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タイムペナルティがリザルトに影響

M.S.
2016年10月27日 « マッサ、2017年のレース・オブ・チャンピオンズに参戦 | クビアトの累積が最多タイの7点に »
© Mark Sutton/Sutton Images
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多数のインシデントが審議対象となったシーズン第18戦US GP決勝では、2名のドライバーにタイムペナルティが科された。

初日と2日目を合わせてもセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のピットエントリーに関するルール抵触とメルセデスの"消灯令"違反の2件しか取り沙汰されなかったのとは対照的に、US GPの決勝レースでは多くの件について審議が行われている。

おとがめなしで済んだドライバーが複数いる一方、10秒のタイムペナルティを科されたダニール・クビアト(トロ・ロッソ)は中団から最後尾に下がることを強いられた。

ルノーのケビン・マグヌッセンは終盤のクビアトとの競り合いが問題になり、レース後に審議が行われた結果、ペナルティとしてレースタイムに5秒加算されて11位から12位に下がっている。これを受け、12位でチェッカーフラッグを受けたクビアトの最終的なリザルトは11位となった。

また、フェラーリのキミ・ライコネンはピットに入った際に右リアタイヤが適切に装着されないままリリースされるというアクシデントが発生し、ピットレーンを出たところでストップ。良くも悪くもポジションが変わる要素のない状況から一転、リタイアを喫している。安全性に欠けるリリースには厳しいペナルティが科される傾向があるものの、今回はライコネンがリタイアしていることを踏まえ、チームへの罰金で決着した。

その他を含め、US GPの週末を通してスチュワードが審議・裁定したインシデントおよびペナルティは以下の通り。

US GP初日:10月21日(金)

(フリー走行1回目はペナルティなし)

【フリー走行2回目】

◆セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
違反内容:ピットレーンエントリーでボラードの左側を維持せず、FIA国際スポーティングコード第12章1条1項1(i)に違反
裁定:戒告(ベッテルが2106年シーズンに戒告処分を受けるのは1回目)
裁定理由:当該ドライバーがレースディレクターのグランプリノート(6.2)で要請されているように、ピットエントリーに設置されたボラードの左側を維持するのを怠ったため。

US GP2日目:10月22日(土)

◆メルセデス
昨晩、メルセデスAMGペトロナスF1チームのマシンオペレーションに携わるメンバーが、土曜フリー走行開始予定時刻の11時間前にあたる10月21日23時に始まり、同開始予定時刻の3時間前である10月22日7時に終了する8時間のピリオド中にサーキット範囲内に立ち入った。

メルセデスAMGペトロナスF1チームにとってこれが2016年F1選手権シーズンに2回許容される例外のうち1回目にあたるため、本件に対する措置は取られない。

(土曜フリー走行および予選はペナルティなし)

US GP決勝:10月23日(日)

【決勝】

◆エステバン・オコン(マノー)
審議内容:ターン15で他車にコースオフを強いた疑い、FIA F1スポーティングレギュレーション第38条1項1に定義されているインシデントへの関与容疑
裁定:おとがめなし
裁定理由:カーナンバー31(オコン)がレーシングライン上にあり、カーナンバー12(フェリペ・ナッサー/ザウバー)がターン15で接触を避けるべくコース外に動いたため。

◆ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
審議内容:ターン15でカーナンバー77(バルテリ・ボッタス/ウィリアムズ)との接触を引き起こした疑い、FIA F1スポーティングレギュレーション第38条1項1に定義されているインシデントへの関与容疑
裁定:おとがめなし
裁定理由:証拠を調べたスチュワードは、いずれのドライバーにもこの接触について完全なる、もしくは主たる責任はないと結論づけた。

◆ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)
違反内容:ターン11でカーナンバー11(ケビン・マグヌッセン/ルノー)と接触、FIA F1スポーティングレギュレーション第38条1項に定義されているインシデントへの関与
裁定:10秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)
裁定理由:カーナンバー26(クビアト)がターン11のブレーキングゾーンでカーナンバー11のリアに接触したため。

クビアトの累積ペナルティポイント:7ポイント(2016年10月23日時点)

◆キミ・ライコネン(フェラーリ)
違反内容:安全性に欠けるリリース、FIA F1スポーティングレギュレーション第28条13項(c)に違反
裁定:フェラーリに罰金5,000ユーロ(約56万8,000円)
裁定理由:当該マシンはメカニック全員がホイール装着作業を適切に完了する前にリリースされた。同マシンが完走しなかったため、罰金が適用された。

◆フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
審議内容:ターン15でカーナンバー19(フェリペ・マッサ/ウィリアムズ)との接触を引き起こした疑い、FIA F1スポーティングレギュレーション第38条1項1に定義されているインシデントへの関与容疑
裁定:おとがめなし
裁定理由:証拠を調べたスチュワードは、いずれのドライバーにもこの接触について完全なる、もしくは主たる責任はないと結論づけた。

◆ケビン・マグヌッセン(ルノー)
違反内容:ターン12でコースを離れて持続的なアドバンテージを獲得、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条4項に定義されているインシデントへの関与
裁定:第38条3に則るレース後のタイムペナルティ5秒、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)
裁定理由:カーナンバー20(マグヌッセン)がターン12でコースを離れてカーナンバー26(ダニール・クビアト/トロ・ロッソ)をオーバーテイクしたため。

マグヌッセンの累積ペナルティポイント:4ポイント(2016年10月23日時点)

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