アメリカGP

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© Manuel Goria/Sutton Images
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マイアミのストリートサーキットでのレースが実現しようとしている中、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)のオーナーであるボビー・エプスタインは現在の契約が終了した後もUS GPを継続できるとの見通しを持っている。

オースティンにあるこのサーキットは2012年からF1グランプリを開催してきたが、今はアメリカの他の都市であるマイアミが10年契約を交渉中であり、来年からはこのマイアミとカレンダー上のスペースを共有する可能性があると見られている。COTAの現在の契約は2021年までのもので、これまでにいくつかの困難に直面してきたものの、1シーズンの中でも最も人気のあるレースに成長してきた。

エプスタインはこのレースに長きにわたる未来があると自信を持っている。

「われわれが継続を望むことは双方が予期していることだと思う。ルイス(ハミルトン/メルセデス)はここを世界で一番お気に入りの場所だと呼んだ。それがF1に役立った」

「アメリカに永続的なF1の拠点をつくることが常に両陣営のビジョンにあった。そのため、継続しなければ全体にとって落胆になるだろう。間違いなく契約の条項がそれを決めることになる」

「われわれはまだ、独自の意味合いや課題を含むバーニー・エクレストンとの契約を解決しようと取り組んでいる。F1のマネジメントとCOTAの双方はこれらの契約が含む、促進因子からくる課題を解決しようとしているのだ。カスタマーの希望は常に、製品の価格が時の進むにつれて安くなることだ」

マイアミのレースはUS GPとメキシコGPのダブルヘッダーと同時期に組み込まれることになりそうだ。以前、エプスタインはメキシコとの日程の近さからファンベースが分散されることへの懸念を表明していた。

しかしながら、エプスタインはCOTAがマイアミのレースと共存できると考えている。

「わたしたちがメキシコとの初めの数年で経験したように、マイアミも何年かは自分たちの大きな課題に直面することになる。F1ファンをめぐって競争がある。それぞれは全く異なる経験であり、別のイベントだ。マイアミは素晴らしい景観とテレビ映像を生み出し、多くの目標を達成するだろう」

「一定の時間内でわれわれは週末を通したファンの体験を作り出さなければならなかった。オースティンにはいくらかの経験があり、コース内外で素晴らしい体験を生み出すだけの大きな街であると同時に、F1がここへやってきたときに人々がそれを受け入れ、街中が染まるだけの小さな街でもある。したがって、マイアミの体験は別物だと思うが、両者がうまく共存することは可能だと思う。最初の数年は自分たちが勝負するために真のプレッシャーがかかるだろう」

マイアミのレースはリバティ・メディアがアメリカにおけるF1人気を高めるための試みの一つであり、エプスタインは短期的な痛みは全て長期的に見たときにアメリカにおけるファンベースの拡大につながると認識している。

「これはファンだけではなく、スポンサーや2つのイベントを活性化させる人々の問題でもある。両者がカレンダー上の同じ時期を共有するための時間が必ずしもあるわけではない。F1のロジスティックの面で、それは十分に理解できる。プロモーターにとっては好ましくない・・・実際好ましくない以下の話ではなるが!」

「ときに競争はとても良いものであり、苦痛に満ちたものになるときもある。だが、アメリカでのF1観客数が成長するにつれ、問題は小さくなっていくだろう」

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