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「チャンピオンの遺伝子」を備えたボッタス

M.S.
2015年2月10日 « Hondaとやり残した仕事に挑むバトン | アロンソとバトン、HondaのUNI-CUBをドライブ »
© Sutton Images
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バルテリ・ボッタスにはかつて自分がアイルトン・セナやミハエル・シューマッハに見いだしてきた"チャンピオンの遺伝子"があると、ウィリアムズのテクニカル部門を率いるパット・シモンズが語った。

ボッタスは2013年に活躍したドライバーの一人で、6回の表彰台フィニッシュを遂げてランキング4位でシーズンを終えている。チーム代表のサー・フランク・ウィリアムズは以前にボッタスを将来のワールドチャンピオンだと評しており、セナやシューマッハ、フェルナンド・アロンソ(現マクラーレン)といったタイトルを複数回手にしたドライバーと共に働いてきたシモンズはサー・フランクの予言に重みを感じているようだ。

「私が共に働いてきた偉大なるドライバーたちに見てきたものが、バルテリの中にも見える」とシモンズはF1公式サイトに語った。

「彼はそれをほぼチャンピオンになる権利だと見なしている。他にもいわゆる"チャンピオンの遺伝子"と呼ばれる特質があり、たとえば細部への注意や職業倫理などがそうだ。こういったものは簡単には備わらない。バルテリには私が30年あまりの間に他のドライバーに見てきたことすべてが見て取れる。ゆえに、私には彼がチャンピオンになるというあらゆる希望がある」

シモンズは続けて"チャンピオンの遺伝子"について説明した。

「いくつかの要素がある。勝利への欲望だけではない。ここにいる誰もが勝利を切望しているが、そのうちの何人かが炎のような情熱を抱き、自分たちにはできると絶対的に信じている。今は恐ろしく速いドライバーたちがいるが、彼らは時に自分自信に疑いを持っていると思う。スポーツマンが自信に疑いを抱くとき、彼はすでに負けている」

ボッタスのチームメイトであるフェリペ・マッサは不安定な2014年を送ったが、シモンズの考えではウィリアムズに移籍してからマッサには昔の面影がかいま見えているという。昔とはすなわち、2009年ハンガリーGPで生命を脅かしかねないクラッシュを喫する前だ。

「フェリペを評価するのはもっと興味深い。フェリペがチャンピオンシップ優勝の可能なドライバーであることは多くの人が知っている。2008年にはそれを手中にしかけたのだから。ハンガリーでのアクシデントの後、たくさんの人が"Ok、フェリペ、何て気の毒な"と思った」

「われわれがウィリアムズで気づいたのは、われわれが彼を覚醒させたということだ。それは可能性を超えてのことではなく、われわれが十分に優れたマシンを作れば、彼も勝てるということだ。2014年シーズンの後半に隠されていたものが現れた。それはここ数年われわれが目にしたことのなかったフェリペだった」

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