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クビサがウィリアムズのテスト初日を完了

Jim
2017年10月12日 « 有名リングアナウンサーがUS GPでドライバー紹介 | ラウダ、昨季チーム内の極限の緊張を語る »
© Mark Sutton/Sutton Images
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ウィリアムズが来年のレースドライバー起用の可能性を評価すべく実施している2日間のテストで、ロバート・クビサが2014年型ウィリアムズマシンの走行を終えた。

クビサはラリー参戦中にクラッシュを喫し、右腕に大ケガを負った2011年以降、一度もF1ではレースしていない。今年、F1復帰の可能性が高まったクビサはルノーから数度のテスト走行のチャンスを与えられ、ハンガリーGP終了後のインシーズンテストでは今年のマシンもドライブしている。

ただ、ルノーは来年のドライバーとしてカルロス・サインツとレンタル契約を締結したため、クビサはウィリアムズでフェリペ・マッサが座るシートに照準を変更。マッサの今後はまだ明かされておらず、今月初旬、ウィリアムズは来季の選択肢を評価したいとしてクビサとポール・ディ・レスタのテスト実施を発表した。

11日(水)、ウィリアムズは"成功の1日"と明かした以上の情報は公表していないが、クビサが2日間実施されるテストの初日を完了。クビサがステアリングを握ったウィリアムズFW36は来年、相棒になるかもしれないカナダ人ルーキードライバーのランス・ストロールが今年、プライベートテストでドライブしてきたマシンだ。

クビサは最近、マネジャーとして2016年F1世界王者のニコ・ロズベルグの協力を得た。クビサの身体的な制限については長引く疑問があるものの、ロズベルグはクビサには復帰する能力があると疑っていない。

ロズベルグは日本GP週末に『Sky Sports F1(スカイ・スポーツF1)』で「(クビサは)他のドライバーたちと同じように評価されているし、僕は楽観している。お互いに知り合っていけば分かることだし、もしそれがうまくはまって、クビサがグリッドに、F1に戻ってくるとなれば絶対に最高だよ」とコメントしている。

「ウィリアムズは最速になれるドライバーを求めているし、このドライバーは信じられない速さで感銘を与えることができる。だからこそ、評価されているんだ」

ウィリアムズは来週にはブダペストのハンガロリンクでクビサと共にポール・ディ・レスタも評価することになっている。夏休み開始直後に実施された同地でのテストセッションはクビサを応援しようとポーランドから多くのファンが駆けつけた。

ディ・レスタはハンガリーGPで体調不良により途中欠場することになったフェリペ・マッサに代わり、予選前に急きょ呼び出しを受けて残りの週末を戦っている。短期間の準備時間しかなかったことを考えると、ディ・レスタの走りは相当に印象的だったと言え、久々のフル参戦を後押ししたと考えられている。

クビサもディ・レスタも最近にハンガロリンクでの走行経験があることから、今回のテストは両ドライバーの力を見る最適な指標をもたらすだろう。

現在のドライバー市場は、フェルナンド・アロンソはマクラーレンと再契約すると見られており、フェラーリとの提携延長を決めたザウバーは新F2王者にしてフェラーリのジュニアドライバーであるシャルル・ルクレールにドライブのチャンスを与えることになるだろうと言われている。そのため、来季に向けてはウィリアムズの1席だけがまだどうなるかはっきりしていない。クビサとディ・レスタが評価される一方で、マッサはストロールと共にもう1年、ウィリアムズでレースを戦うことを望んでいる。

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