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初表彰台に「胸がいっぱい」のガスリー

Nobu / Jim / Me
2019年11月18日 « シーズンベストを喜ぶライコネン | 大量得点のチャンスを失ったフェラーリ »
© Dan Istitene/Getty Images
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17日(日)、シーズン第20戦ブラジルGP決勝レースでトロ・ロッソのピエール・ガスリーが2位表彰台に上り、ダニール・クビアトが10位で1点をもぎ取った。

ダニール・クビアト

「16番手からのスタートで、今日は楽にはならないと分かっていた。あまり言えることはない。最後のセーフティカー後のリスタートまでは厳しいレースだった。最後は3台オーバーテイクすることができて、何とか1ポイントは取れた。トロ・ロッソにとっては今年2回目の表彰台で、中団グループの中では唯一表彰台を取ったチームだから、自分たちの努力が実を結んでうれしい。今日は多くのポイントが取れて、選手権で6位の位置を取り戻した。今日の結果はチームにとって素晴らしいものだ」

ピエール・ガスリー

「今はただ信じられない気持ちだ! 僕にとってはF1で初めて、そしてトロ・ロッソとの初めての表彰台だ。僕はどのレースでも自分と向き合ってきて、いつもこう思っていた。正しいタイミングで正しい順位にいれば、いつか必ずチャンスは来るとね。そして今日は本当にそうなった。素晴らしいよ。いろいろな感情で胸がいっぱいだ! いつも言っているように、このチームは僕にとってイタリアの家族で、彼らの精神や情熱がとても好きだし、彼らはいつも限界以上に頑張っている。今日は僕から彼らの頑張りに対して最高のプレゼントができた。ずっとF1の世界に入ることや、初めての表彰台に立つ日のことを夢見ていた。でもそれが実現すると、こうして自分の中を駆け巡る感情なんて全く予測できない。ただ今日は自分の人生で最高の1日だ。僕のキャリアをスタートからサポートしてくれた人たち、今日この場に僕を連れてきてくれた人たちに大きな感謝を送りたい」

クラウディオ・バレストリ(車両パフォーマンス担当チーフエンジニア)

「なんというレースだ! トロ・ロッソとHondaにとって最高の1日になった。現場のみんな、ファエンツァとバイチェスターのオペレーションルーム、そしてサクラというファンタスティックなチームの努力のおかげで、ともにこんなにも素晴らしい結果を成し遂げることができた。2位表彰台だ! 今日は一切のミスがなく、好スタートを決め、レースを通して好ペースを発揮し、特にスタートなど路面温度が非常に高かった場面でタイヤをしっかりと管理した。ピエールが非の打ちどころがないドライブを披露し、すさまじいファイナルラップでルイスを抑え込み、レースを2位で終えた。素晴らしい! ダニー(クビアト)については、もう少し難しく、周辺のマシンと戦い続けなければならなかったが、10位フィニッシュを果たし、チームにさらなる1ポイントをもたらしてくれた。この後、勢いに乗ったまま、またしっかりと戦えるように準備してアブダビに乗り込む。コンストラクターズ選手権5位は手が届かないわけではない」

フランツ・トスト(チーム代表)

「今日は素晴らしいレースだった。特に観客にとっては、セーフティカーピリオドがショーを盛り上げ、非常にエキサイティングになったことだろう。トロ・ロッソ、Honda、ピエール・ガスリーが力を合わせて最高のパフォーマンスを発揮した。ピエールは金曜日からすぐに競争力を示しており、昨日の予選でも見事なペースを披露して7番手につけている。(ルクレールのペナルティにより)6番グリッドからスタートすると、好発進を決め、オプションタイヤを管理しながらオーバーヒートすることもなく、非常にクレバーな第1スティントを戦った。最初のピットストップでプライムタイヤに履き替え、予想よりもかなりの好ペースで走っていた。そして、最後のオプションのセットを履いたときには後続勢に対してすでに5秒のアドバンテージを得ていた。キミ・ライコネンのチャレンジにはうまく対応しており、ペースを上げ、コンマ数秒速く走ってポジションを守っていた。タイヤをオーバードライブするでもオーバーヒートするでもなく、これをやりのけていたので、本当に印象的だった。実に見事なドライブだったと思うので、2位フィニッシュは彼に見合った結果だ。フェラーリと他のことが助けになったのは確かだが、それらの接触がなくとも、いずれにしてもピエールには5位もしくは6位でゴールするペースがあったので、今日の彼はトロ・ロッソでのベストレースを戦ったと思っている。ダニールのレースははるかに難しかったものの、1点をもぎ取った。他にもライバルの数台が同じだったが、理想的な作動域に達するのに時間を要するプライムタイヤを履いていたため、彼にとってはトリッキーだったはずだ。オプションを履いたときははるかに良くなり、あのセーフティカーがなければ、さらに上位でフィニッシュするハンスがあったのではないかと考えている。とはいえ、彼が勝ち取ってくれた1点はコンストラクターズ選手権6位の座を守るのに役立っているので、満足している。それから、本当に素晴らしい勝利を遂げたアストンマーティン・レッドブル・レーシングとマックスを祝したい。今はアブダビを楽しみにしている。アブダビではもっといいポジションを争うチャンスがあると思っている。優れたセットアップを見いだし、今シーズン最後のレースですべてをうまくまとめられることを願おう」

本橋正光(Honda F1チーフエンジニア トロ・ロッソ担当)

「レースの最後の最後でピエールがハミルトン(ハミルトン)との大接戦を勝ち抜いて2位になりました。本当に、言葉になりません。われわれにとってはトロ・ロッソとの今年2度目の表彰台で、素晴らしい結果ですし、これでチャンピオンシップで少なくとも6位になることができる有利な位置を取りました。週末の最初に少しパワーユニットのトラブルがありましたが、チームのみんなとHondaクルーのハードワークのおかげでうまくリカバーでき、全てのハードワークが最高の形で報われました。ピエールとはこの2シーズン一緒に仕事をしてきたので、苦しい年ではあったでしょうが、素晴らしいリザルトです。彼とトロ・ロッソの友人たちにありがとうと言いたいです。また、ダニールもポイントを獲得したことを忘れるわけにはいきません。これはチームにとって大きな後押しですが、来年はさらに上を目指す必要があります」

田辺豊治(ホンダR&DヨーロッパU.K. F1テクニカルディレクター)

「われわれにとってこれはアイルトン・セナ選手が1991年に忘れがたい勝利を飾って以来のブラジルでの勝利です。今日の勝利はフェルスタッペン選手のアグレッシブでインテリジェントな走りとチームの素晴らしい戦略のたまものです。今シーズン3勝目を達成できたというのはHondaとアストンマーティン・レッドブル・レーシングの全員にとって素晴らしい結果です。また、ファンタスティックなドライブでマシンの全てを引き出し、自身F1初表彰台とトロ・ロッソの今年2度目のトップ3フィニッシュを獲得したピエール・ガスリー選手にも祝福を送ります。彼はレースを通して優れたパフォーマンスを見せ、特に最終ラップのハミルトン選手(メルセデス)との戦いは見事でした。彼にとっても大きな自信につながることでしょう。苦しい年だったと思いますが、私もうれしく思います。マシンとパワーユニットのパッケージは両チームで非常にうまく機能しており、シーズン最終戦と来年に向けた良いサインだと言えます。この勝利をわれわれの創業者で、今日が誕生日だった本田宗一郎氏にささげたいと思います。最後に、1991年の勝利を一緒に獲得し、今日の表彰台を獲得したマクラーレンにもおめでとうの言葉を送ります」

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