- ブレンドン・ハートレー
シート喪失に悔しさもにじませるハートレー

トロ・ロッソの2019年のシートを失ったブレンドン・ハートレーは、F1キャリアを"保留"にされた気分だと心境をつづっている。
26日(月)、トロ・ロッソはタイ系イギリス人ドライバーのアレクサンダー・アルボンが来季ハートレーに代わってドライブすることを発表した。アルボンは今年のF2選手権を3位でフィニッシュしている。2018年を通してハートレーのシート危機説は頻繁にささやかれており、結局レッドブルの上層部を説得し、契約延長を手にするだけの成果を残すことはできなかった。
F1のシートを失ったニュージーランド人ドライバーはソーシャルメディアに次のようなメッセージを投稿した。
「僕は日曜日にしっかりと顔を上げてサーキットを去った。ここまでの自分の物語と旅路をとても誇りに思っているけど、F1にやり残した仕事があるという気持ちは残っている。当面、それは保留されることになる。僕は前にもスピードバンプに乗り上げたことがあるし、タフな状況ほど人は強くなれるって強く信じているんだ。それに、素晴らしいニュージーランドのサポート、家族、友人たちと妻がいることにも助けられている。トレーナーのリッチと、今シーズン僕が寄り添い、仕事を楽しんできた500人近いトロ・ロッソの人たちに感謝したい。エンジニアリングチームのみんな、メカニック、マーケティング、PR、ロジスティクス、ホスピタリティーのクルー、ファクトリーの人たち、そしてもちろんHonda Racingの皆さんにもだ。今年、世界中のファンから受け取ったサポートは本当にありがたかった。僕の物語にはまだ書き込むべきページがたくさん残されている。次の章で最大限にチャンスを生かすつもりだよ!」
これを見たトロ・ロッソのエンジンサプライヤーであるHondaRacingF1が「たくさんの思い出をありがとう」と返信している。
Thanks for the memories, buddypic.twitter.com/GrJ7HFPzW7
— Honda Racing F1 (@HondaRacingF1) November 28, 2018
ハートレーが次に何をするのかは明らかになっていない。F1に来る前に彼は世界耐久選手権(WEC)でポルシェと共に頂点に立ち、成功を収めている。2018年は暫定的にインディカーとの契約にサインしたこともあったが、2017年のUS GP前に召還されたトロ・ロッソでのドライブを選んでいた。
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