トルコGP

/ Features

  • 欧州ラウンド開幕!

2011年第4戦トルコGPの見どころ

Kay Tanaka
2011年5月6日
【英語音声/和訳字幕なし。ご了承ください】

2011年シーズンは序盤のアジアラウンド3戦を終え、第4戦からヨーロッパラウンドに突入する。ここまでは2010年ワールドチャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が3戦連続ポールポジションを獲得しているが、前戦中国GPではルイス・ハミルトン(マクラーレン)がコース上でベッテルを抜いて今シーズン初勝利を挙げており、今週末のトルコGPでも熱いバトルが期待される。第7回トルコGPの見どころをチェックし、レースをさらに楽しもう!

【その1 - どんなコース?】

2005年からF1カレンダーの仲間入りを果たしたトルコGPは、全長5.338kmのイスタンブールパーク・サーキットが舞台。セパンや上海同様、このサーキットもヘルマン・ティルケの作品だ。低速コーナー、長時間横Gがかかる中高速コーナー、長いスロットル全開区間が含まれた珍しい左回りのコースとなっている。しかし、比較的新しいグランプリとはいえトルコ国内における人気イベントには遠く及ばず、特にここ数年の観客動員数は大きく減少し続けている。初開催の2005年にはのべ20万人以上が訪れたものの、2009年には3日間の合計でも観客数はわずか3万6,000人だった。無論、このような状況で高額なグランプリ開催費用を支払うことは難しく、2012年はレースが開催されない可能性も浮上している。

【その2 - 戦略は?】

ピレリは今週末もハードコンパウンド(ハードタイヤ/プライム)とソフトコンパウンド(ソフトタイヤ/オプション)を持ち込む予定。マレーシアGPの金曜日にはトルコGPでの使用を想定してハードよりも硬い"エキストラハード"と呼ばれるコンパウンドが試されたものの、結局はこれまでの3戦と同じスペックが採用された。このコースで最もタイヤに負荷がかかるのは、4つのエイペックスを持つターン8。ここでは約7秒間にわたって5Gもの強い横Gを受けるため、特に右フロントタイヤへの負担が激しい。しかし、これ以外にはタイヤにとって厳しいコーナーはあまりない。今週末も各チームはタイヤの状態をケアしながら作業を進めることになるが、ピットストップ回数は前戦中国GPよりも多くなるかもしれない。

【その3 - 注目の場所は?】

最もオーバーテイクがよく見られるのは、このコース最長の全開区間となるバックストレート終わりに待ち構えるターン12だ。時速300kmを超えるトップスピードから2速ギアにシフトダウンして時速100kmまで落とすヘアピンになっており、ここでのブレーキング勝負を制すると前に出ることができる。ただ、続くターン13とターン14もステアリングを切り返すレイアウトになっており、ここでラインを交差させて抜き返されてしまうパターンもある。DRS(ドラッグ・リダクション・システム/可変リアウイング)の使用可能エリアがバックストレートになれば、ターン12に達する前にオーバーテイクするチャンスもある。ターン8を過ぎた先にある短い直線でも最高速は時速300kmを超えるものの、ダウンフォースが必要なターン8で前車に接近するのはなかなか難しい。

トルコGP週末の天気予報 © ESPNF1
拡大

【その4 - 優勝争いは?】

トルコでもレッドブル勢とマクラーレン勢が高い競争力を発揮しそうだ。ターン8に代表される中高速コーナーはレッドブルが得意とする箇所だが、KERS(運動エネルギー回生システム)がラップタイムに与える影響は少なくないだけに、マクラーレンもレッドブルに対抗できる速さを示せるのではないだろうか。中国GPで安定した速さを見せたメルセデスGPが勢いを持続できるのかにも注目したい。フェラーリはレースペースを生かすために、予選位置の改善が必須だ。

【その5 - ポイント争いは?】

ルノー、ザウバー、フォース・インディアを中心とした第2グループのポイント争いは、今週末も激しいものになるだろう。直線スピードが優れたルノーの特性を考えると、たとえ予選位置が中団だとしてもレースで攻撃的な走りを見せて上位に食い込む可能性もありそうだ。ここまで2戦連続でポイントを獲得している小林可夢偉(ザウバー)としては、まずは予選でトップ10につけたいところ。中国GPでは低速コーナーでのバランスに苦しんでいたが、タイヤに優しいマシン特性を今週末も生かせるかどうかが試される。

【その6 - 注目のドライバーたち】

ここまで3戦連続でポールポジションを獲得したベッテルは今回もポールから勝利につなぐパターンを狙って週末に備えていることだろう。チームメイトのマーク・ウェバーは中国GPで18番グリッドから3位に入賞しており、これが浮上のきっかけとなれば昨年に続いてポールシッターに輝くことは可能なはず。今回もマクラーレン勢がレッドブルの対抗馬になることは間違いないはずで、特にハミルトンが予選からレッドブル勢に匹敵するペースを発揮できればさらに興味深い展開が期待できる。2006年からトルコGPで3連覇を果たしたフェリペ・マッサ(フェラーリ)が、得意とするイスタンブール・パークでフェルナンド・アロンソを超える走りを見せられるかどうかも注目だ。可夢偉にとっては昨シーズンで初めて入賞を果たしたコースということもあり、今季3戦連続ポイント獲得を狙いたい。

★2010年トルコGPの展開

予選ではウェバーがポールポジションを獲得し、2番手にハミルトン、3番手にベッテル、4番手にジェンソン・バトン(マクラーレン)がつけた。レースではウェバーとベッテルが先行するも、40周目のバックストレートでベッテルがウェバーにオーバーテイクを仕掛け、両者は接触。これでベッテルはリタイアを喫し、ウェバーもマシンにダメージを負って緊急ピットインを余儀なくされ、ハミルトンとバトンのマクラーレン勢が難なく1-2態勢に。ウェバーが辛うじて3位に食い込み、可夢偉が10位でシーズン初入賞を果たしている。

携帯サイト『F1-Live.com MOBILES』ではタイムテーブルや見どころなど、現地の最新情報をまとめてお届けするグランプリスペシャルページを特設! イスタンブールの情報は"トルコGPスペシャル"でご覧ください! F1最新ニュースをイチ早く、さらに盛りだくさんの内容でお届けするF1-Live.com MOBILES(月額315円)で、ぜひF1シーズンをご堪能ください。

携帯サイトURL⇒http://k.F1-Live.com/m

i-mode: メニューリストスポーツモータースポーツ
EZweb: トップメニューカテゴリで探すスポーツその他
Y! ケータイ: メニューリストスポーツF1・モータースポーツ

公式twitter URL: @ F1_Live_com

QR Code

© ESPN Sports Media Ltd.