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もっとソフトなタイヤでも良かったとピレリ

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2012年11月17日 « ハミルトン、タフな予選を予想 | ベッテルのペースを気にしないバトン »
オースティンでは最もハード側のコンパウンドが選ばれた © Getty Images
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今週末のUS GPでソフトとスーパーソフトを持ち込むことも可能だったとピレリは考えている。しかしタイトルレースに影響を与えるリスクを避けるためにミディアムとハードを選んだのだと彼らは説明した。

気温の低さと滑りやすい路面によってドライバーたちは初日に苦戦を強いられた。だがデグラデーションやウエアのレベルが低いことから、日曜日のレースでは1ストップ作戦が主流となりそうだ。ピレリがコンパウンドを決定したのは2カ月前。だがチームらのタイヤマネジメントの進歩を見て後から考えると、シーズン最後の4戦では最もソフト側のタイヤでも良かったかもしれないと述べている。

「4戦ともソフトとスーパーソフトで良かったかもしれない」とモータースポーツダイレクターのポール・ヘンベリーは語った。「来年はまた違う。われわれはもっとアグレッシブに、コンパウンドのレンジを変更するからだ。だが今年のレンジならソフトとスーパーソフトで行けただろう」

「それには多くのファクターが関わっており、チーム側の製品のマネジメントという観点ではどうしてもターゲットが流動的になる。来年は今年のマシンが基になるし、ルールがあまり変わらないため、その点は改善するはずだ。そこにチャレンジを追加しようと思えば、(2013年の)アプローチにおいて少しアグレッシブにならなければいけない」

ヘンベリーは週末のレースで大半のチームが1ストップ作戦を選ぶだろうと考えている。

「デグラデーションはない。ホイールスピンを起こせばオーバーヒートの恐れはあるが、それはシーズンを通して管理してきたことで、彼らもコツをつかんでいる。それが要因になり得るかどうかを疑問に思っていたが、そうした様子は見られていない」

「ショルダーのウエアは最近のコースと同じ程度だ。タイヤの残りの部分は週末を通して持つだろうが、左フロントのショルダーにはウエアが起きる。まあそれでも1ストップだろうね」

来年はさらにソフトなレンジのコンパウンドを採用するというが、会社として決してレースリザルトに影響を与えることはしたくないとヘンベリーは語った。

「シーズンの決定的段階に差しかかっていることを考慮しなければならないし、われわれはレースの2カ月前に決断しなければいけないんだ」と彼は述べた。「確信できないことがあっても、シーズンの決戦という場面でアグレッシブになるべきだと思うかい? ジャーナリストに詰め寄られてピレリがチャンピオンシップを決めていると言われたくはない。だからデリケートなバランスが必要なんだ」

「当時の知識から言って、(われわれの判断は)正しかったと思う。来シーズンに向けてはこれらのサーキットいついて十分に理解できたし、マシンの方向性も前年と変わらないことが分かっているので、もう少しアグレッシブになれるだろう」

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