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ウエットでは天性の走りができるとストロール

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2017年9月3日 « 長時間の遅延は「バカみたい」とライコネン | 新たに3人がグリッド降格 »
© Manuel Goria/Sutton Images
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イタリアGP予選のウエットコンディションで、ランス・ストロールは今までのレースでは見せられなかった天性の才能を発揮できたという。

予選4番手のタイムを出したストロールはレッドブル勢が2台ともペナルティを受けるため、2番グリッドから日曜日の決勝レースをスタートすることになった。これで彼はフロントローからスタートする最年少ドライバーという記録を打ち立てることになる。

F3からF1にやってきたばかりのストロールは18歳。なかなかリザルトに恵まれず、我慢のレースを強いられつつも、アゼルバイジャンGPでのポディウムなど、時に輝きを放ってきた。

ドライの予選ではなく、なぜ雨のモンツァでこれほど良いパフォーマンスを引き出せたのかと尋ねられると、ストロールはウエットの方が自分の自然なドライビングスタイルを生かせるのだと述べた。

「ドライの時のタイヤはウエットの時ほど自由に走らせてくれないんだ」と彼は説明した。「ウエットだと、F3みたいにすごく寛容になる。ハードにブレーキングして、スピードを維持できるし、割と何でも許されるんだ――ホイールスピンがいい例だよ。ところが、ドライになると僕はまだF1に自分のドライビングスタイルを合わせている最中なんだ。それはまだスーパーナチュラルとはいかないんだけど、今日のウエットでは去年みたいに生き生きと走れた」

「毎回ハードにブレーキングして、コーナーでスピードを維持できた。タイヤが限界を迎える心配をしなくて済んだんだ。これがドライだと、まだ細かい部分に手こずってしまう。だいぶ良くなってはいるけどね。今日はクルマと1つになれた気分だった。クルマ自体もバクー以降ではここ数戦よりずっとコンペティティブだったしね。素晴らしいのは僕らがQ3の最後で全てをしっかりまとめられたことだ。ラップを振り返っても失敗は思い当たらない。ばっちり決まったと思う」

最高技術責任者(CTO)のパディ・ロウに突然のペース改善の理由を尋ねると、彼はストロールがこうしたコンディションを最大限に活用する才能を持っているからだと述べた。

「私にとって、ウエットの予選というのはF1チームにとって最大の試練といえる。ドライバーだけでなくチーム全体にとっての試練だ。多くのことを正しくこなさねばならず、非常にストレスフルな状況だ。実際、タイヤに関するタイミングや判断といったロジスティクスは難しく、ドライバーはタイムを出さなければならないチャンスが訪れた時に正確にそれを達成しなければならない」

「その点でチームは素晴らしい仕事をし、フェリペも素晴らしい仕事をし、ランスは本当にアメージングな仕事をした。彼はグリップとマシンに合うスタイルを見いだし、ラップタイムをたたき出した。技術的に説明することはできない。それだけの才能が彼にあったというだけだ」

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