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2013年第18戦ドライバーコメント予選

Jim / Me / M.S.
2013年11月17日 « 途方に暮れるマッサ | ハミルトン、ベッテルを負かすには「奇跡」が必要 »
オースティンで予選トップ3に入ったベッテル、ウェバー、グロージャン © Sutton Images
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ハプニング続きの初日となったシーズン第18戦US GPがグランプリ2日目を迎えた16日(土)、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で土曜フリー走行と予選の各セッションが行われた。

アメリカに渡ってなおレッドブルが速さを示し、ポールポジションは4連覇王者のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が獲得。フロントローには相棒のマーク・ウェバーが並ぶ。予選3番手のタイムを記録したのはロータスのロマン・グロージャンだった。

なお、マクラーレンのジェンソン・バトンは初日のフリー走行で赤旗が掲示された際、他車をオーバーテイクしたため3グリッド降格処分を受けている。またケータハムのシャルル・ピックは予定外のギアボックス交換により5グリッド降格ペナルティを科せられた。

予選を終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル
土曜フリー走行:1番手
予選:1番手

「2台でフロントローに並べるなんてチームにとっては素晴らしいことだ。午前中より風がかなり強くなって、トリッキーなセッションだった。クルマの挙動に影響があるし、コーナーがかなり難しくなる。Q3の最初の走行にはあまり満足できなかったけど、最後は十分に手堅い走りができたと思う。マークとは接戦だった。彼はこの週末どんどん近づいてくる感じで、前に出られたのは運が良かったよ。彼の最後のアタックはミスがあったんじゃないかな。ポールポジションが取れてすごくハッピー。この場所もサーキットも好きだから、明日が楽しみだよ。クリーンな側からスタートすることは大事だし、ベストを尽くしたい」

マーク・ウェバー
土曜フリー走行:2番手
予選:2番手

「Q3の2回目の走行ではやり切ったという感覚はなかった。僕ら(ベッテルとウェバー)は2人とも2セットのミディアムで2回アタックするチャンスがあった。最後のラップの前半はすごく良くて満足していたんだけど、ターン19と20がうまくいかなかった。そこがQ3の最初のアタックと同じだったら、たぶん足りていたと思う。あと少しタイムを引き出したかったんだ。でもこのコンディションではクルマに負荷をかけすぎてしまうのは簡単だ。ベストを尽くしたと納得できる時もあるけど、今日は欲しかったものが指の間をすり抜けていった気分だ。セブ(ベッテル)はよくやったよ。彼は3つのセクターをすべてまとめ、僕は2.5しかまとめられなかった。最終セクターですべてを失った。決して満足はできないけど、2番手でも僕はうれしいよ」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「両ドライバーによる見応えあるパフォーマンスで、本当にエキサイティングなQ3だった。マークとセバスチャンが交互にセクター最速を塗り替え、最後はごくわずかな差でセバスチャンがポールを獲得。マークはその横に並び、チームとしてフロントローを独占できた。素晴らしいチームパフォーマンスだったし、うれしい40歳の誕生日プレゼントだ!」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:11番手
予選:6番手

「今日の予選リザルトにはまずまず満足だ。今週末はずっと、Q1でさえいろいろ問題があったから、Q3まで行けるとは思っていなかったんだ。路面温度が10度変わるだけでどれほどの変化があるのかが分かったと思う。ここではタイヤを働かせるのにすごく苦労している。特に気温の低い午前中のセッションではそれが顕著だ。明日は日差しが期待できるようだし、午後のペースを見る限り、いいレースができそうだ。表彰台まで行けたらうれしいけど、僕の一番の狙いはチームがコンストラクター選手権で2位になる手助けをすること。そのためにはメルセデスを倒す必要がある。スタートで前に出られれば理想的だね。そうすれば残りのレース展開で有利になる。もちろん簡単ではないよ。オースティンのグリッドのダーティ側は1年で一番ひどいから」

フェリペ・マッサ
土曜フリー走行:17番手
予選:15番手

「すごく難しい予選だった。昨日の午後からきちんとクルマをドライブできていないんだ。何かが機能していなくて、その原因を見つけられずにいる。特定の問題があるとは考えていないけど、フロントもリアもとにかくグリップが乏しい。その上どちらのコンパウンドでも速くない。変な感じだよ。フェルナンドは比較的クルマとタイヤのパッケージに適応できているのに、どうして僕に同じことができないんだろう。このコースはすごく好きなのに。これほど苦戦するなんて思わなかった。明日に向けて解決策を見つけなければいけない。どんなに難しいレースでも、僕らはポジションを上げるために全力を尽くす必要がある。コンストラクターズランキングのために貴重なポイントを持ち帰らなければいけないからね」

パット・フライ(シャシーディレクター)

「今日の予選結果は別として、今週末がどんな具合なのか説明するのは難しい。今日までのパフォーマンスは一連の気まぐれさに影響を受けており、レッドブルを除けば、あとのチームはいつも以上にマシンの挙動を理解するのに厳しい要求をつきつけられていたのではないだろうか。今回のレースに使うコンパウンドの挙動を理解し、セットアップを煮詰めていく際には変化の激しい天候やさまざまなグリップレベルもチャレンジの上乗せとなった。Q3に進めなかったフェリペには申し訳なく思う。彼はベストを尽くしてくれたが、適切な感触を得るのに苦労しており、その原因は主にグリップ不足にあった。フェルナンドはもう少しうまく順応していたので、彼が今回の非常に難しい週末で成し遂げた結果は彼の優れた才能に所以するものだ。もちろんわれわれの目標は6番手より上位だったが、3番手とのギャップを縮められたことはシーズン終盤戦に全力を尽くしてくれているチームの全員にとって素晴らしい後押しになる」

マクラーレン

ジェンソン・バトン
土曜フリー走行:6番手
予選:13番手

「何が起きたのか分からない。バランスもグリップも見いだせなかった。ペースがとにかくない。苦しいよ。特にここまでの週末はずっと調子が良さそうだっただけにね。ただ、こうなったのは初めてではないけれど、予選で僕らのペースがなくなってしまった理由が分からない。関係していたかもしれないとは思うけど、必ずしも天気やコンディションが理由とは限らないと思う。他のドライバーは対応できていたみたいだし。調べてみる。でもおかしいよね。Q1ではバルテリ(ボッタス)が最速だったのに、彼のチームメイトはQ2にさえ進めていない。僕は3グリッド降格処分を受けるからスタートは16番手だ。後方からのスタートになるだけじゃなく、グリッドが汚れている方になっちゃうから理想的ではない」

セルジオ・ペレス
土曜フリー走行:8番手
予選:7番手

「もちろんうれしいけれど、前のマシンとすごく接近しているときにはもっと良くなりたいと願うものさ。そういう意味で、僕は少しガッカリしている。だけど、予選が始まる前に誰かが僕は7番手になるって言っていれば、それで我慢していたろうね。予選にはただリラックスすると同時に集中して臨むことができた。結局のところ、僕はレーシングドライバーなんだ。僕は人生のすべてでそれをやってきた。いったんマシンに乗れば、自分自身のパフォーマンスに集中する以外はすべてを忘れられる。明日は僕の地元の人たちの前でレースすることになる。それがすごく誇らしいよ。グリッドのクリーンな方からスタートできるから、いい蹴り出しが決められるように願っているし、すべてのメキシコファンの前で素晴らしいショーを披露したい」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「チェコ(ペレス)は今日のオースティンで行われた予選を7番手で終える素晴らしい仕事をしてくれた。彼ならきっと予選の好調を明日のレースで好結果につなげたいと切望しているはずだ。ジェンソンはマシンバランスに苦しみ、とても風が強かったことも助けにならなかった。3グリッド降格処分があるとはいえ、これまでに彼が見せてきた素晴らしい努力と同じように、明日は後方グリッドから巻き返すことを決意しているだろう。いい忘れたが、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは2013年US GPを最高のイベントにするべく、自分たちの為すべきことを果たせるよう願っている。アメリカにおけるF1は他国に比べてまだそれほど大きくないかもしれないが、オースティンに集いしファンが熱心で知識の高い人たちであることは疑いようがなく、われわれがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで目にする見事な秩序は彼らのエンターテインメントと楽しみへの優れたパイプだと思う」

ロータス

ヘイキ・コバライネン
土曜フリー走行:13番手
予選:8番手

「昨日の段階でクルマがいいのは分かっていたけど、予選で特に目標は決めていなかった。午後は昨日より低くなった気温で少し苦しんだから、今日はほぼ自分にできるベストをやり尽くしたと思う。トップ10に入れたし、全体的にここまではすべてポジティブだ。先の予想をするつもりはないけど、いつもキミが同じようなグリッドポジションから浮上するのを見ているから、明日もいい1日にしたいね」

ロマン・グロージャン
土曜フリー走行:5番手
予選:3番手

「正しいバランスを見つけるという点ではそれほど順調とはいえない。だから3番グリッドはいいリザルトだと思う。Q1をハードタイヤで通過できたのは当初の予定とは違ったんだけど、うれしいサプライズで、続く2つのセッションにミディアムを残すことができた。ヘイキもトップ10にいるのはチームにとっていいことだ――メルセデスとフェラーリが苦戦気味だからね――――僕らはまだコンストラクター選手権を懸命に戦っている。明日は2台でたくさんポイントを稼ぎたい。今日のセバスチャン(ベッテル)とマーク(ウェバー)はとても速かった。でももちろん僕らはベストを尽くして2台のブルを追い込むよ。何と言ってもここはテキサスだからね!」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「今日の両ドライバーのパフォーマンスにとても満足している。ロマンは予選セッションで順調な進歩を見せて、再びレッドブル勢に対抗するリーダーとなった。ヘイキは来てすぐに先頭集団で走れる能力を示した。限られた時間しかマシンを経験していないにもかかわらず、大きなドラマもなくトップ10まで進んだ。彼はマシンに乗り込んですぐに、われわれの期待通りの働きをしてくれた。堅実に予選トップ10に入り、明日はポイントを獲得する現実的なチャンスがある。今年よく見られているように、われわれのマシンは予選よりもレースに強い傾向がある。ラップごとにマシンについて学んでおり、明日は彼にも大いに可能性がある。ロングランのペースは良さそうで、ここはオーバーテイクが可能だ。コースは昨年より良くなっており、グリップを得るためにそれほど苦労しなくていいので、タイヤパフォーマンスの面で役立つだろう。自信を感じている」

メルセデス

ニコ・ロズベルグ
土曜フリー走行:7番手
予選:14番手

「今日はタイヤを作動域に持っていくのにかなり苦労してしまい、Q3に進めなかったことが本当に悔しい。かなりソフトな路面をとても硬いタイヤで走るから、そういうコンディションで適切な妥協点を見いだせるかどうかがすべてだった。結果的に今日はいろいろとサプライズもあったしね。明日はもっと暖かくなるはずだから、僕たちにとっての状況は良くなると思う。ただ、こんなに後ろからのスタートは理想的じゃない。僕たちはレースペースの作業に励んできたから明日のマシンはきっと強力だ。何人かオーバーテイクして上位に食い込み、ポイントを取れるように必死にプッシュする」

ルイス・ハミルトン
土曜フリー走行:3番手
予選:5番手

「今日は本当にトリッキーなセッションだったから、もちろん2列目を争うポジションにいたかったとは思うけど、それでも5番手に満足すべきだと思っている。マシンは速かったしバランスも良かったのに、とにかくタイヤを機能させられなかった。路面は今朝の最後のフリー走行とは完全に違っていたし、後半の風が強くてそれがかなりマシンに影響を及ぼした。今週末のフリー走行ではマシンの感触がかなり強力だったから、明日に向けてはいいセットアップに仕上げられていることを願う。レースではいいスタートを決めないとね。それができればまだどうなるか分からない」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「非常にタフな予選セッションであり、われわれが期待していたものではなかったのは間違いない。うちのマシンは通常のコンディション以上に苦しんでいたように思う。激しい強風がマシンに影響を与えた上に、フロントとリアのタイヤの温度を揃って適切な作動域に持っていくのに手こずった。とはいえ、明日のコンディションはかなり違ってくるようなので、それに関しては楽観している。われわれがマシンに施しているセットアップなら良いレース結果を手に入れられるだろう」

クリスチャン・トト・ウォルフ(エグゼクティブディレクター)

「チームにとってはとてもがっかりした午後だ。一番の問題はフロントとリアのタイヤすべてが同時に機能するように、4本のタイヤすべてを作動域に持っていくこと。明らかにわれわれはライバルたちに比べてうまくやれていなかった。それがグリッドポジションにも反映されたのだ。とはいえ、明日は明日。気温がもっと上がる見込みなので路面はわれわれ向きになるはず。レースで自分たちの強さを発揮できると楽観している」

ザウバー

ニコ・ヒュルケンベルグ
土曜フリー走行:4番手
予選:4番手

「週末を通してマシンの感触がいい。ただ、Q1とQ2は話が別だ。今朝のFP3に比べると風が強かった。ターン1は追い風でセクター1とセクター2も少しそんな感じだったかな。僕たちのマシンは風に敏感だからトリッキーだったんだ。でもいくつか変更したらQ3ではすべてがうまくはまった。今日の僕たちにはこれが精いっぱいだと思う。自分のラップには満足しているしね。4番手は明日のレースをスタートするのに良いポジションだ」

エステバン・グティエレス
土曜フリー走行:12番手
予選:10番手

「全体的にいい予選だった。風に変化があったから、タイヤの力を最大に引き出す上でどうやってウオームアップするかを決めるのが厄介だったけどね。複数の戦略を議論したんだけど、結局は1回のアウトラップを走ってそこからプッシュしていくことにした。かなりチャレンジングだったし、最適なラップじゃなかったけれど、Q3に進めたのはいいこと。特にオースティンでね。ここでファンの皆から送られてくるすべての声援を考えると、2人のメキシコ人が予選トップ10入りを果たせたことは最高だと思う」

モニーシャ・カルテンボーン(チーム代表)

「ファンタスティクな予選リザルトです! チームが2台のマシン両方と共に勢いを継続しているのが素晴らしいです。おかげで明日のレースに向けてこの上なく良い位置につけました」

トム・マッカラ(トラックエンジニアリング責任者)

「今日は難しい一日だった。特に予選ではウインドレベルが強まっていた。エンジニアとドライバーは状況をきわめて的確に認識し、両マシンともQ3に進んでいる。しかしながら、土曜日にポイントはない。まだパート1が終わったにすぎないのだ。明日は強力なリザルトを確実に達成できるようにしなければならない」

フォース・インディア

ポール・ディ・レスタ
土曜フリー走行:16番手
予選:12番手

「このコースは僕のドライビングスタイルにピッタリってわけじゃないから今日の結果にはそこそこ満足している。予選前に風がだいぶ吹いていて、そのせいでコンディションがトリッキーになったけど僕はその中でベストを尽くせたと思う。今日は何台か速いマシンを上回れているし、Q3進出組との差も0.1秒しかない。Q2では最後のクイックラップを走る予定だったんだけど、アウトラップでタイヤを冷ましていたルイスに追い付いてしまった。それで僕のアウトラップがダメになっちゃったからアタックを回避したんだ。明日はタイヤを自由に選べるし、最近はレースのパフォーマンスが僕らの長所だってことを示せている。いいスタートを決めて最適な戦略を採れればポイントは手が届くはずだ」

エイドリアン・スーティル
土曜フリー走行:10番手
予選:17番手

「今日の結果にはがっかり。どのセッションでもマシンは速かったのに、今日はいろいろと計画通りに進まなかった。Q1のクイックラップでは最終コーナーにかけてのマルシャを含め、何度もトラフィックをかわさなきゃいけなくて、それがQ2進出のチャンスに響いた。その後、もう一度ラップをスタートしたんだけど右フロントのブレーキディスクが壊れてしまってそれでセッションはおしまい。だから僕は17番手からのスタートだし、明日ポイントが取れるように戦略でうまくやれることを願うのみだ」

ビジェイ・マルヤ(チーム代表兼マネージングディレクター)

「サハラ・フォース・インディアにとっては複雑な予選結果だ。ポールはいいセッションを過ごし、最後のフリー走行と予選の合間に大きく改良を遂げている。明日のポイント獲得に向けて強力なポジションに着けた。エイドリアンはトラフィックという不運に見舞われ、Q1のベストチャンスが損なわれてしまった。クイックラップを走る最後のチャンスは右フロントコーナーのブレーキディスクの破損によりパンクしてしまったので終わらすしかなかった。マシン本来の速さを発揮できず残念だ。われわれにとっての課題は戦略を生かして彼をポイント圏内に押し上げることだ」

ウィリアムズ

パストール・マルドナド
土曜フリー走行:14番手
予選:18番手

「今週末は苦戦している。今日もそうだ。タイヤ圧や温度などマシンの感触が良くないから、しっかり調べてみないといけない。少しトラフィックにも引っかかったからQ2に進めなかった。明日のレースではこのポジションからベストを尽くす」

バルテリ・ボッタス
土曜フリー走行:9番手
予選:9番手

「今日は本当に楽しかったしパフォーマンスにも満足している。正直、Q3はもうちょっと期待していたんだ。Q1とQ2ではコンペティティブだったからね。チームのためにも本当にうれしい。皆が本当にがんばってくれて、フリー走行から予選にかけてマシンが大きく改善された。明日に向けて良いポジションにいるし、レースでポイントを得られるようにがんばらないとね」

セビ・プヒョラー(チーフレースエンジニア)

「サーキット・オブ・ジ・アメリカズはコースレイアウトや粗さ、温度がとても特殊なので、今回のレースに選ばれたタイヤコンパウンドがコンサバであることを踏まえると、いい予選ラップを走るにはタイヤをしっかりと機能させることが重要だ。FP1(金曜フリー走行1回目)では良いパフォーマンスを披露でき、それを今朝のフリー走行にもつなげられるよう取り組んできた。同じ最適なタイヤの作動域を目指して2台のマシンとも似たような構成にしてあったので、これをきちんと成し遂げられれば2台揃って良い結果を残す可能性はあると分かっていた。タイヤをうまく機能させたバルテリは予選セッションを通して安定した強力なパフォーマンスを発揮し、Q3に進んだ。パストールについてはタイヤパフォーマンスをそれほど引き出せなかったものの、彼は18番手のスタートだろうと常にいい走り出しを決めて序盤に順位を上げてくれるので、レースではポジションを上げられると期待している。全体としてバルテリが予選9番手だったことは素晴らしい。今日の好結果を明日のポイントにつなげることがわれわれの目標だ」

トロ・ロッソ

ジャン-エリック・ベルヌ
土曜フリー走行:18番手
予選:16番手

「自分のパフォーマンスや午後の不調について、うまい説明が見つからない。週末のスタートからクルマには手こずっていたけど、一晩で進歩を遂げてFP3では良くなっていたんだ。それなのに午後はQ1最初のハードの走行で苦戦した。ところがミディアムを履いた途端に2秒もタイムが上がり、クルマが急に乗りやすくなって、いいタイムが出るようになった。でも新品ミディアムで1アタックを選んだQ2では、再びクルマがすごく乗りにくくなってしまった。もしかしたらタイヤのウオームアップに関係しているのかもしれない。タイヤを適温に上げるのがすごく難しいんだ。それについては調べてみないといけないけど、とにかく今日は快適にドライブすることができなかった。明日はどうなるか分からないけど、昨夜の変更がロングランで効果を発揮してくれることを願うよ」

ダニエル・リカルド
土曜フリー走行:15番手
予選:11番手

「11番手という結果にはまあ満足。もう少しでQ3に行けたってことだからね。でもQ1ではクルマのバランスに不満があって、Q2に進めたのはラッキーだったと思う。みんな風に悩まされていたはず。苦労していたのは僕だけじゃないだろう。クルマはかなり落ち着きがなかったけど、Q2の自分のラップには満足している。今はレースが楽しみだよ。僕はトップ10の次だし、コースのクリーンな側で、自由にタイヤを選ぶことができる」

ローレン・メキース(車両パフォーマンス責任者)

「金曜日がペース不足だったため、昨夜は多くの仕事が残されていた。今日の2台は異なる方向に進むことになった。ダニエルは11番手までうまくリカバーすることができた。Q2では8番手から0.1秒ほどの差で、昨日は1秒差をつけられていたマシンとの差が0.1秒まで縮まったことになる。ジェブ(ベルヌ)の方は午前中と予選でアップダウンがあり、時に良いペースを見せることもあれば、そうでないこともあった。残念ながら、朝の進歩を予選で維持することはできなかった。彼はQ1では早かったのだが、Q2では同じパフォーマンスを発揮できずじまいだった。だが初日からの全体的な進歩によって、明日のロングランペースは改善が期待できる。2台そろって中団グループの先頭を走れる競争力を期待していいはずだ」

ケータハム

シャルル・ピック
土曜フリー走行:19番手
予選:21番手

「FP3のスタートで小さなメカニカルトラブルがあって、1回目の走行で予定より早く戻ってこなければいけなかった。問題はすぐに直り、ハードで最初のフルランをするためにコースに戻った。金曜日に比べると、クルマは明らかに良くなっている。中速や高速ターンではややオーバーステア寄りだったけど、低速セクションでは良かった。予選でのマシンバランスはFP3とはまったく違っていた。風向きの変化のせいかもしれないけど、ターン4から9、11ではアンダーステアで、ターン13と19の出口ではオーバーステアになるので、FP3のように本気でアタックすることができなかった。どっちみち僕は今朝のギアボックス交換のためにペナルティを受けるから、いくつかポジションが下がるのは分かっていたんだけど、それでもやっぱり午前中のペースを予選に持ち越したかったよ」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ
土曜フリー走行:20番手
予選:19番手

「FP3のスタートの瞬間から、昨夜の変更が正しかったことがはっきり分かった。コースコンディションの改善もあったけど、クルマは過去数レースの状態に戻っていて、バランスが大幅によくなっていたから、1周を通してプッシュすることができた。まだ少しフロントがロックする問題に対処しなければならず、僕はトラクションにもちょっと苦戦していた。でも全体としてはいいセッションのスタートだった。2回目の走行ではキャンバーを変えてみたんだけど、向上が見られなかったから、機能していた方を使うことにし、残りのセッションはOKだった。パフォーマンスランではクリーンなラップが取れなくて、最終的なタイムは本来の速さではなかった。でも予選に向けてまずまずの感触をつかんでいた。予選では3周走行を選び、自分の順位には満足している。このコースは初めてだし、FP1を走っていないことを考えると、戦っている相手より前でフィニッシュできたんだからいい仕事ができたと思う。Q1でのクルマの感触はすごく良かった。これ以上大きく伸びる余地はなかっただろうけど、明日は19番手からのスタートだ。エキサイティングなレースになるはずだ」

マルシャ

ジュール・ビアンキ
土曜フリー走行:21番手
予選:20番手

「この週末には複数の問題が起こっていて、予選までに正しいソリューションを見つけることが絶対に必要だった。それが達成できてとてもうれしいし、マシンの調整に時間を割けなかったにもかかわらず僕らはケータハムの間に割って入るだけの前進を果たした。僕らのいた位置からすればいいリザルトだ。ヴァン・デル・ガルデとは百分の数秒差だったから、どうなったかは分からないけれどバランスがきちんと取れていれば彼の前に行くことは可能だったかもしれない。セクター1はすごく風が強かったし、全体像を見ればこの結果には十分満足すべき。問題解決に熱心に取り組んでくれたチーム全体に感謝している。レースにはもう少し自信があるから楽しみだ」

マックス・チルトン
土曜フリー走行:22番手
予選:22番手

「予選リザルトに少しガッカリしているんだ。この週末はずっとマシンバランスに苦しんでいる。不安定さを軽減するためにセットアップを最初に戻したけれど、そのせいでもっと悪くなってたくさんのことを改善しなければならなかった。午後のラップには実際のところすごく満足。ただ、とにかくタイムが出なかったのがフラストレーションさ。いつもマシンはレースの方がいいし、そこに集中してきたから明日は良くなるように願っている」

ジョン・ブース(チーム代表)

「大量のデータを分析する長い夜を経て、特にジュールに言えることだが、昨日はいくつかの問題がマシンバランスに影響を及ぼしていたことが分かった。今朝のFP3(土曜フリー走行)はこれらの問題に対してわれわれが見いだしたソリューションを確認するため、さらなるデータ集めに集中し、われわれとしてはトラブルを乗り越えたと思っていたものの、最後のオプションタイヤでの走行に切り替えた際、マシンは再びバランスに苦悩していた。セッションの合間にすべてのデータを評価した上でソリューションを改め、鈴鹿寄りのセットアップに戻すことにしたところ、これがマシンバランスにかなり役に立ったようだ。ひとつ以上の問題に遭遇するような状況に直面した場合はこうなるものなので、複数の問題を解決できたことは良かったと思っている。それもあってジュールがケータハムと戦えたのだから。後知恵ではあるが、われわれは若干レースバランスに集中し過ぎていたのかもしれない。そのせいで少し見失ってしまっていたように思う。とはいえ、今はペースを取り戻せているようなので、このセットアップのソリューションで明日のレースをやっていけるかどうかはそのうち分かるだろう。マックスもトラブルフリーとはいかず、彼のバランスも改善してはいたもののジュールほど大きく良くなったわけではない。前進できるマシンを与えられなかったことが悔しい。それでも、何がダメだったのかを見極め、彼の向上を手助けするには何ができるかを考えていく。きっとおもしろいレースになるだろう」

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