レース

03:30 2012年F1世界選手権第19戦US GP決勝レースはこの後日本時間早朝4時よりスタート予定です。『ESPNF1』日本語版ではグランプリ週末中、全セッションのコメントライブを配信しております。順位や周回数などのセッション情報と併せてお楽しみください。なお、時間はすべて日本時間を表示しております。

03:50 これより2012年F1世界選手権第19戦US GP決勝レースの模様をお届けいたします。現地土曜日に行われた予選ではレッドブルのセバスチャン・ベッテルがここ数戦の勢いそのままに1分35秒657の最速タイムを刻んでUS GP初代ポールシッターに輝きました。マクラーレンのルイス・ハミルトンがベッテルに迫るペースを披露したものの、0.1秒届かず2番手に。ベッテルの相棒マーク・ウェバーが3番手タイムを残しました。

03:53 Q3で4番手に入ったのはロータスのロマン・グロージャンでしたが、土曜フリー走行後にギアボックスを交換したため、規定により5グリッド降格の処分を受けています。結果、ウェバーと共に2列目に並ぶのはもう一台のロータスを駆るキミ・ライコネン。渾身の予選アタックで6番手タイムを残したメルセデスのミハエル・シューマッハが5番グリッドに並びます。

03:55 また、フェラーリが決勝レースを目前にフェリペ・マッサのギアボックス交換を決断したため、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグとフェラーリのフェルナンド・アロンソは予選順位より2つ上のグリッドを手に入れています。

03:57 ベッテルと一騎打ちでドライバーズタイトルを争うアロンソのチャンスを最大にしようと必死のフェラーリ。ベッテルがスタートと同じ位置でフィニッシュする場合、アロンソは10ポイント以上を獲得しなければ戴冠への望みをつなげることができません。

03:59 F1グランプリ初開催のオースティンは本日も快晴に恵まれ、気温24度、路面温度31度、湿度31%のコンディション。

04:00 フォーメーションラップが始まりました。各ドライバー、順調にマシンを発進させています。ハードタイヤをチョイスしたのはマクラーレンのジェンソン・バトンとメルセデスのニコ・ロズベルグ。

04:02 大観衆が詰めかけ、大盛り上がりのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ。ベッテルとハミルトンがフロントローに並びます。さあ、間もなく緊張のレーススタートです・・・!

1周目

レッドシグナルが消えて・・・レーススタートです! 大注目のターン1に向けて全車が駆けていきます! アロンソが好発進! すでにいくつもポジションを上げています。位置は4番手でしょうか。特に目立ったアクシデントはなかったようですが、ヒュルケンベルグとライコネンが接触したとの情報もあります。

ウェバーがハミルトンを抑えて2番手に浮上。3番手に後退したハミルトンを狙うのはフェラーリのアロンソです。

スタートではバトンや可夢偉がポジションを落としてしまった模様。

2周目

オープニングラップを終えて、先頭はベッテル。ウェバーが2番手、ルイス・ハミルトン、アロンソ、シューマッハ、ヒュルケンベルグ、ライコネン、グロージャン、ディ・レスタ、マッサが10番手を走っています。

おお! ヒュルケンベルグがターン1へのアプローチでシューマッハをオーバーテイク!! 続けてライコネンがシューマッハに襲いかかります。

っと、なんと、先にシューマッハを料理したのはグロージャン!

3周目

ヘアピンでシューマッハがポジションを奪い返そうとしましたが、グロージャンが先行しています。ライコネンがシューマッハに猛攻を仕掛けます。

その前方ではハミルトンがウェバーのインサイドを突いて前をうかがいますが、ブレーキを遅らせすぎてオーバーラン。作戦は失敗に終わりました。

4周目

スタートのリプレイ映像見るに、やはり偶数グリッドからスタートしたドライバーの多くがポジションを落としてしまったようです。

お! ハミルトンがついにウェバーをパス! 2番手のポジションを取り戻しました。好ペースを発揮するハミルトンは2.6秒前を走るベッテルを追いかけます。

5周目

今のところペース的にはハミルトンの方がベッテルより0.1秒ほど速いようです。DRSゾーンのラスト、ターン12にかけてウェバーをかわしたハミルトンが猛プッシュでベッテルとのギャップを詰めようとしています。

6周目

メルセデスのシューマッハはペースが思うように上がらず、好グリッドだったにもかかわらずすでに9番手まで後退。目下、マッサからのプレッシャーを受けています。

14番手を走っていたバトンがターン1でマルドナドを追い抜き、13番手にポジションアップ。9番手のシューマッハから17番手のロズベルグまで1秒差以内の間隔で大行列ができています。

7周目

ん? ロータスがスピン!? グロージャンです、グロージャンがスピンを喫してしまいました。何とか体勢を立て直してコース復帰したグロージャンは再びシューマッハの後方に。

8周目

大混戦の中位グループではマクラーレンのバトンがグロージャンへのオーバーテイクを成功させています。

9周目

ベッテルとハミルトンのギャップは2.1秒に縮まり、ペースはやはりハミルトンの方が良さそうです。4番手を走るアロンソはすでにベッテルと8.8秒の差が開き、前方のウェバーにも3.7秒のリードを築かれています。

10周目

先ほどスピンを喫したグロージャンがピットイン。

10周目をスタートさせたシューマッハとバトンはターン1への上りでバトンが差を詰め、インサイドをとったバトンが前に出ました!

11周目

ベッテルとハミルトンのギャップが1.5秒に縮まっています! 4番手のアロンソは少しウェバーとの間隔を詰めたでしょうか。

12周目

新しいギアボックスを搭載してレースに挑むマッサがディ・レスタをかわして7番手に浮上。

その少し前ではライコネンがヒュルケンベルグをロックオン。5番手争いも激しさを増しています。

13周目

ヒュルケンベルグとライコネンがサイド・バイ・サイド! が、必死に堪えるヒュルケンベルグが前をキープしています!

ハミルトンの猛追を受けるベッテルも必死にマシンをプッシュしてペースアップを図っています。

おっ、ついにライコネンがヒュルケンベルグをとらえます! DRSを使ってなお追い抜けなかったライコネンはS字を通過する中で一気に加速! ヒュルケンベルグをあっという間に追い越していきました!

14周目

ここで可夢偉がピットに向かうようです。スタートしてからずっとあまり調子が良くない様子の可夢偉。ハードタイヤに履き替えてピットを後にしました。

15周目

メルセデスがシューマッハをピットに呼びます。シューマッハも可夢偉同様にハードタイヤに交換しました。

16周目

イエローフラッグが掲示されています。トロ・ロッソのベルヌがグラベルに乗り上げています! ベルヌはピット作業を終えてコースに戻ったシューマッハとポジションを争い、さらにその後ろにいたロズベルグも加わって3台による攻防戦に発展。3台が接触した様子は確認できておらず、ベルヌはバトルのさなかにテクニカルトラブルに見舞われたものと思われます。

17周目

ベルヌがマシンを止めた区間では引き続きイエローフラッグが振られています。

17周目に入り、ハミルトンがベッテルとの差を1秒に短縮! DRSの利点を得るまであともう少し!

イエローフラッグが解除されました。

なんと・・・! ウェバーのKERSがまたしても故障したとのこと! 無線でその報告を聞くウェバーの心中や・・・。わお! そのウェバーがスローダウンしています!

18周目

再びイエローフラッグ! ウェバーはコースを飛び出し、必死にマシンをコントロールしてコースに戻ろうとしましたが、残念ながらマシンを止めてしまいました。ここで無念のリタイア。

コンストラクターズタイトルがかかる一戦でしたが、レッドブルは一翼を失ってしまいました・・・。

19周目

イエローフラッグは解除されています。

おっと、アロンソがターン19でコースを飛び出してしまいました。大きなロスはなくコースに戻っています。

20周目

一時は1秒にまで縮まっていたベッテルとハミルトンのギャップですが、ハミルトンのペースが目に見えて落ち、現在は3.2秒に拡大しています。

それを見てマクラーレンが動く! ハミルトンをピットに呼び、タイヤを交換。フェラーリもアロンソのピットストップを行います。

21周目

ハミルトンとアロンソは共にハードタイヤに交換。ただ、ハミルトンが素早い作業でピットアウトした一方で、フェラーリはアロンソのタイヤ交換に手間取り、6.1秒を要してしまいました。

22周目

ベッテルがピットイン! すでにハードタイヤに交換していたグロージャンのペースを見て、上位勢が動き出しました。

23周目

多くのドライバーと違い、プライムタイヤでレースをスタートさせたバトンがタイヤを履き替えたばかりのアロンソに大接近! その差は0.4秒です。バトンの0.7秒後方にはトロ・ロッソのリカルドが控えており、バトンはリカルドを警戒しつつ、アロンソにプレッシャーを与えます。

24周目

バトンにはまだ温まらないタイヤで必死にプッシュするアロンソを追い抜くよう指示が飛び、それに従うようにターン12でバトンがアロンソを料理! 5番手に浮上しました。

バトンのチームメイトでタイヤ交換後に3番手を走っていたハミルトンもライコネンを追い抜き2番手に。ハミルトンにかわされたライコネンはピットに向かいます。

25周目

ライコネンのタイヤ交換もスムーズにはいかず、6.4秒の時間を要してピットアウト。ミディアムからハードのコンパウンドに履き替えました。

26周目

スローピットストップによりアロンソに先行されたライコネンはさらにリカルドにも追い抜かれてしまっています。

現在3番手を走るマッサと4番手のバトン、6番手のリカルド、8番手のロズベルグは一度もピットストップを行っていません。下位ではマルシャのシャルル・ピックもスタート時と同じタイヤを履いたまま。

27周目

ここでマッサがピットイン! ライコネンはマッサの前をキープできるでしょうか!? マッサが戻った場所は・・・5番手、チームメイトのアロンソの後ろです。

28周目

ただ、マッサはタイヤの温度がまだ上がっておらず、トロ・ロッソのリカルドに追い抜かれた後、ライコネンにもポジションを奪われてしまいました!

29周目

まだノンストップのバトンとロズベルグはハードタイヤでスタートしましたが、トロ・ロッソのリカルドはミディアムタイヤを履いたまま28周を走破しています。

30周目

まだバトン、ロズベルグ、リカルドの3名はピットに入りません。バトンにいたっては自己ベストを刻むペースを発揮。

31周目

ついにリカルドがピットレーンに入りました! 当然ながらハードタイヤに交換してピットアウト。プライムよりもオプションでのスティントを長くしたトロ・ロッソの戦略。かたや、フォース・インディアのディ・レスタは2回目のピットストップを実施しています。

32周目

ハミルトンがファステストラップを記録しました。周回遅れを挟んだ関係で2秒以上に開いた間隔がまた少し縮まっています。

33周目

ベッテルよりも0.5秒速いペースで飛ばすハミルトン。33周目に入ってその差は1.6秒となりました。

34周目

ハミルトンの状況を把握するベッテルも自己ベストを刻みますが、バトンのタイムを見てもコース上で今現在、最も速いマシンはマクラーレンのようです。

35周目

ベッテルとハミルトンの差が1秒を切りました! 必死に逃げるベッテルと懸命に追うハミルトン。オースティンに集った多くのファンの歓声が響きます!

ここでメルセデスのロズベルグがピットイン。ミディアムコンパウンドに履き替えます。同様のタイヤ戦略だったバトンはまだ入っていません。

36周目

1分40秒台に入れたベッテルがハミルトンをやや引き離す! ハミルトンから25秒後方を走っていたバトンがようやくタイヤ交換に向かいました。素早い作業でバトンを送り出したマクラーレンクルー。バトンはグロージャンの前でコースに戻るも、ターン1ではグロージャンが先行しています。

37周目

バトンが抜けた結果、3番手に浮上したのはアロンソ。このままの順位でチェッカーを受ければドライバーズ選手権の行方は次戦ブラジルへと持ち越されることになります。

38周目

2番手ハミルトンと3番手アロンソのギャップは29.4秒あり、アロンソと4番手のライコネンも10.5秒の差が開いていますが、ライコネンを含めマッサ、グロージャン、バトンの4名は逆転可能な間隔でバトルを繰り広げています。

その中でも燃料が軽くなった状態でオプションタイヤを履くバトンが好ペースを披露しています。

39周目

グロージャンのテールをとらえたバトン。コーナーでインサイドに飛び込み6番手にポジションを上げました! チームメイトに負けていられないハミルトンはタイヤをいたわりながらベッテルの隙をうかがっています。

40周目

3番手を走るアロンソは前の2台よりも0.5秒ほど遅いペース。それ以上にスローペースなのがライコネンです。ライコネンはマッサに抜かれて5番手に後退。チームメイトを助けるためギアボックス交換を受け入れたマッサが4番手に上がってきました!

41周目

シューマッハが2度目のピットイン。ハードから別のハードのセットに交換してピットアウトしました。

42周目

ベッテルが周回遅れのマシンに近づいています。ハミルトンはここがチャンスとばかりに大接近!

DRSゾーンでスリップストリームに入ると一気にオーバーテイク! ターン12でもベッテルを抑え切り、ハミルトンが先頭に立ちました!

43周目

ベッテルはハミルトンに追い抜かれた際のトラフィックのひどさを訴えています。ベッテルの前にいたのはHRTのカーティケヤン。すでに一度ベッテルにかわされており、カーティケヤンは2周の周回遅れとなっています。

44周目

ベッテルからリードを奪ったハミルトンは加速の手を緩めず、すでに1.3秒のギャップをつけています。3番手を走るアロンソはベッテルと30秒以上のギャップがあるため、逆転は難しそうですが、獲得するポイント差は最小限に抑えられるかもしれません。

45周目

ただ、2番手のベッテルはまだ勝利をあきらめていません。チャンスをうかがいながらハミルトンの1.2秒後方を走っています。

もう一台のマクラーレンを駆るバトンはここ数周にわたってロータスのライコネンを追う展開。ペースはバトンの方が速いものの、チャンピオン経験者のバトルはなかなか決着がつきません!

46周目

ベッテルの後退を知ってさらに火がついたのか、アロンソがファステストラップをマーク! お、バトンがついにライコネンのオーバーテイクに成功したようです! DRSを生かしてターン12を先行したバトン。7.8秒前にいるマッサをとらえるのは難しいかもしれませんが、ひとつでも上の順位を得ようと加速していきます。

47周目

バトンはマッサより0.6秒速いラップタイムで周回中。バトンはマッサとの差をどこまで詰められるでしょうか。

48周目

48周目に入って2人のギャップは6.1秒に。先程の周回はバトンの方が1秒速いタイムを記録しています。

49周目

ハミルトンとベッテルの接近戦が続く中、ウィリアムズのブルーノがヒュルケンベルグのオーバーテイクに打って出るも、ヒュルケンベルグが見事な防御でポジションをキープ。ヒュルケンベルグと8番手を争うブルーノですが、0.6秒後方の10番手にはパートナーのマルドナドが控えています。

50周目

バトンの猛追を警戒してペースを上げるマッサ。2人のギャップは5.5秒あります。

51周目

レースは残り5周・・・。トップのハミルトンは2番手ベッテルに1.3秒のリードを保ち、ベッテルよりも速いペースでチェッカーを目指しています。

52周目

ブルーノとマルドナドが大接近! ウィリアムズのチームメイト対決を制したのはマルドナドです! ターン1でホイール・トゥ・ホイールでポジションを争った両者ですが、インサイドをとったマルドナドが前に出ています!

53周目

残り周回数が少なくなっても勝利をあきらめないベッテル。ファステストラップを刻んでハミルトンにプレッシャーをかけます。

54周目

そのベッテルのペースを上回ってきたのがマッサ。バトンに4番手の座は譲らない、と見事なパフォーマンスを披露しています。フェラーリとマクラーレンはコンストラクターズ選手権2位のポジションを争う間柄。2人のバトルがランキングに大きく影響します。

55周目

9番手と10番手を走るウィリアムズ勢が8番手のヒュルケンベルグを狙っています。9番手のマルドナドはヒュルケンベルグの0.5秒後方。ブルーノも相棒の1秒後ろで2台抜きをしようと虎視眈々!

56周目

ハミルトンがファイナルラップに入りました! アメリカでは2007年にインディアナポリスの一戦を走っただけのハミルトン。その時もトップでチェッカーを受けています。

対するベッテルはセクター1で自己ベスト、セクター2でファステストをマーク!

が、最終コーナーを回って先頭でコントロールラインを通過したのはハミルトンです! ベッテルが2位でゴール。

そしてアロンソが3位でチェッカーを受けました。ドライバーズ選手権タイトルは最終戦のブラジルGPで決することになります。

4位マッサ、5位バトン、6位ライコネン、7位グロージャン、そして終盤の接近戦を制して8位入賞を果たしたのはヒュルケンベルグ。ウィリアムズのマルドナドとブルーノが9位と10位でポイントを獲得しています。

ザウバーの可夢偉は14位完走でした。

リタイアを喫したのはベルヌとウェバーの2台のみ。

レッドブルは片翼を失ってしまいましたが、オースティンで2012年コンストラクターズ選手権制覇を達成。一方のドライバーズ選手権は首位ベッテルと2位アロンソが13ポイント差で決戦の地ブラジルへと向かいます。

この後、アメリカ・テキサスのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを急いで出発するF1サーカスはシーズンフィナーレの舞台ブラジルのインテルラゴス・サーキットに乗り込みます。シーズン第20戦として開催される最終戦ブラジルGP金曜フリー走行1回目のセッションは23日(金)日本時間21時から開始されます。それではまた今週末のブラジルGPでお会いしましょう!