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トロ・ロッソ、「最も成功を収めたシーズン」

Nobu / Jim / Me
2019年12月2日 « 「最高の締めくくり」とハミルトン | フェルスタッペンが最終戦で2位表彰台 »
© Mark Thompson/Getty Images
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1日(日)、シーズン最終戦アブダビGP決勝レースに挑んだトロ・ロッソはダニール・クビアトが9位入賞を遂げた一方、スタート直後の接触で最後尾に後退したピエール・ガスリーは18位完走にとどまった。

ダニール・クビアト

「今日はいい形でシーズンを終えることができた。ベース(ハード)タイヤを使った最初のスティントは人生最高のスティントだった。この世の終わりみたいにプッシュしたよ! ライバルのクルマよりラップごとに速くなり、とてもいいフィーリングだった。全て予定通り完璧に進み、戦略は素晴らしく、レース用のセットアップもうまくいった。昨日の予選を少し犠牲にしたかもしれないけど、今日は全てをまとめることができた。ここ数戦のレースは不完全燃焼な部分があったから、いいレースでシーズンを締めくくりたかった。こういう形で1年を終えられたからとてもいい気分だ」

ピエール・ガスリー

「本当に今日はバトルを楽しみにしていた。ダニール(クビアト)が見せてくれたように、僕たちにはペースがあり、素晴らしい形でシーズンを終えることができたはずだった。残念なことに、ラップ1で後ろから当てられたために前のクルマに追突し、フロントウイングが壊れたときに僕のレースは終わってしまった。ピットでウイングを交換し1ラップ遅れになった。誰ともバトルすることができず、ただセーフティカーが出るのを待ちながら走るのはイライラさせられた。こんな形でシーズン最終戦を終えることになって残念だ」

ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)

「ラップ1のインシデントでフロントウイングをダメにされる不運のあったピエールにとって今日のレースはアンラッキーだった。事実上、あれでレース終了を告げられたも同然だ。ダニーは非常に力強い第1スティントを終えた後、懸命に走ってレース終盤は中団グループのバトルに加わり、ポイントを手にすると共にシーズンを素晴らしい形で締めくくった。シーズンを振り返ると、チームとして、この信じられないほどタイトな中団グループの中で成し遂げてきた進歩に心から満足できるのではないかと思う。STR14はほぼシーズン全体を通して中団グループの中で競争力を発揮し、シーズン中の開発に合わせてうまく反応してくれた。当然、改善の余地は常にあるとはいえ、チームを前進させるためにそれぞれが一役買ったファエンツァとバイチェスターの全員が満足すべきだと思う。トロ・ロッソに関わる全員が講じたそのハードワークの結果がコンストラクターズ選手権6位だ。本当にふさわしく、懸命に勝ち取った結果であり、2020年の足がかりとなる結果だ」

フランツ・トスト(チーム代表

「シーズン最終戦に挑むにあたり、レーシング・ポイントより16点多く、ルノーに対しては8点の遅れがあった。見事なスタートを決めたにもかかわらず、ピエールはストロールが突っ込んできたタイミングでもう1台のレーシング・ポイントの隣におり、ペレスの方へと押しやられ、フロントウイングにダメージを受けた。したがって、ノーズを交換するためピットに呼ばざるを得ず、破損したスクリューが原因で交換作業に多くの時間を要してしまった。レース中のペースは本当に素晴らしく、あのアクシデントがなければピエールは7位か8位のポジションでフィニッシュできた可能性があると思っている。ダニールについては、われわれと共に挑んだ今年の中で最も強力なレースのひとつになったと思う。ベースタイヤで非常に速く、ケタ外れにコンペティティブなペースを披露していた。残念ながら、ヒュルケンベルグにオーバーテイクされた際、フロントウイングにダメージを抱えてしまい、終盤のラップでパフォーマンスを失っていたのはそれが理由だ。ダニールがホッケンハイム、ピエールがサンパウロと2回の表彰台フィニッシュを含め、トロ・ロッソにとっては最も成功を収めたシーズンになった。コンストラクターズ選手権を6位で終えたが、5位との点差はわずかしかない。ダニールとピエールに感謝したい。彼らの献身と成熟したパフォーマンス、それから、1年を通して最高の仕事を果たしてくれたチームのみんな、多大な努力を講じてくれたファエンツァのみならずバイチェスターのみんなにも本当に感謝している。空力部門から得たアップグレードが本当にうまく機能したからね。加えて、シーズンを通したHondaの開発は印象的だった。これらすべての要素が合わさって、シーズンの最後まで競争力を発揮できるに至ったのだ。今シーズンの準備において昨冬に信じられないほどのしごとを果たしたHondaに心から感謝している。レッドブル・レーシングの3勝、われわれと成し遂げた2回の表彰台という結果は、さらに強さを増すであろう来年に向けて私の自信を高めてくれている。2020年が楽しみだ」

田辺豊治(ホンダR&DヨーロッパU.K. F1テクニカルディレクター)

「表彰台の2段目に1人が上がり、3台が入賞できたということで良いシーズンの締めくくりとなりました。フェルスタッペン選手からは今日も良いパフォーマンスが見られ、うまくタイヤを管理しながらルクレール選手(フェラーリ)を見事にオーバーテイクして2番手に上がり、ドライバーズ選手権で3位を確定させています。アルボン選手はルーキーとして最高の1年だったと思います。スクーデリア・トロ・ロッソに関しても、クビアト選手が上手にタイヤを管理して勇敢な戦略を実行し、40周目まで引き延ばして誰よりも遅くタイヤを交換し、ポイント圏内に入りました。それからルノーをうまくオーバーテイクして9位を獲得しています。残念なことに、ガスリー選手のレースはオープニングラップの接触で事実上終わってしまいました。今年はわれわれにとってハイブリッド時代になってから2チームと仕事をした初めての年でした。非常に良いコミュニケーションが取れ、おかげで確実な前進ができました。その進歩がレッドブルの3勝、トロ・ロッソの2度の表彰台に反映されています。両チームと、サーキットの現場で働く人々、日本、イタリア、イギリスの施設で働く人々、そしてサプライヤーの皆さまに感謝を申し上げます。また、Honda社内の他部門からのサポートもありましたので、今年のパフォーマンス改善はHonda全体が力を合わせた結果だと感じています。そしてまた、われわれを応援して下さった全てのファンの皆さまにもお礼を申し上げます。励みになる1年となりました。しかし、今シーズンの成果はまだわれわれの目指すところに到達していません。これからも改善のためにプッシュを続けます」

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