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FIA、規約違反でマッサの結果をはく奪

Jim
2015年11月16日 « スタートに懸けていたベッテル | 来季の躍進を信じて耐えるマクラーレンコンビ »
© Sutton Images
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ブラジルGP決勝レース前のグリッドで測定されたタイヤのトレッド温度が規定値を超えていたとして、ウィリアムズのフェリペ・マッサがレース結果から除外された。チームはこれに対して控訴する構えだ。

母国グランプリを8番グリッドからスタートしたマッサはペースに苦しみながらも8位でチェッカーを受け、地元ファンにポイント獲得の結果をプレゼントしたはずだったが、レース後に行われた審議でリザルトはく奪の処分を受けた。

今季イタリアGP以降、FIAはピレリが供給するタイヤの限度を超えて走行せぬよう、グリッド上でタイヤ圧とタイヤ温度の測定を義務付けている。FIAテクニカル部門代表のジョー・バウアーは声明の中でマッサのタイヤ状況についてこう報告した。

「"5分"通知が示された後、グリッド上でカーナンバー19の右リアタイヤのトレッド温度とスタート時の最小タイヤ圧の確認が行われた。カーナンバー19の右リアタイヤのトレッド温度は137度と計測され、オフィシャルタイヤサプライヤーによって承認されているトレッド最高温度である110度を27度超過していた。137度はタイヤ圧で20.6psiに相当し、これはスタート時の最小タイヤ圧を0.1psi超過している」

レースに先だって温度を高く設定して走行すると、タイヤが冷えた際のタイヤ圧低下にアドバンテージがあるとされており、それが競争力に利点をもたらす。

報告を受けて調査に乗り出したスチュワードはバウアーとFIAテクニカルアシスタントと共に、ウィリアムズの代表者を招集。事実関係を精査し、公式タイヤサプライヤーであるピレリがブラジルGPに定めた最大のトレッド温度を厳守していなかったと判断した。

声明によると、「FIA F1テクニカルレギュレーション第12条5項1号、および、FIA F1スポーティングレギュレーション第3条2項、FIA国際スポーティングコード第12条1項1号i」に違反しているとのこと。

また、マッサのリザルトをはく奪すると裁定したスチュワードの声明には次のように理由が記載されている。

「右リアタイヤの温度をFIA技術指南書TD/029-15に従って測定した。当該チームはFIA F1テクニカルおよびスポーティングレギュレーション、FIA国際スポーティングコード、イベントプレビューに記載されたオフィシャルタイヤサプライヤーの指示を順守していなかった」

マッサの結果はく奪により、ロータスのロマン・グロージャンが8位に繰り上がり、トロ・ロッソのマックス・フェルスタッペンが9位、グロージャンの相棒を務めるパストール・マルドナドが最後の1点を獲得している。

ウィリアムズはスチュワードの裁定に対して控訴する意向を表明した。

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