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マグヌッセンは「一番危険」なライバルだとガスリー

Jim
2018年4月30日 « ラウダ、7割はフェルスタッペンの責任 | 忘れるにはビール10杯は必要とボッタス »
© Simon Galloway/Sutton Images
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トロ・ロッソのピエール・ガスリーはアゼルバイジャンGP決勝レース中に高速状態でクラッシュし、自らをウオールに押し込んできたケビン・マグヌッセンを糾弾した。

終盤のセーフティカー導入が終わり、リスタートを迎えた長いホームストレートで2台が交錯するに至ったインシデントに腹を立てるガスリーは最終的に12位でフィニッシュしたものの、そのインシデントとそれに伴うダメージが入賞の可能性に影響したと主張する。

「まず、ケビンは僕がこれまで一緒にレースをしてきたドライバーの中で一番危険なヤツだ。リスタートの時速300kmの状態で、彼は文字通り、僕をウオールに押しやってきた。最悪でも、リスタートの時のポジションだった10位になれたはずなのに。それがひとつ」

「セーフティカーが出てきた時、ピットに入って11番手だった。ポイントの可能性ありだと分かっていたんだ。セーフティカーライン1の手前で彼を追い抜き、サイドに出たんだけど、その半ばに彼が僕をウオールに押し込んできたから、僕のフロアは半分がなくなってしまった。フロントタイヤはどっちも宙に浮いたし、右のミラーを壊され、ステアリングも曲がっちゃった。その後はレースが終わるまで生き残るのに必死さ。あれがあってから、レースする意味はほとんどなかったけどね」

また、ガスリーは金曜フリー走行2回目にもターン1でブロックされたとしてマグヌッセンのドライビングに不満を述べており、今回のレースインシデントも彼らしいことだと話している。

この件についてライバルであるマグヌッセンと話す予定はあるかと聞かれると、ガスリーは「正直、どうでもいい。時速300kmだし、安全面のことはあるけど、でも彼はどのレースでもこんな感じでしょ。彼が何をやっているのか僕はちゃんと分かっているし、彼は僕をウオールに押しやった」と答えた。

「いつもそうじゃん。彼はいつだってハードにレースをしている。レーシングドライバーがハードなのは構わないけど、今回みたいなのは限界を超えている。時速300kmで誰かをウオールに押しやったらいけないでしょ」

マグヌッセンはインシデントの責任を問われて10秒のタイムペナルティを受けており、チェッカーフラッグを受けた後で順位はガスリーの後ろに下がった。また、スーパーライセンスに対して付与されるペナルティポイントも2点を食らっている。ペナルティポイントは12カ月有効であり、12点に達した時点で当該ドライバーには1戦の出走停止処分が科せられる。

マグヌッセンに科せられた処罰を教えられたガスリーは「中国でのことは今回と全く状況が違っているし、今回、彼がやったことを考えると、最悪だよ。ライセンス停止の半分の罰点を受けるべきだ」と主張。

一方、マグヌッセンは今回の一件を自身のメディアセッションで明かしている。レース序盤にマーカス・エリクソン(ザウバー)にぶつけられていたマグヌッセンはそのインシデントで負ったダメージが原因でガスリーとの接触を回避するのは不可能だったと説明した。

「マシンのバイブレーションがものすごくひどくてミラーが使い物にならなかったんだ。全然、何も見えなかった。かなりあっという間の出来事で、ターン19ですでに僕の隣に来ていた。当然、こうなったのは最悪だと思っている。セーフティカーの後、彼らを後ろに抑えておくのはかなり難しいだろうと分かっていた。ホイールがロックした時、僕にできることはほとんど何もなかったんだ」

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