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ボイコットを否定したロータス

Jim
2014年11月1日 « ソチほど速くはなさそう、とバトン | スージー、ウィリアムズとの契約延長へ »
© Sutton Images
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ロータス、フォース・インディア、ザウバーが今週末のUS GPをボイコットする可能性があると報じられたことについて、チーム代表らが否定した。

前戦ロシアGP以降、ケータハムとマルシャが相次いで破綻したことを受け、F1の中位グループに属するチームらはF1の方向性に満足していないことを明言していた。とりわけザウバーとフォース・インディアは一貫してF1の運営方法を変更すべきだと主張しており、そのアイデアは予算制限から賞金分配まで多岐にわたる。

F1の持てる者と持たざる者の分裂はF1ストラテジーグループの発展によって悪化している。F1の将来の基盤を考案するために存在する同グループにはフェラーリ、メルセデス、レッドブル、マクラーレン、ウィリアムズ、ロータスの6チームだけがメンバーとして名を連ね、フォース・インディア、ザウバー、マルシャ、ケータハムは入っていない。トロ・ロッソも後者に該当するが、レッドブルのジュニアチームである。

ボイコットすればシーズン末に分配される賞金が受け取れなくなる可能性があるため、ロータス、フォース・インディア、ザウバーにとって究極の最終手段と言える。また、F1にとってはアメリカ市場開拓の野望に大きな打撃を与えることにもなる。2005年アメリカGPではミシュランタイヤを使用していたチームが安全性に懸念があるとしてフォーメーションラップのみで撤収した過去がある。

『The Times(ザ・タイムズ)』は匿名のチーム首脳の談話として、ボイコットは「可能性として半々だ(中略)他に何がある? 小規模チームは何カ月も不満を漏らしていたし、こうなるかもしれないと警告もしていたが、誰も聞く耳を持たなかった」と伝えた。

しかし、ロータスは『Twitter(ツイッター)』の公式アカウントを通じて潜在的なボイコットに参加することはないとすぐさま否定しており、今回の脅威は威嚇射撃以上のものではないようだ。

ロータスは「疑いようなく、私たちは日曜日にレースをする。だからこそ、ここにいるのだ」とツイートしている。

さらに、ロータス代表のジェラルド・ロペスは『Reuters(ロイター通信)』と『Press Association Sport(スポーツ通信協会)』に対し、「たった今、その話を聞いたところだ。そして、私の答えはノーだ。まったくもって理解できない。少々驚いたと言わざるを得ない。(他のチームとは)キャッシュの分配についてなど話し合っているが、それだけだ」と主張した。

「これについては知らない。むしろ、どこから来たのかさえ分からない」

一方で、フォース・インディアのボブ・ファーンリーは目下、舞台裏で動く政治的な話題に慎重だった。

「今は2チームがいなくなり、商業権保有者は来年に14台になる可能性を考えているのではないかと思う。彼らは何台失いたいのか?」とロイター通信に語ったファーンリーは「彼(バーニー・エクレストン)は来年14台になる可能性を考えている。つまり、チームをビジネスから排除しようとするのなら、どういうつもりなのか、というのが問題だろう。何だっていうのだ?」と付け加えた。

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