Williams

/ News

  • ロバート・クビサ

正ドライバー、ストロールにテストを譲ったクビサ

Me
2018年3月10日 « 0.3秒差ならまずまずとフェルスタッペン | バルセロナテスト最終日:3月9日 »
© Mark Sutton/Sutton Images
拡大

ロバート・クビサはレースドライバーのランス・ストロールが開幕戦で少しでもチャンスを得られるよう、自ら進んで最後のプレシーズンテストの機会を譲ったという。

ウィリアムズの開発ドライバーを務めるクビサは9日(金)の午後にロシア人ルーキーのセルゲイ・シロトキンからマシンを引き継ぐ予定だった。ところが、朝になって計画変更が発表され、メルボルンの開幕戦を前に最後の午後はストロールがドライブすることになった。

先週の悪天候によってチームは走行時間を大きく失っており、非レースドライバーを走らせているところはウィリアムズを含めて2チームしかいない――もう1チームは第1回テストでニキータ・マゼピンを走らせたフォース・インディアだ。昼にメディア対応した副代表のクレア・ウィリアムズは、ストロールに機会を与えることを決めたのはクビサだったと主張した。

「そうするよう勧めたのはロバートです」と彼女は述べた。「彼は今日走ることになっていたんですが、この7日間というもの、レースドライバーたちは天候であれ、私たちの取った方向性であれ、さまざまな理由によってオーストラリアまでに必要な走行時間を得ることができませんでした」

「知っての通りロバートは極めて思慮深いレーシングドライバーです。私たちは幸運ですね。彼はチームの利益のためにレースドライバーが最大のマイレージを走る必要があることを知っているので、寛大にも昨日そのように申し出てくれたのです。チームが彼に頼んだわけではなく、ランスにも頼んではいませんし、ランスが彼に頼んだわけでもありません。ロバートが自発的にしたことです。もちろん、私たちとしてはオーストラリアで可能な限り良いポジションにいてほしいですから、それを了承しました。今日、2人をマシンに乗せられることはそこに近づく助けになるでしょう」

午後になって自身のメディアセッションに現れたクビサは、直前での変更がこれほど注目されることに驚いていると認めた。

「僕は別に変わったことをしたとは思っていないんだけど、まるで僕が心を売ったかのように質問されるんだ!」と彼は質問にジョークで答えた。

それから彼は、ウィリアムズとの契約が21戦のレースに参戦するためのものではなく、開発ドライバーとしてのものであることを指摘した。

「僕はレースドライバーとして報酬を受け取っているんじゃない。今年の契約の文言で、僕の名前の下にレースドライバーとの記載はないんだ」

セッションを断念することについて最初に言い出したのは誰かとの質問には次のように述べている。「それで何が変わるの? 僕だよ。もっと時間が必要だとレースドライバーたちが感じるようなら、譲っても全然構わないよって言ったんだ」

「僕はチームのためにポイントを稼げないんだから、そんなおかしなことだと思わないんだけど。変わっているって思われるのは人々が慣れていないからかな。でも、それは僕らが1つのゴールを目指して1つの方向に進んでいるってことを示している。そのためにはチャンスを使い、リザルトのために可能性を最大限にしなければいけないんだ。それだけのこと」

© ESPN Sports Media Ltd.