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トルコGP金曜日の記者会見パート2

Kay Tanaka
2011年5月7日 « トルコGP金曜日の記者会見パート1 | ベッテル、脳しんとうの心配なし »

トルコGP初日セッション終了後に開催されたFIA主催公式記者会見の後半部分では、各メディアから出席者に質問が飛んだ。参加したのはレッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)、マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)、メルセデスGPのノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ社長)、フォース・インディアのロバート・ファーンリー(チームディレクター)、トロ・ロッソのフランツ・トスト(チーム代表)、ロータスのマイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)だ。

Q: マーティン(ウィットマーシュ)、午前中のマクラーレンは極めて静かでしたね。ほんの数周しか走っていないと思いますが、午後は新しいアップグレードを投入できたのでしょうか? それとも、基本的には中国GPと同じスペックなのですか?

マーティン・ウィットマーシュ: いや、わずかながらアップグレードを投入した。午前中は望んだ作業をすべて行うための時間がないと考えたのだが、残念だった。人々はわれわれが通常なら金曜午前に野心を抱いたプログラムを実施するものと理解しているだろうと思っている。特にフリー走行1回目は意味のある作業を行えないと分かっていたため、少し作業をゆっくりと行うことにしたのだが、これは誰にとっても同様だ。テスト作業が限られたわけだが、特に際立ったものではないにせよ、いくらかパーツを持ち込んでいる。このサーキットは非常に厳しいコースだと思う。ターン12のバンプについてはかなりショックを受けており、その部分の作業をする必要があると考えている。ドライバーも同様のようで、彼らはその点において快適に感じていないようだ。そういったバンプを乗り越えることを考えれば、私ならレーシングシートに座りたくない。何かしらの対策をしなければならないと思っている。多くのマシンにとってかなりきついバンプだが、われわれが最も悪い状態だと思う。午後にいくらか学習できたと考えているよ。残りの週末の天気予報では日曜にも雨が降る可能性があり、われわれはインターミディエイトタイヤとウエットタイヤを多く有しているわけではない。そのため、あまり多くを学習しすぎないという見方を取り、開発プログラムを行えなかった。簡単にアクシデントに見舞われることだってあるし、セバスチャン(ベッテル/レッドブル)に起きたことを考えれば、われわれにも同様のことが起こり得るというものだ。われわれはインストレーションラップを行い、最後にまた走行した。われわれが行ったのはそれだけだ。ルイス(ハミルトン)はまったく走行しなかったので、かなり静かな午前になったと言えるだろう。午後はかなり忙しかったが、できることには限度がある。燃料搭載量を多くしてロングランを行い、レースをスタートする際に履くことになると思われるタイヤを試したのだ。

Q: たくさんの人々がF1やF1マーケティングの将来について話していますね。あなたたちは個人的、またはチームとしてF1の今後について何を望んでいるのか、教えていただけますか?

ロバート・ファーンリー: これは全員で共有するプログラムでなければならないと思っている。われわれが個人的に何を望んでいるかと言えれば素敵だが、われわれチーム勢は1つのグループであり、チーム勢のコンセンサスとして一体化するものだと考えている。FOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)がマーティンとエリック・ブーリエ(ルノー)の仕切りによって対処するだろう。(個々の要求は)おそらくあるだろうが、それらはニーズとしてまとめられるべきだろうし、チームすべてのコンセンサスとなるべきだと思う。

フランツ・トスト: これは重要なことだ。ご存知のように2013年から新しいドライブトレインが導入されることになるが、その新しいドライブトレインの費用はプライベートチームにとって高すぎるものではなく、以前にFOTAとしてコンセンサスを見出したものだ。これはFOTAの重要な仕事であり、いいコンセンサスを得ることができた。われわれはF1を実施可能な国々でレースしているが、F1の構造と収入を保護することでショー的要素を拡大できる。最近のレース、例えば上海で行われたものなどは、極めて興味深いものだったと思う。エキサイティングなレースであり、この方向性を継続したい。

マイク・ガスコイン: これはグリーン(環境に優しい)な問題と同様、F1の発展のためには重要なことだと思う。しかし、秩序立って行われなければならない。コストを上げてはならないし、いいショーを見せることや独立系チームや小規模チームが競争力を発揮できるようにしなければならない。われわれはこれを、FOTAを通じて行っていると思う。今後もこの道筋を継続する必要があるだろうが、コンペティティブなチームが多くなることでF1がいいショーを見せられるわけであり、これを保つということは継続しなければならない。

ノルベルト・ハウグ: まずはわれわれが何を手にしているか表現する必要があると思う。われわれはいずれもF1にかなり携わっているが、前戦は間違いなく最もスリリングなレースの1つだったといえるだろう。上位争いもしかり、マーク・ウェバー(レッドブル)は18番グリッドから3位まで浮上し、ポールポジションからスタートしたチームメイトに追いつきそうなぐらいだったのだ。われわれのこのスポーツが何を提供しているかということに気づく必要があると思っている。現在何が起きているのか、またF1が最高でスリリングなレースを提供するキャパを有しているということについてだ。このコンセプトはFIAと共にFOTAから大いに影響を受けていると思うし、新しいタイヤもすべてが本当にいい。今日では新しいパワートレインについて話されているが、これはあまりお金をかけないというものだ。マニュファクチャラーによるF1への支出は、5年や8年前と比べ3分の1ほどになっている。この事実をいくらか反映させる必要があると思う。これはF1にとって、とてもいいことだ。もちろん、現在は1つのチーム(レッドブル)が先頭を走っており、マクラーレンが追いかけている。それを追うのが多くのチームだが、フォース・インディアのようなチームを見てみるがいい。彼らは素晴らしい仕事をしているではないか。トロ・ロッソだって彼らなりのハイライトを持っている。ウィリアムズのような伝統的なチームはどうだろう。確かに彼らは苦戦しているが、これまでに7つもの素晴らしいチームがいる状況はなかった。われわれとしても3番手を争うのは難しい状況となっている。しかし、われわれが戦っているのはF1なのだ。シルバーアロウがF1にいるというのは素晴らしいことだと思っている。F1には安定性が必要だろうし、さらなる作業も必要だ。しかし、われわれは多額の資金を投じてここにおり、これはいいことなのだ。この世界を青色で塗りたくってしまいたいとは思わないが、すでにたくさんの事柄が達成されており共にさらなる改善があるのだから、反映させなければならないだろう。

クリスチャン・ホーナー: 私はF1がファンタスティックなショーであり、スポーツだと思っている。このスポーツに関わることができるわれわれは幸運だろう。ここ数年もF1は進歩しており、コース上でのレースは素晴らしいものだと思う。いい争いが繰り広げられており、F1への興味は成長し続けている。テレビ視聴者数やサーキットを訪れる観客の数も、今シーズン序盤で見てきたとおりだ。それらが偶然の産物だとは思わない。われわれのポジションにおいては商業権保有者とFIAがいい仕事をしていると思うし、チームとドライバーがカギとなっている。F1が成長を続け、前進することは重要だろう。同様に安定性もとても大切だ。結局のところは、観客やファン、視聴者を楽しませることができるかという点なのだ。人間とマシンが限界まで戦うのがF1だろう。独立系チームとマニュファクチャラーズのバランスも重要で、現時点では適切なバランスだと思っている。コストは大幅に下がっているし、レッドブルのような独立系チームが先頭を走り、勝っているのだ。これはF1にとって健康的なことであり、将来に対してうまく準備できていると思っている。

ウィットマーシュ: クリスチャンが素晴らしくまとめてくれたと思うから、それに付け加えることができるかはわからない。異なった観点から言わせてもらうと、私、いやわれわれはこの20年間、われわれと同じようにはこのスポーツを管理できていなかった。内部の争いがあり、F1の中の争いの精神がダメージを負わせてきたのだ。今はチーム間が互いに協力する時代になっていると思うし、これは素晴らしいことだろう。大規模チームと小規模チームがお互いの妥協点を探りながら共生しており、これは素晴らしい努力だと思う。チーム勢は共によりうまく働けているのだ。われわれは素晴らしいチャンピオンシップを過ごしており、パドック内の論争は比較的少ない。昨年は素晴らしいチャンピオンシップだったし、今シーズンも素晴らしい戦いの下で同様になることを期待している。われわれは商業権保有者、運営団体と共にパートナーシップを組んでF1をプロモートしていくことができるだろう。さらにショーを改善する方法を探ることになる。人々に訴えかける必要があるだろう。プロモーとし、共に働く必要を考えなければならない。私は誰かに対して示しているわけではない。われわれは全体の一部なのだ。ここにいる6人はF1の一部であり、歴史を担っている。将来を担っており、さらに良くしようとしているのだ。周辺の環境は、共に働くことができるものになっている。われわれは素晴らしいチャンピオンシップを戦ってきているではないか。クリスチャンが言ったように、F1に対するうわさは拡大しているが、われわれは今の位置に満足していてはいけない。ショーを改善し、プロモーションをより良くしていかなければならないのだ。協調を改善し、F1が持続可能なものにしなければいけない。今でも不安定なチームがいくつかあるのだから、F1は受け入れやすいものであることをはっきりさせなければならないだろう。いかなるチームをも失ってはならないし、可能であれば助けたい・・・(続きは携帯サイトで!)

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