US Racing

/ News

  • ルーベンス・バリチェロ

インディカーのテストに臨むバリチェロ

Kay Tanaka
2012年1月30日 « ロータス、車高調システム投入予定なし | ハイドフェルドはル・マン参戦へ »
KVレーシングのテストに参加するバリチェロ © Getty Images
拡大

ルーベンス・バリチェロはまだF1キャリアを終えるつもりはないようだ。

しかし、ウィリアムズから放出されたことによりF1で20年目のシーズンを過ごせないことが濃厚となっており、2012年はアメリカのIRL(インディ・レーシング・リーグ)で戦う可能性もあると認めている。

バリチェロはブラジル誌『Jornal Nacional』に対し、F1参戦は「もし実現したら、最高だ」と語り、こうも続けた。

「実現しなかったとしても、19年間過ごしてきた思い出がある。"まだやりたいのか?"って自問したら、その答えは"もちろん!"なのさ。これこそ僕の人生だったわけだからね」

「だから、F1残留についてはまだオープンな状態だよ」

F1参戦を果たせなかった場合は、アメリカ最上位のオープンホイールシリーズであるIRLに挑むと考えられている。IRLではバリチェロの親友であるトニー・カナーンも戦っているが、今週にはセブリングで共にテストに参加するという。

39歳のバリチェロは『O Estado de S.Paulo(オ・エスタド・デ・サンパウロ)』に対し、「僕は誰とも契約を結んでいないんだから、それ(IRLテスト)を止められることはない」と述べ、こう付け加えている。

「開かれた考えを持ってテストに臨むよ。これまでに走らせてきたように、そのマシンから情熱を感じられれば、(IRL参戦も)あり得なくはない。レースが大好きなんだ」

バリチェロによると、セブリングでは昨シーズンにカナーンと佐藤琢磨が所属したKVレーシングのマシンを駆るようだが、KVレーシングのオーナー陣がサーキットに来る可能性については「普通はあり得ない」と考えているらしい。

しかしバリチェロは以前、妻のシルヴァーナさんと"アメリカの危険なオーバルレースには参戦しない"と約束していたことを明かしていたのだが、その約束は忘れてしまったのだろうか?

「それは正しいね。解決するべき重要な問題だ」と返答するバリチェロは、こう続けている。

「でも、それを考える前にまず、マシンを知る必要がある。シーズン中にもドライブする可能性はあるけど、オーバルはわからない」

もし今後のキャリアについて息子たちの意見を参考にするとしたら、バリチェロはIRLとすぐにでも契約をすることになりそうだ。

「息子たちは、父親がレースを続けるという考えに飛び上がって喜んでいるんだ。そのことだけを考えるなら、レースをするよ」

それでも、バリチェロとしてはF1残留を最優先に考えているという。

「F1で20年目のシーズンを過ごすという夢はまだ捨てていない。どうなるかわからないからね」

「いろいろな理由により、事態が変わることだってある。速さと経験を誰かが求めてくれるかもしれない。キミ・ライコネンやミハエル・シューマッハは復帰したんだから、僕ができない理由はないさ」

「ウィリアムズを離脱した理由は、単にドライブするかどうかという問題じゃないんだ」

「フランク(ウィリアムズ卿)と個人的に電話をしたんだけど、別のドライバーと契約することを決断したと言われた。ウィリアムズには資金の問題があることは知られているし、彼らとしては必要な事柄につながる選択肢を選ぶ必要があったからね」

「そのことは理解できるよ」

「ブルーノ(セナ)からも電話をもらったよ。動揺していたけど、僕たちは友人なんだから気にするなって言ったんだ。彼がベストを尽くすことを願っている。僕と問題があったのはウィリアムズであって、彼ではないんだからね」

「経験が少ない彼ら(ブルーノとパストール・マルドナド)がどのようにマシンの問題を解決していけるのか見てみようじゃないか。でもエンジニアたちによれば、今年のマシンは昨年よりも優れているみたいだ」

「もし資金を確保できれば、ウィリアムズは開発を実行できるだろう」

© ESPN Sports Media Ltd.