルーノは右リアサスペンションを破損し、Q2のタイムを残せないまま予選を終えている。
予選終了後、Q2でのインシデントでギアボックスが破損していることが判明し、交換の必要性が生じた。結果、小林可夢偉(ザウバー)、ヴィタリー・ペトロフ、ヘイキ・コバライネン(共にケータハム)、ティモ・グロック、シャルル・ピック(共にマルシャ)のグリッドポジションがそれぞれひとつずつ繰り上がる。
ブルーノは金曜フリー走行2回目のセッション中にもターン19の出口でウオールに衝突してマシンを傷つけているため、シンガポールの週末でマシンにダメージを負ったのはこれが2度目だ。
チームメイトのパストール・マルドナドが印象的な走りでフロントローを獲得した一方、ブルーノは相棒より20も後方のグリッドからレースをスタートさせる。
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Jim
