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ウィリアムズ、第2勢力の位置を失う?

M.S.
2015年2月25日 « メルセデスがコックピットの安全対策に一案 | アロンソのクラッシュに渦巻く臆測 »
前向きな様子のボッタスとマッサ © Getty Images
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人目を引かない冬季テストの様子が、ウィリアムズの2015年の見通しに疑問を投げかけている。

昨年にメルセデスエンジンへ移行したウィリアムズは深いスランプから脱し、ランキング3位でチャンピオンシップを終えている。2014年に同じくメルセデスパワーを使用する他の陣営を抑え、メルセデスに次ぐ2番手の位置にいた。

しかしながら、堅実である一方で競争力が不足して見える新車FW37は、ヘレスでのテストデビューを通して見る者に大きな印象を与えることはなかった。

先週のバルセロナテストでもそれは続き、全体を通したウィリアムズのベストタイムであるフェリペ・マッサの記録は、2014年のライバルであるメルセデスやレッドブルのみならず、フェラーリやロータスにも及んでいない。

チーフエンジニアのロッド・ネルソンはいかなる結論も出さず、警鐘を鳴らしてもいない。

「メルセデスが今のところ他の全員より優勢だと言うのが妥当だと思う。レッドブルはそれほどクリアではないかもしれないが、われわれは満足してはいないながらも自分たちの場所が分かっており、パフォーマンス差やどこで追加の作業が必要なのかが分かっている」

ポルトガル語メディア『Sportv』のベテラン解説者であるファビオ・セイサスはウィリアムズがメルセデスのメインライバルの座をフェラーリのようなチームに奪われたのではないかと見ている。

「彼ら(フェラーリ)のマシンは2014年より良く、今はウィリアムズが昨年末に持っていた"第2の勢力"としてのポジションを手中にしている。しかし、(メルセデスとの)ギャップはまだ大きい」

ウィリアムズのドライバーたちでさえ、昨年からフェラーリが遂げた進歩に異議を唱えていない。

「彼らは去年よりいいね。でも、その大部分はエンジンに起因するんじゃないかと想像している。見くびることはできないけれど、彼らは冬季テストで競争力を発揮する傾向があるから、レースが始まったときにはそうじゃないかもしれないね」

チームメイトのフェリペ・マッサは、バルセロナで最後の冬季テストが始まる今週にウィリアムズがさらなるポテンシャルを解き放つ構えがある可能性を示唆した。

「このマシンは本当にいいよ」とマッサは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に主張した。

「来週は新しいパーツを追加する予定。今まではほぼ半年遅れのマシンだった。僕らは良いシーズンを送ると思う」とマッサは付け加えている。

また、フィンランド出身のボッタスは競争力を完全に引き出すのに時間をかけ、プラクティスよりレースで強かったという ウィリアムズの2014年の傾向を思い出している。

2015年もそうなるか聞かれたボッタスは、母国の放送局『MTV3』に「そうなるといいね」とほほ笑んだ。

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