アメリカGP

/ News

  • US GP

2014年第17戦ドライバーコメント決勝

Jim / Me / M.S.
2014年11月3日 « 警戒すべきはマクラーレンだとアロンソ | 3ストップは仕方なかったとライコネン »
オースティンでキャリア通算32勝目を挙げたハミルトン © Sutton Images
拡大

現地時間2日(日)、アメリカ・テキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズでシーズン第17戦US GP決勝レースが開催された。

ケータハムとマルシャの2チームが欠場した今回のレースは好スタートを決めたメルセデスの2台が激しいトップ争いを繰り広げ、ポールシッターのニコ・ロズベルグをコース上でオーバーテイクしたルイス・ハミルトンが逆転優勝。ポジションを取り戻せなかったロズベルグは2位でチェッカーを受け、レッドブルのダニエル・リカルドが3位表彰台に上った。

9番目にチェッカーを受けたジャン-エリック・ベルヌ(トロ・ロッソ)はレース終盤に他車をコース外に押し出した責任を問われ、レース終了後に5秒のタイムペナルティを受けて最終結果は10位に。また、オープニングラップでエイドリアン・スーティル(ザウバー)をリタイアに追い込んだセルジオ・ペレス(フォース・インディア)には次戦ブラジルGPでの7グリッド降格ペナルティが下されている。

レースを終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル(7位)

「レースの前半はあまり良くなかった。後半は少し活気づいて、僕らはレース終盤のピットストップで少し巻き返すことができた。残り数ラップで新品タイヤを使うことにしたんだ。おかげで他の人たちが古いタイヤで苦しんでいるときに有利になり、ペースも良くなった。ローダウンフォースのセットアップはパッシングには良かったけど、前に近づくのは難しかった」

ダニエル・リカルド(3位)

「満足かな。最初のうちはメルセデスが見える位置にいて、すごくクールだった。彼らが流していたのかは分からないけど、僕らのペースは良かった。ウィリアムズを抜いてポディウムに上がれてすごくうれしい。スタートがあまり良くなかったのは僕の責任さ、白状する。でも、うまくリカバリーできたからそんなに損はしていない。ピットストップは本当に良かった。レッドブルはピットがすごいことで知られているけど、今日はそれを見せることができた」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「スタートこそ悪かったが、ダニエルのリカバリーは素晴らしかった。彼のオーバーテイクとピット作業によってわれわれはフェルナンドとウィリアムズ2台の前に戻り、ポディウムに上がった。本当にダニエルのドライブは見事だったよ。ピットレーンからスタートしたセバスチャンは風に苦しめられ、難しいファーストスティントを過ごした。彼のレースが勢いづいたのはセット目のタイヤになってからだ。その後、ラスト8周でソフトタイヤに最後の交換を行い、彼はピットレーンから7位フィニッシュを果たした。今日はチームの良いパフォーマンスが見られた」

メルセデス

ルイス・ハミルトン(1位)

「レースをするのになんて素晴らしい場所だ。最高のサポートだった。週末ずっと応援してくれたファンに大きな感謝を言わなきゃね。ここでトップを走れたことに本当に感謝している。こんなに素晴らしいクルマと素晴らしいチームがあって、そして最高の走りができたことはすごくスペシャルな気分だ。チームは今年ずっと信じられないほどの仕事をしてくれている。コースにいるみんなとファクトリーのみんなに心から感謝したい。予選の問題を修正できたのはうれしかった。できる限りハードにプッシュしたよ。オーバーテイクについては、ただできるだけニコに近づいておいて、インサイドに飛び込める瞬間が来るのを待っていた。ここは他のクルマに接近して走ることができるサーキットだけど、それでもイージーじゃないよ。こういう状況ではリスクを判断しなきゃならない。でも、やれる自信はあった。いったんニコをパスしてからはレースをコントロールするだけだった。F1でイギリス人ドライバー最多勝利記録保持者になったことはとても誇らしいよ。でも、こんなに早くその記録にたどり着けたのはチームと今年の僕らのクルマのおかげだ。シーズン10勝目だなんて、ワオ! としか言葉が出てこない」

ニコ・ロズベルグ(2位)

「僕にとってタフな1日だった。ポールからスタートしたのに2位フィニッシュだなんてひどい気分だ。コンディションが昨日とまったく違っていて、最初にリズムをつかむまでに時間がかかりすぎた。F1は適応能力の速さが全てだ。でも今日はあまりにも遅すぎた。ルイスにパスされて10周後にやっとうまくいって、プッシュできるようになったんだ。今日はルイスの方がいい仕事をしたんだから、彼を祝福するよ。どんどんタフになっているけど、タイトルのチャンスはまだあるし、全てが可能だ。僕は今までと同じように全開でプッシュし続ける。絶対にあきらめない」

クリスチャン・トト・ウォルフ(ビジネス部門エグゼクティブディレクター)

「今日、2014年のドライバーズタイトルはメルセデス・ベンツのドライバーだけが勝ち得ることが保証された。アブダビでトップに立つのがルイスであろうとニコ(ロズベルグ)であろうと、チーム全体にとってはとてつもない偉業である。両ドライバーとも本当に力強いレースだった。どちらも勝つだけのペースがあったが、第2スティントの序盤が決め手となり、プライムタイヤを履いてひどいアンダーステアに苦悩していたニコにルイスが追いつき、24周目にオーバーテイクを決めている。それ以降は2台ともかなり匹敵した速さを維持し、チームにとって10回目となる1-2フィニッシュを達成できたことは最高だ。これで過去最高タイ記録。この結果が今年のチーム全員のとてつもない仕事ぶりを示している。今はブラジルとアブダビで競技的にも信頼性的にも、2回のクリーンなレースを戦えるように集中して取り組んでいかなければならない」

パディ・ロウ(テクニカル部門エグゼクティブディレクター)

「今日のレースの決定的瞬間は最初のピットストップを終えてからの数周だ。プライムタイヤを履いたニコはアンダーステアに苦しみ、2台のマシンにはペース差があった。そのため、ルイスはニコとのギャップを縮められ、DRSのアドバンテージを生かしつつ、ターン12にかけてクリーンなオーバーテイクを仕掛けた。両ドライバーとも各スティントで十分にタイヤを持たせる必要があったため、チャレンジングな状況に対応しなければならなかったが、チェッカーまで終始、強力なペースで走り続け、素晴らしい仕事を果たしている。終盤には2人がバトルを繰り広げる(周回遅れの)騒々しい集団に追いつき、ヒヤリとする場面もあったものの、2人ともシーズン10回目の1-2フィニッシュを達成するべく、周回遅れのマシンにしっかりと対処した。この結果は2014年に偉業を成し遂げたチームにとって最高の称賛だ。シーズンを通して見てきたように、ほんの小さなマージンが1位と2位の違いを生む。ニコとルイスがこれだけ激しい競争の中で最初から最後までバトルを続けられたことがとてもうれしい。今日のわれわれは節目となる数字に到達したが、個人的なレベルで言えば、ルイスがイギリス人ドライバーの優勝記録を塗り替えたことが最も重要なこと。私はこれまでの記録保持者であるナイジェル・マンセルが最も活躍した1990年代初旬に、彼と密接に仕事をしていた。彼も最高に勇猛なレーシングドライバーだったが、ルイスが今日のレースで新記録を打ち立てたことはとてもスペシャルだ」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ(6位)

「今日はだいたい予想通りの展開だった。僕らの前のクルマはとても速く、スタート直後からあっという間に見えなくなった。いいスタートを決めた後はコンストラクター選手権をにらんで6位を守ることを考えた。マクラーレン勢の前でフィニッシュすることが重要だったんだ。戦略は考えられるベストなもので、最初のストップのタイミングは良かった。2回目についてはできるだけ引き延ばしてからソフトに変え、速く走るつもりだった。今シーズンはすごく困難だった。これからのファイナルレースではクルマのパフォーマンスに関係なく、自分にできる最善を尽くしてポイントを取り、チームを助けたい」

キミ・ライコネン(13位)

「すごく難しい週末で今日のレースでも最大限を出すことはできなかった。最初のストップまではクルマの動きが良かったけど、ミディアムに変えてからはデグラデーションが予想よりも多くてトリッキーな状況になってしまった。グリップが足りず、数ラップ後にはフロントエンドに問題が出始めた。あらゆる方法でタイヤをセーブしようとしたよ。一部の場所ではスローダウンしてコーナーにターンインしたけど、それでも予定より早くソフトに変えなければいけなくなった。そのために終盤に3回目のストップを強いられた。引き続き問題を解決できるように努力する。簡単じゃないけど、最終戦まで僕らはあきらめない」

マルコ・マッティアッチ(チーム代表)

「今週はいろいろと報じられていたので、満員のグランドスタンドを見られて本当にうれしい。アメリカの人々の反応は励みになる兆候であり、われわれがF1の存在を強化したいと願う国でF1に対する関心がいかに高まっているかを示している。フェラーリにはトップを争う力があったものの、自分たちのファンに良い結果をプレゼントできなかったことは残念だ。フェルナンドに関してはスタートのポジションを維持できたが、キミはいろいろと問題を抱えた。彼にもっと良いマシンを与えられるよう、それらの問題についてはチームとして解決に努めている。コース上で多くのことを学びつつ、拠点では自分たちのゴールにできるだけ早く到達できるよう休むことなく取り組んでいる」

パット・フライ(シャシーディレクター)

「今日は両ドライバーとも路面が汚れた方のグリッドだったものの、スタートがとてもうまくいき、マシンの長所をいかんなく発揮できていたと思う。セーフティカーが導入されたとき、ピットには入れないことを決めたが、ストップする集団のトラフィックに対応しなければならなくなることは分かっていた。フェルナンドはポジションを維持することができたが、それでも、前方のマシンについていくペースが足りなかったのは残念だ。また、キミのマシンはペレスとの接触により左リアにダメージを負っているかもしれない。残念ながら第2スティントはトラフィックにはまってしまい、デグラデーションがひどくなった結果、もう一度ストップせざるを得なかった。テレメトリーのデータをざっと見たところでは何もなかったものの、マシンが戻ってきたら何がダメだったのかを調べていく。キミもフェルナンドもミディアムのパフォーマンスが予想していたほど良くなかったので、最初のストップ後に上位勢とのギャップが開き始めた。今回も難しいレースだったとはいえ、今は数日後に挑むことになるシーズン最後から2番目のレース、ブラジルに焦点を当てる」

ロータス

ロマン・グロージャン(11位)

「本当にいいレースを満喫できた。ソフトタイヤを履いたときにはマシンが速くて、フェラーリについていけた。プライムでは少し厳しかったけど、それでも楽しめた。JB(バトン/マクラーレン)とのバトルはものすごくタイトだけど、間違いなく楽しかったよ。ジャン-エリック(ベルヌ/トロ・ロッソ)とは、そうはいかなかったね。彼が僕のフロントウイングとリアのフロアを壊し、そこからはドライブがかなり難しかった。このインシデントで8位を失ったから不満さ。プラスの面としては、パストールがもう一度ポイントをとれた。僕もそこにいられなかったのが、とにかく残念」

パストール・マルドナド(9位)

「最初からものすごいバトルだった。それはいい感覚だし、いい戦略でマシンは驚くほど良かった! 僕らはペースを維持してタイヤを管理することに全力で集中した。低速コーナーでは遅れていたけれど、中速や高速のコーナーでは最初のセクターから最後まで通してとてもコンペティティブだった。だからこそスローコーナーでのタイムロスを取り戻し、集団の中にいられた。僕らのスピード的にオーバーテイクは難しくて、それでも他のマシンとポジション争いができたのは最高。これをキープしていこう。これから2レースでもいい仕事ができるはずだよ」

フェデリコ・ガスタルディ(副チーム代表)

「われわれの両ドライバー、そしてガレージの全員が素晴らしいレースをした。それはシーズンを通して粘り強い仕事をしているエンストンの皆のおかげだ。パストールとロマンは本当に優れたドライブをもって、コース上で彼らの力を示した。パストールがついに得点できたのは素晴らしく、われわれすべてがそれを望んでいた。2014年にはあと2戦あり、その両方でできるかぎり最高の結果を出したい」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「今日はフェラーリやマクラーレンと再びバトルすることができ、2台ともポイント圏内を走っていた。タイヤがカギで、デグラデーションはレースのどの段階にあるかによって異なっていたが、われわれはここに配分されたタイヤをうまく管理できたようだ。ペースは良く、十分にマクラーレンやトロ・ロッソのペースに匹敵していた。すべては全員の努力のたまものだ。来週末のブラジルでも同じタイヤの組み合わせを使用するので、引き続き同じことができるだろう」

マクラーレン

ジェンソン・バトン(12位)

「今日はただずるずる後退していっただけ。唯一楽しかったのはフェルナンドとのバトルだ。でも、それ以外はずっとさえなかった。今日みたいにダメージがあるほど僕らのクルマがタイヤデグラデーションに苦しむことは珍しいんだ。特に今日はリアの問題がひどかった。表面温度はすごく熱くなっているのに、コアの温度は下がっていた。そのためにスリップするし、スライドしてばかりで、僕は本当に周囲のドライバーと比べて苦しんでいた。ブラジルはもう少し僕らに合っているといいな」

ケビン・マグヌッセン(8位)

「8位はファンタスティックなリザルトとはいかないけど、正直、今日はこれ以上をクルマから出すことはできなかったと思う。ジェンソンが最後にポイント圏外に落ちてしまったのは残念。たぶんタイヤがなくなってしまったんだろう。僕は少しだけ前にいて、他のクルマに追いかけられずに済んで運が良かった。だから幸いにも、あまり失わずに済んだんだ。今日の結果にあまり文句は言えないけど、チームにとってはあまりいい週末じゃなかった。でも、これからブラジルに直行してわずかな期間で次のグランプリが控えている。インテルラゴスで走るのは本当に楽しみなんだ。ファンタスティックなコースみたいだし、そこではもっといい週末にしたい」

エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「ケビンの8位フィニッシュによって、わずか4点のコンストラクターズ選手権ポイントだけでオースティンを去ることになり、非常にがっかりしている。レースの大半はケビンもジェンソンも追い抜かれる一方で、両ドライバーとも適切なグリップレベルに足らない難しい環境ながら勇敢に戦い、本当によくがんばってくれたと思う。レース終盤にかけて、タイヤの摩耗をとてもうまくケアしたケビンは8番手に浮上することができたが、その頃のジェンソンはタイヤのデグラデーションがひどく手こずっていた。特にリアの状態がひどかったため、最後の数周はより新しいラバーを履く他のマシンからのオーバーテイクを防げなかった。その結果、12位に終わってしまったので彼の失望は理解できる。今日の時点でコンストラクターズ選手権の順位は5位だ。フォース・インディアには24点差をつけ、フェラーリには49ポイントのギャップを築かれている。ここからブラジルのサンパウロに飛ぶ。F1界でも最も偉大なサーキットであるインテルラゴスのレースへの挑戦を楽しみにしている。そして、その2週間後にはアブダビだ。フォース・インディアに対するコンストラクターズ選手権のアドバンテージを強化しつつ、フェラーリを上回って4位の座を手に入れることもあきらめていない。決して簡単なことではないが、われわれが絶対に最後まであきらめないことは確かだ」

フォース・インディア

ニコ・ヒュルケンベルグ(リタイア)

「残念ながら僕のレースは早い段階で終わってしまった。ドライブを失ってパワーがなくなってしまったから、チームからクルマを止めるよう指示された。それ以前もあまり楽なレースじゃなく、1周目はすごく難しかった。セルジオとエイドリアン(スーティル)がクラッシュしたときに僕はすぐ後ろにいて、セルジオのフロントウイングがちょうど僕のクルマの前に落ちてきたんだ。それを踏んでしまって、クルマとタイヤにダメージがあった。ピットに飛び込んで大きく順位を落とした。その後はマクラーレン勢の後ろを走っていて、同じようにレースの最後でソフトを履く戦略だった。レースをリタイアで終えるのはいつもガッカリだけど、幸いなことに7日後に次のレースがあるから、またすぐにクルマに乗れる。サンパウロは大好きなレースの一つ。そこではもっといい週末を過ごしたいね」

セルジオ・ペレス(リタイア)

「今日の出来事は本当に不運だ。エイドリアンがドアを開けたとき、僕はインサイドに飛び込んで彼に仕掛けたんだ。そうしたらエイドリアンがドアを閉じ始めて、僕は彼より遅くブレーキをかけなければいけなかった。そうすることでキミ(ライコネン)との接触を避けられなくなり、エイドリアンとも接触してしまった。キミがあの位置にいるとは予想していなかったんだ。すごく残念だよ。連続入賞を続ける大きなチャンスだったし、この重要なレースでいいところを見せようと思っていたのにな。今週末、僕を応援に来てくれたファンのみんなに本当に申し訳ない。記憶に残るレースを見せてあげられず、ガッカリだ」

ビジェイ・マルヤ(チーム代表兼マネジングディレクター)

「サハラ・フォース・インディアにとって非常に残念な日だった。今季はここまでとても良いレベルの信頼性と一貫性を保ってきたので、2台ともフィニッシュできないこんな日があるというのは少々驚きだ。チェコのレースは非常に短く終わってしまったが、彼はリタイア前にすでにポイント圏内に入っていたので残念でならない。彼には良いリザルトを持ち帰るペースがあった。もしかしたらポジションを上げることに熱くなりすぎたのかもしれない。ニコはクラッシュのデブリを避けられなかったのでピットに入らねばならなかった。だが、彼はポイント争いをしていたはずだと確信している。残念ながら彼はエンジントラブルによってレースから除外されてしまった。それについてはパワーユニットがイギリスに戻ったら調査する。今日のリザルトによってチャンピオンシップの5番手争いは難しくなったが、われわれは最後の最後まで戦い続ける。まだ2レースあり、1つはダブルポイントだ。今日は誰にでも不運な週末はあるものだということを証明した」

ザウバー

エイドリアン・スーティル(リタイア)

「残念だけど、短いレースだった。スタートをうまく決めて、期待できるポジションにいたんだ。悲しいことにセルジオ(ペレス/フォース・インディア)が僕のマシンにぶつかってきた。完全にいらない動きだったよね。このせいでポイント獲得の最大のチャンスが失われたから、すごくガッカリしている」

エステバン・グティエレス(14位)

「セーフティカーが出た後はタイヤを機能させるのが難しかった。かなりのタイムを失ったんだ。レースの全ラップでプッシュしなければならないのはトリッキー。他のドライバーと同じように、タイヤを管理できなかったせいでキツイ状況だった。ベストを尽くして最後まで戦ったよ。これからはブラジルとアブダビに集中していくし、そこでは得点を上げるチャンスがあると信じている」

モニーシャ・カルテンボーン(チーム代表)

「有望な予選だっただけに、この結果は本当にがっかりでなりません。自分の責任がないところで他のドライバーによってリタイアを強いられたエイドリアンは特にそうでしょう。レース終盤の出来事を思えば、今日の可能性を考えてしまいます。エステバンはレース序盤にかなりタイムを失ってしまいました。これが起きた理由については分析しなければなりません」

ジャンパオロ・ダラーラ(トラックエンジニアリング責任者)

「結局のところ、今日はうまくいかないことだらけだった。エイドリアンは見事なスタートを決めて9番手を死守した。レースの出だしとしては素晴らしかったにもかかわらず、他のドライバーによって追い出されてしまったことが残念でならない。そのため、われわれはもう一台に集中するしかなかった。ただ、かなり後方にいたので戦略を変えることに決め、1周目の最後にセーフティカーが導入された際にピットに呼んでミディアムコンパウンドを履かせた。序盤に長めのスティントを走り、最後に良いポジションに着くためだ。しかし、とりわけ第1スティントのラップタイムが期待はずれだった。全体的にレースペースが悪かったと思う」

トロ・ロッソ

ジャン-エリック・ベルヌ(10位)

「エキサイティングなレースだったけれど、同時に難しいレースでもあった。終盤は何がなんでもポジションを上げたかったんだ。ロマン(グロージャン/ロータス)をオーバーテイクするチャンスを見つけて、仕掛けようと決めた。彼がドアを閉じたときには遅すぎた。結局のところこれはレースだし、可能な限り競争しなければならない。僕はバトルが好きだから楽しかったよ。ポイント圏内に入れたことは最高だね。あまり走れなくて厳しい週末だったことを思えばなおのこと。うまくやれるマシンがあるし、来週にブラジルでマシンに乗るまであまり長く待たなくていいのはうれしい。そこではもっとポイントを獲得できると期待している」

ダニール・クビアト(15位)

「今日の僕らには競争力があったし、ここオースティンでポイントを獲得するのにふさわしかった。終盤までファンタスティックなペースで、ライコネンをオーバーテイクしようとしたんだけれど、残念ながらバトルの中で左フロントタイヤにダメージを負ってしまった。あまりにもバイブレーションが激しくて、もう一度ピットストップしなくちゃならなかった。最高のレースになったかもしれないし、終盤に向けて何もかもが悪い方に行ってしまったのは残念だった。もっと良くはできなかっただろうけれど、時にはそういうこともある。ブラジルを楽しみにしているよ。もっといいリザルトをつかみたいね」

フランツ・トスト(チーム代表)

「金曜日のFP1はダニール・クビアトとマックス・フェルスタッペンが4番手と10番手につけ、オースティンのレース週末は順調な出だしだった。残念ながら土曜日の予選ではその流れが変わってしまい、パフォーマンス不足に苦しんだのでそれについては調査しなければならない。加えて、ダニールは7基目のパワーユニット(正確にはICE/内熱エンジン)に交換した関係で10グリッドの降格処分を受けたため、グリッド最後尾からのスタートを強いられた。両ドライバーともまずまず良いスタートを決め、とりわけジャン-エリックは12番手にポジションを上げている。セーフティカー導入中の速度違反が発覚し、5秒のタイムペナルティを受けたが、さらにレース後にはグロージャンへのオーバーテイクに関連して同じタイムペナルティを食らった。結果、今回のレースは10位に終わり、わずか1点の獲得にとどまった。ダニールについてはペースがとても良かったし、戦略もうまく機能していた。残念ながらライコネンをオーバーテイクする際に左フロントタイヤにダメージを負い、もう一度ピットに入らざるを得なかった。それがなければきっと7位あるいは8位の位置でフィニッシュすることも可能だったと思っている。とはいえ、チームはとても優れたパフォーマンスを披露したので、ブラジルとアブダビの次の2戦はチームに重要なポイントをもたらせるよう、今回のポジティブな面が生かせられればと願っている」

ウィリアムズ

フェリペ・マッサ(4位)

「すごくいいスタートを決めて3番手に上がり、レースを通していいペースを見せたけど、いつもより遅いピットストップによってリカルドに前に出られてしまったことで可能だったポディウムを失ってしまった。でも、こういうことは起きてしまうもの。チームは今シーズン、すごく高いレベルでピットストップをこなしているから、早く忘れて前に進もう。全体としてはポジティブな週末と考えないとね。コンストラクター選手権のライバルより多くのポイントを獲得したんだし、僕らにはシーズンのファイナル2戦に向けていい勢いがある」

バルテリ・ボッタス(5位)

「結果としてたくさんのポイントを取ってコンストラクター選手権3番手でフェラーリに対するリードを広げることができたけど、今日は学ぶべきことが多くあった。スタートでクラッチが滑ってしまって、最初のコーナーでリカルドにパスされてしまった。タイヤマネジメントもレッドブル勢の方がうまくて、いいペースで長く走れていた。そのためにピットストップで前に出られたリカルドに追いつくことが難しかった。今僕らは最大限のポイントを取ろうとしている。今回はブラジルに向けていい位置に立てる堅実なリザルトだった」

ロブ・スメドレー(パフォーマンスエンジニアリング責任者)

「スタートした場所から下がってしまったのでわずかにがっかりしているが、結局のところはわれわれよりもリカルドの方が速く、とても良いレースを走ったということだ。自分たちの戦略を分析する必要がある。ピットストップの選択がレッドブルの表彰台を可能にしたわけだから、別の方法がなかったかを判断し、次回は修正できるようにしていく。われわれはコンストラクターズ選手権3位を死守することに集中しているので、(同ランキング4位の)フェラーリに対するリードを広げられたことには満足すべきだろう。今回も強力なパフォーマンスだったので、チームの皆がよくがんばってくれた」

マルシャ

【欠場】

ケータハム

【欠場】

© ESPN Sports Media Ltd.