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2013年第18戦ドライバーコメント初日

Jim / Me
2013年11月16日 « すぐに"限界を攻めた"コバライネン | 2014年カレンダーは22戦から19戦に »

2013年シーズンフィナーレに向け、最後の連戦に挑むF1サーカスはアメリカ・テキサス州にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズに乗り込み、15日(金)に実施された2回のフリー走行に臨んだ。

フリー走行1回目は朝靄(もや)の影響によりセッション開始時刻が40分延期された上、ピットレーンがオープンになって15分ほど経った頃にメディカルヘリコプターにトラブル発生。約30分の中断を経てようやくセッションが再開された。

60分に短縮された初回セッションで走行時間を失った各陣営は後半のフリー走行で多くの作業に励むことになったが、好天に恵まれたこともあり、それぞれのプログラムに集中して取り組んでいる。

初日の作業を終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル
フリー走行1回目:18番手
フリー走行2回目:1番手

「今日のサーキットはかなり滑りやすかった。マシンには満足しているけど、いろいろと改善できるところは常にある。プログラムを通していろんなことを試せたと思うし、いいものもあればそれほど良くないものもあったけど、まあそのうち分かる。今朝はフェラーリが速そうだったし、ここではマクラーレンがもしかするとサプライズになるかも。ロータスもメルセデスもいつも通り手ごわそうだ。このコースは雨が降らない限りここから(路面コンディションが)良くなっていくし、タイヤも機能しているから日曜日に何ができるか考えていく」

マーク・ウェバー
フリー走行1回目:8番手
フリー走行2回目:2番手

「今日もまたタイヤがすべての一日だった。タイヤの情報を集め、一番機能する方法を見出していく。フレッシュタイヤで走るのは最高だね。最後にはスッキリしたし、このコースを走るのは楽しい。今日はロングランとショートランの両方に取り組んだ。マシンはまだ最高と言えるほど感触が良くないし、まだやるべきことはあるけれど、それについては今夜取り組んでいく」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ
フリー走行1回目:1番手
フリー走行2回目:10番手

「今日の走行には何の問題もなかった。背中の調子はいいし、いつもと同じようにドライブできた。去年と比べてコースコンディションは良くなっている。最初のグランプリの時は新しすぎて路面にオイルが浮いていたけど、今はグリップが大幅に増したよ。オースティンでミディアムとハードを選んだピレリの判断は超コンサバティブな選択だから、予想通りデグラデーションはとても少なかった。大きなサプライズもなく、明日と特に日曜日の展開を静観する必要がある」

フェリペ・マッサ
フリー走行1回目:7番手
フリー走行2回目:12番手

「解釈の難しい1日だ。朝のスタートは順調で、コースは僕らのクルマの特性によく合っているみたいだった。でも午後になると変わってしまって、コンペティティブなタイムが出せなくなってしまった。最近のレースと比較して、クルマの状態は変わっていないから、パフォーマンスレベルの大きな変化は望めない。でも、2回のセッションの間にどうしてこんなに変わってしまったのかを理解するのはすごく重要だ。アスファルトは去年より大きく改善しているし、グリップもかなり増えているからね。温度の上昇によるものだとは思わないんだけど、風が影響したのかもしれない。残りの週末での改善を目指して、僕らにはたくさんの仕事が待っている」

パット・フライ(シャシーディレクター)

「朝の霧で最初のプラクティスセッションはわずか30分に短縮されてしまった。そのためわれわれはプログラムを再編しなければならず、フロントとリアウイングの空力テストを中心に、マシンのベストバランスを見つけることに集中した。2回目のセッションでは、通常のロングランテストをする前に、セットアップ作業を完成させる目的でいくつか違うメカニカルソリューションを試した。昨年と比較してコースは良くなっている。路面の粗さがさらなるグリップ向上につながる可能性は十分にある。タイヤデグラデーションは今も未知の要素であり、ロングランのデータと照らし合わせて慎重な評価が必要だ。通常通り、最善の戦略とレース中のピットストップ回数を計算することが非常に重要となる」

マクラーレン

ジェンソン・バトン
フリー走行1回目:2番手
フリー走行2回目:9番手

「今日のセッションはどちらもかなりポジティブだった。ここでのマシンの感触はとても良いし、ドライブするのが楽しいサーキットだからもっと進歩できると思う。できれば予選でもう少し前に近づけるといいんだけどな。ただ、FP1の赤旗が振られているときにオーバーテイクしてしまい、3グリッド降格ペナルティを受けたからちょっと難しくなると思う。危険な状況ではなかったし、意図的にやったわけじゃない。他のマシンが減速していたんだ。それでもルールはルール。やっちゃいけないことだった。とはいえ、レースペース的にはそこそこ良いと思う。マシンから予選パフォーマンスを限界まで引き出さなきゃいけない。3グリッド後方からのスタートになるのが残念だけどね。ここ数戦、僕は自分で自分を追い込んでいる。でも明日は全力を尽くす」

セルジオ・ペレス
フリー走行1回目:12番手
フリー走行2回目:13番手

「ここ数日を経て、コースに戻り自分の大好きな仕事に取り掛かれたことは本当にうれしい。このサーキットはかなり汚れているからタイヤを温めるのが難しい。しかもFP1とFP2の間に路面がかなり変化するから、明日になってさらに変わっているかどうかを確認するのはとても興味深いと思う。特に天候は変化が激しいと予想されているからね。今日はメカニカルトラブルがあって走行に影響が出た。マシンバランスはそれほど良くなく、満足できていない。そのせいで午後は少し時間を費やしたから、燃料が重い状態であまり走れなかった。もちろん、状況はいろいろとタフになってしまうけど、今夜施す予定の変更もあるし、明日には改善できると思っている」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「今日はジェンソンもチェコ(ペレス)も、スムーズな走行とはいかなかった。ジェンソンは朝のセッションで赤旗が振られた際に他のマシンをオーバーテイクしたとして、スチュワードに3グリッドの降格ペナルティを科された。不運なインシデントだったがジェンソンのレースペースは有望であり、彼はレーサーなのでこのようなセットバックが日曜日の準備に影響することはないだろう。チェコの午後の走行はメカニカルトラブルに阻まれ、それがバランスに影響を与えた。われわれがそれを修正しようとしたため、さらに走行時間が削られてしまった。こうした問題はあったものの、両ドライバーからMP4-28はこの素晴らしいオースティンのサーキットで良いパフォーマンスを見せたと報告を受けている。優れたドライバーズサーキットであり、ジェンソンとチェコは明日の午後の予選で最善のポジションを確保するため、ハードにプッシュしてくれると確信している」

ロータス

ヘイキ・コバライネン
フリー走行1回目:13番手
フリー走行2回目:5番手

「ロータスF1チームへの合流と加入はとてもスムーズに進んでいる。今日はコース上で特に大きな問題もなく、明日と日曜日に向けてマシンをどれだけ良くしていけるか、とにかく少しずつ削っていく必要がある。今朝は少しコース上での時間を失ってしまったけれど、マシンバランスは走りだしてすぐにわりと良かったと思う。落ち着いてセットアップとタイヤの作業に取り組めた。ピットレーンにいるどのチームも、手順やルーティンなんかはどれも似たようなものだし、しかも僕は今年すでにルノーエンジンを積んだマシンをドライブしているからすべてのシステムに慣れている。だからとても単純な一日だった」

ロマン・グロージャン
フリー走行1回目:11番手
フリー走行2回目:8番手

「ヘリコプターがどうなっているのか、それを待ってから一日が始まるなんておもしろい。その後の午前は寒いコンディションの中でグリップを見いだすことがすべてだった。午後ははるかに暖かくなったから、いい仕事ができたと思う。燃料が軽い状態だと、ブレーキを正確に自分好みにするのにちょっと苦戦したけど、それが解決できれば明日に向けてしっかり準備を整えられるはず。もちろんロングランのマシンの感触は良いから、週末の出だしとしてはポジティブなスタートだ」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「ヘイキがE21に慣れるにはコース上で過ごす時間が重要だったので、今朝はいくらかプログラムが妨げられてしまったが、彼の一日はその影響を受けていない。彼がマシンに乗ってすぐに満足してくれたことにわれわれも満足している。ロマンは低燃料での走行時にブレーキングのトラブルに見舞われており、明日に向けて取り組んでいるところだ。気温の低かった午前のフリー走行から結論を見いだすのは難しい。ただ、午後は両ドライバーのペース、特にロングランについては満足だ」

メルセデス

ニコ・ロズベルグ
フリー走行1回目:5番手
フリー走行2回目:3番手

「霧にヘリコプターに、なんてクレイジーな週末のスタートなんだろう。今朝はかなり長い間ピットでの待機を強いられた。午後はとてもいいセッションだったけどね。マシンの感触は軌道に乗っているし、僕はバランスにもとても満足している。レッドブルに対して今週末はちょっと考えさせられればいいんだけどな。もう一度表彰台に上るため全力でプッシュするつもりだ。ここは路面がかなりスムーズなのにコンパウンドがとてもハードだから、うまくタイヤを使いこなすのが本当に難しい。だからタイヤの持ちは長いし、日曜日はたくさんのドライバーが1ストップだけで行こうとするんじゃないかな。テキサスでのレースはファンにとってエキサイティングになるだろうし、今日もすでに大勢の人たちが来てくれてうれしかった」

ルイス・ハミルトン
フリー走行1回目:6番手
フリー走行2回目:4番手

「まず、アメリカに戻ってこられて最高だと言いたい。このコースも街も本当にキレイで、今日もそうだったようにすべてのファンが声援を送ってくれるからレーシングには最高の場所なんだ。今日のサーキットはかなりグリーンで、今週末は一番硬い2種類のタイヤを使っているだけにかなり滑りやすかった。昨日シャシーを変更したんだけど、マシンはドライブしやすくなっていると思うし、特にロングランはわりと一貫していたから僕にとってはポジティブ。オプションタイヤでロングスティントを走ってもいい感じ。レース戦略の可能性が広がるんじゃないかな。まだセットアップがうまくまとまっていないから、それについてはやることがたくさんあるけど、今日はとてもシンプルな一日だった。僕たちのチームは次の冬に向けて基盤を築くため、いい形でシーズンを締めくくることに集中している」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「このスポーツにいる者なら誰しも、われわれにとってアメリカで強力な存在感を示すことの重要性を分かっている。今日もまた、このサーキットが完ぺきなプラットフォームであることが証明された。オースティンは実に素晴らしい施設を誇り、グランドスタンドに大勢の熱心で知識の高いファンが詰めかけてくれたことは本当にうれしい。コース上での話をすると、霧が晴れてようやくのスタートになったが、トラブルフリーで走行できた分かりやすい一日だった。路面もタイヤもとても一貫していたように思う。一番の問題は突風。それがいくつかトラブルを引き起こした。全体的にマシンの調子はまずまず良い。プログラムを完了できたし、重要な重い燃料での走行などいろいろと合理的だった」

クリスチャン・トト・ウォルフ(エグゼクティブディレクター)

「ポジティブで生産的な一日だった。ドライバーたちはそれぞれのプログラムを完了しており、タイムシートも予想していた位置を示している。2台でロングランに励み、分析用にかなりのデータを集められた。この後は重要な明日の予選をどのポジションで終えられるのかを考えながら、今夜の作業にしっかりと取り組まなければならない」

ザウバー

ニコ・ヒュルケンベルグ
フリー走行1回目:9番手
フリー走行2回目:7番手

「とても良い一日だった。今朝はFP1が霧で遅延するというおもしろい状況だったけどね。セッションが始まると、すべて順調に進んだし、予定していたプログラムは完了できている。マシンは問題ない。パフォーマンスもいい感じだ。ただ、まだ改善の余地はあると思っている。ミディアムタイヤのバランスにまだ満足できていないんだ。明日は接戦になるだろうけど、改善できると思っている」

エステバン・グティエレス
フリー走行1回目:4番手
フリー走行2回目:6番手

「とても生産的な一日だった。遅延は理想的ではなかったけれど、コースに関しては落ち着いていられたしドライブを楽しめている。それが重要。調子はいいけど、今はとにかく明日の予選と日曜日のレースに向けてこの好調を維持できるように集中しないとね。ここでは好成績を収めるチャンスがかなりあると思っている。あと2戦あるから、僕の目標は自分たちの力を最大限に引き出すことだ」

トム・マッカラ(トラックエンジニアリング責任者)

「全体的にうちのチームにとってはとても実りの多い一日だった。FP1は霧とヘリコプターの問題によって短縮されたが、それは皆同じだ。われわれはこのコースにおけるタイヤパフォーマンスの具合を理解するため、午後は燃料を重く積んだロングランのペースを優先した。昨年と比べるとはるかにはっきりしてきたと思う。エステバンにとっては新しいコースではあるものの、素早く感触をつかみ、今日は堅実な仕事をしてくれた。燃料が軽かろうが重かろうが、われわれのパフォーマンスはまずまずだ。ただ、このパッケージからさらに力を引き出すことは可能だと思うので、今夜はそこに取り組んでいく」

フォース・インディア

ポール・ディ・レスタ
フリー走行1回目:15番手
フリー走行2回目:15番手

「自分たちの正確な位置を把握するのが難しい1日だったし、FP2の僕のポジションは本当の競争力を反映していないと思う。自己ベストのラップでトラフィックがあったから、エイドリアンのポジションの方が参考になるんじゃないかな。ロングランの方はもう少し期待できそうだ。すべてをまとめられれば、ここ数戦で見せたようなパフォーマンスレベルを発揮できると思う。今夜の焦点はタイヤだ。もっとよく理解して、週末の使い方を考えないと」

エイドリアン・スーティル
フリー走行1回目:14番手
フリー走行2回目:11番手

「オースティンへ来たのは初めてだ。コースをすごく気に入ったよ。いいコーナーにトリッキーなコーナーもあり、小さなミスを犯しやすい。チャレンジングなラップだから、コースを学ぶのも簡単じゃない。特に難しいのは高速セクションだね。今日はクルマのセットアップ改善のために努力したけど、バランスはまだ僕の思い通りじゃない。今夜のうちにポジティブな変更ができるといいね。タイヤについてはハードとミディアムの違いが大きくない。でもどちらのコンパウンドでもロングランを試せたから、週末のいい準備ができたと思う」

ビジェイ・マルヤ(チーム代表兼マネージングディレクター)

「オースティンに戻ってこられてうれしい。このサーキットは今なお注目に値し、アメリカのファンの歓迎はいつも素晴らしい。今朝のセッションは中断があったものの、今日のわれわれは進歩を遂げられており、2台とも多くの周回数を走破している。ここを初めて走るエイドリアンにとっては新しい経験だったが、今朝のセッションが終わる頃には完全にスピードに乗っていた。両ドライバーともまだ最善のバランスを見いだせておらず、この路面コンディションでは一貫性を保つのが難しく、比較作業が難しかった。予選とレースで確実にタイヤの力を最大に引き出せるよう、今夜はエンジニアたちがたくさんのデータを分析する」

ウィリアムズ

パストール・マルドナド
フリー走行1回目:10番手
フリー走行2回目:18番手

「今日は難しいセッションだった。特にタイヤのベストを引き出すのに苦労した。ダウンフォースを最大限得るのに苦戦していて、クルマはフロントとリアが一緒に動いていない感じだ。サーキットは走っていてすごく楽しいし、コーナーも速い。今日のデータを見て、僕らのクルマに合う週末のパッケージをまとめられるといいんだけど」

バルテリ・ボッタス
フリー走行1回目:3番手
フリー走行2回目:16番手

「今日は新パーツで少し空力テストを行い、多少のゲインがありそうだ。午前中のスリッピーなコースは僕らのクルマに合っていたみたいだけど、コースが改善したFP2ではバランスに苦しんだ。最初のセッションで僕らのパフォーマンスのポテンシャルが見えていたから、すべてを正しく設定して天候が合えば、明日と土曜日はもう少し良くなるかもしれない」

セビ・プヒョラー(チーフレースエンジニア)

「FP1はスタートの延期でプラン通りの走行はできなかったが、テストの大部分は終えることができた。バルテリには開発中のフロアを試してもらい、これは期待通りだった。パストールにはいくつかの空力テストをしてもらった。ドライバーからの当初のコメントは、昨年よりグリップレベルがいいというものだったが、それでもタイヤのウオームアップにはまだ苦戦していた。FP2ではさらに異なるフロアで両ドライバーにテストを重ねてもらった。パストールは異なるエキゾースト構成とリアウイングレベルを使ったが、全体的グリップとペースが悪く、タイヤを機能させることに苦労していた。路面温度が上がるとタイムを更新できなかったが、バルテリのマシンの構成はもう少し良かったので、明日は2台ともこちらを使うつもりだ」

トロ・ロッソ

ジャン-エリック・ベルヌ
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:17番手

「もちろん、FP1でダニールが僕のクルマに乗ることに問題はない。来年のチームのためにいい経験になるからね。でも、1回しかセッションを走れないのは確かに少し大変だよ。今日はクルマに手こずり、セットアップに満足できなかった。バランスの問題があったことを思うと、少なくともロングランは良かったけどね。予選のために今夜はかなり努力しないと。きっと改善できるし、明日はもっと競争力をつけられると信じている」

ダニエル・リカルド
フリー走行1回目:16番手
フリー走行2回目:14番手

「今日は本当のパフォーマンスの点で僕らの期待通りじゃなく、目標であるトップ10をわずかに外れてしまった。午前中も午後も、クルマのバランスに完全に満足できなかった。どうしたらクルマを改善できるか、理解するためには今夜もう少し仕事をする必要がある。明日までにいいソリューションが見つけられることを願うよ。今日のコンディションにはタイヤがちょっと硬すぎたと思う。ウオームアップにすごく長い時間がかかっていた」

ダニール・クビアト
フリー走行1回目:17番手
フリー走行2回目:出走せず

「霧と赤旗による遅れはあったけど、ドライブ中のすべての瞬間を楽しんだ。セッションが短縮されたから、もちろんフルプログラムはできなかったけど、それでも20周という僕にとって大事なマイレージを重ね、少し空力測定もできた。もちろん、ここは今まで走ったことがない場所だけど、とてもいいコースだと思う。コースに出て、クルマとブレーキの限界を探るのは楽しかった。ここでの僕の走行は終わってしまったけど、今週末はこの後もエンジニアの打ち合わせに参加するんだ。これもまたすごく貴重な経験になる」

ローレン・メキース(車両パフォーマンス責任者)

「ダニールがわれわれのマシンに乗る初めての機会だったが、不運にもセッションは短縮されてしまった。しかし、昨年のFP1と比べて今年のコースコンディションははるかに良かったので、まずまず実のある走行ができた。彼はセッションの最後に2ランをミスなくこなし、エンジニアに興味深いフィードバックを与えてくれた。初挑戦としては上出来だ――よくやってくれたよ。レギュラードライバーたちに関しては、まだマシンに満足していない。FP2からマシンに飛び乗ったジェブ(ベルヌ)にとってはさらに困難だったことは言うまでもない。ダニエルの方も満足していないため、明日に向けて最善のソリューションを見つけるために多くのものをスキャンした。午後はセットアップの関係で、2台のマシンがかなり違う走行をしていた。両方のベストを組み合わせることで、明日はいつもの中団ポジションに戻れるのではないかと期待している」

ケータハム

シャルル・ピック
フリー走行1回目:21番手
フリー走行2回目:19番手

「セッション開始までかなり待たなければいけなかったから、当然ながら走行プランに影響したよ。セッション終了時には目標に近い19周を完了することができたけど、それでもセッション中ずっと悩まされたアンダーステアの解消には役立たなかった。路面温度の低さもあったけど、3回の走行すべてでフロントグリップが足りず、そこら中でアンダーステアだったから、1周まったくプッシュできなかった。FP2ではかなり大きくクルマを変えると、すぐに改善が見られた――昼休みの作業も前進につながり、すぐに朝のセッションよりもっとプッシュできるようになった。ハードタイヤでスタートして、2回目の走行ではミディアムを使った。フロントウイングを少し足したら低速と中速コーナーでグリップが改善した。高速コーナーではそれほどじゃなかったけど、全体的には改善している。ハードでロングランに入り、15周ほどしてからミディアムに変えた。どちらもよく持ってくれて、前のクルマと比べてタイムもなかなかコンペティティブだった。アブダビと同じような状況だ。今日はたくさん周回数をこなせたから、今夜の作業のためにたくさんのデータを手に入れている。次の狙いは明日も進歩を続けることだ」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:20番手

「このコースを走るのはこれが初めてだから、チームメイトに近づけて満足している。FP2ではたくさんの周回をこなせた。セッション序盤からコースへの不安はなかった。僕はFP1を走っていないから、午後は通常と少し違う走行プランだったんだ――ハードで2回走ってから、ミディアムでパフォーマンス走行を1回、それからまたミディアムでロングランをした。最初の走行ではシャルルがFP1で訴えていたのと同じアンダーステアが出ていた――彼ほどひどくはなかったけど、ハッピーとは言い難い。フロントウイングを足したら少し改善したけど、2回目の走行時にクルマの挙動がちょっと変で、これまでと何か違っていた。コーナーでまったくスピードを維持できないんだ。ミディアムでの自己ベストはまあまあなんだけど、明らかにもっとタイムを上げられるはずだ。最後はミディアムでのロングランだったけど、その間も同じアンダーステアの問題があった。今夜はそれをきちんと調べてみるよ。明日には解決できるはず」

アレキサンダー・ロッシ
フリー走行1回目:19番手
フリー走行2回目:出走せず

「僕にとってもチームにとっても、自分のFP1(フリー走行1回目)の出来にはとても満足している。COTAの週末に行われる公式F1セッションに初めて参加するアメリカ人ドライバーとしてコースに出られた瞬間を誇りに思う。僕にとっては永遠に忘れられないことだし、この栄誉を与えてくれたチーム、ここオースティンでの実現をサポートしてくれたすべての人たちに感謝している。セッションがヘリコプターのトラブルで短縮されてしまったのは残念だけど、チームは実り多きラップを走れるように必死にがんばってくれたし、セッションが終わるまでには予定していた周回数まであと少しに近づいていた。マシンバランスはセッション開始直後からとても良かった。路面温度が低いと、タイヤのウオームアップに問題を抱えることは分かっていたし、最初の2回の走行ではまさにそうなったけれど、温度が上がったのと僕たちが施したセットアップ変更のおかげもあって3回目のランでは少し改善したんだ。セッションを通してアンダーステアに対応しなきゃいけなかった。でも、もっと時間があればきっと解決できたと思うし、最後のラップタイムは気後れする必要なんかないってことを証明していると思う」

マルシャ

ジュール・ビアンキ
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:22番手

「たった一回のセッションしか走れないと、その日が終わるまでにサーキットにきちんと慣れて、優れたマシンバランスを見いだすことは必ずしも簡単とは限らない。今日はマシンバランスが本当に不安定で、それを改善するためにいろんなことを試さなきゃいけなかったからさらに難しかった。どれが正しい解決策なのか、今夜エンジニアたちがすべてのデータを見て作業するまでわからない。タフな一日だったけど、明日はもっと良い一日を過ごせるように今夜いくつか解決できることを願っている」

マックス・チルトン
フリー走行1回目:20番手
フリー走行2回目:21番手

「全体的に今日はすべてがポジティブな方向に進んでいたし、良い一日だったと思うから、午後のセッションを短縮することになったブレーキディスクのトラブルについてはもう忘れていいと思う。うまく進歩できているみたいだからね。幸い、コース上での時間はそれほど失わずにすんだし、残りの週末に向けて良いソリューションを見いだせるはず。僕はサーキット・オブ・ジ・アメリカズの初日を楽しんだ。これが明日もレースでも続くことを願っている」

ロドルフォ・ゴンザレス
フリー走行1回目:22番手
フリー走行2回目:出走せず

「今日はシンプルな一日ではなかったけれど、プログラムを通して進歩を遂げられたと思うから、セッション終盤にエンジントラブルに見舞われてしまったことがとにかく残念。僕はチームが過去数レースで経験したいくつかのレーストリムの問題を理解できるよう、かなり細かいプログラムに取り組んだ。これから取り組んでいく有益なデータを集められたことは良かったと思う」

ジョン・ブース(チーム代表)

「全体としてさまざまなトラブルに見舞われたタフな一日だった。今朝はエンジンに問題が発生したためロドルフォのセッションが短縮されてしまったが、それまでの間に、まだかなり気温が低くグリップもとても低かったにもかかわらず、彼はコースを学ぶ点ではうまくやっていたと思う。マックスは午前中、走行可能なコース上での時間をフレキシブルに保つため、相対的に燃料を重くして走行している。午後はレースのバランス問題を改善する可能性を踏まえて、終始、レースを想定した燃料を積んでの走行に臨むことに決めていた。マックスとはプログラム完了に向けて理にかなったマシンバランスを見いだすなど順調に進んでいたが、残念ながらブレーキディスクが破損してしまい、ドライブの時間が短くなった。ジュールにはすぐに重い燃料での走行を指示したのでタフな課題だったと思うが、できる限り完全な画を見るためには必要なことだったと思っている。残念なことに、彼のマシンバランスは非常に不安定だったので、それを理解するためにセッション中に多くの変更を施す必要に迫られた。明日に向けてすべてのデータを分析し、進歩を遂げるべく今日も忙しい夜になりそうだ」

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