
12カ月前に久しぶりのF1コックピットに乗り込んだ時と比べて、ロバート・クビサは自信を取り戻せたと感じているという。
クビサは今週ハンガロリンクで行われたインシーズンテストでウィリアムズのマシンをドライブした。それは彼のチームでの役割の一環だ。ブダペストのサーキットは、昨年の同じテストで彼がルノー・スポールF1から2017年型マシンをドライブする機会を与えられた場所でもある――彼にとってはこれが2011年のラリーの事故で腕に重傷を負ってから初めてのF1マシン経験だった。
今年、クビサはプレシーズンテストや金曜日のプラクティスセッションに参加しながら2019年のレースシートを獲得しようとプッシュを続けている。
「12カ月前に僕はルノーと初めてここに来た。12カ月たった今、全てが楽になったと言えるよ! 1年前は僕にとって全てが新しかったんだ。特に新世代のF1はね。それが今では全てがなじみ深いものになり、親しみのある、楽なものになって自信がついた。何もかもいい感じだ」
テスト2日目、ウィリアムズのマシンは空力パフォーマンスを測定するための塗料、フロービズによって非常に派手なカラーリングとなっていた。チームは現在チャンピオンシップランキングの最下位にいる。
以前、今季マシンの最もいいところは"カラーリング"と評したクビサは、これが来季のカラースキームの参考になるかもしれないと再びジョークを言った。
「どうかな、まだ早すぎて何とも言えないけど。あれは単に空力の人たちのための情報集めで、残りのクルマへの影響とか、エアフローの分布がどう変わるかを見たかっただけなんだ。最後の走行では新しいペイントを使った別のカラーリングも試すことになったよ。なかなか素敵だったから、もしかしたら来年の変更にいいかもしれないね!」
次にクビサがマシンに乗れるのはアブダビGPの金曜フリー走行となるため、11月まで待たねばならない。
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