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ガスリーのオースティン参戦は未定

Jim
2017年10月8日 « 入れ替えの判断に理解を示すボッタス | リカルドがハミルトンのスマホでいたずら »
© Manuel Goria/Sutton Images
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トロ・ロッソは次戦US GPでダニール・クビアトと共にピエール・ガスリーが出走すると発表したが、まだガスリーにそれが認められるかどうか確定していない中で公表するミスを犯したことが判明した。

日本GP予選が終わって数時間後の7日(土)夜、ルノーはジョリオン・パーマーと双方の合意に基づいて袂を分かつことになり、2018年のフル参戦を前に今季残り4レースもカルロス・サインツが合流できることになったと発表。その後すぐにトロ・ロッソも声明を発行し、オースティンではダニール・クビアトがコックピットに戻り、ここ2戦で代役を務めたガスリーと共にレースに挑むと明かした。

今年、日本のスーパーフォーミュラに参戦するガスリーは現在、チャンピオンシップで首位の石浦宏明に0.5点差の2位につけているが、オースティンの週末には鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラの最終戦が開催されることになっており、ガスリーがUS GP出走となればタイトル決定戦を欠場することになる。

今季のトロ・ロッソのレースシートを確保できなかったガスリーはレッドブルの育成プログラムに継続参加しつつ、スーパーフォーミュラ参戦にあたってHondaと契約を交わした。

来年からトロ・ロッソにエンジンを供給することが決まっているHondaはガスリーがスーパーフォーミュラシーズンを完走し、ライバルメーカーのトヨタから参戦している石浦に打ち勝ってほしいと切望している。

日本GP終了後、状況の明確化を求められたレッドブルアドバイザーのヘルムート・マルコは報道陣に対し、「クビアトとガスリーの件についてはまだ決定していない」とコメント。

「(プレスリリースは)昨日遅くに発行されたため、勘違いがあり、あれは間違いだ」

なお、マルコはガスリーに関する部分のみ、間違いだと強調しており、サインツがルノーに加わることとクビアトがサーキット・オブ・ジ・アメリカズでコックピットに復帰することは間違いないようだ。

ガスリー本人はどちらになってもメリットはあるとし、あまり気に留めていない様子。

「2つのオプションとも僕にとってはエキサイティングだ。スーパーフォーミュラに行くなら、タイトルを取りにいって、メキシコで戻り、トロ・ロッソでシーズンを終えるっていうのが最高かな。だってタイトルはタイトルでしょ。ただ、オースティンに行ってトロ・ロッソとレースに臨み、チームと一緒にシーズンを終えられるなら、それも文句はないよ。だって最高のチャンスだから」

「それに、F1にいられるってことが僕にとっては良い経験。現時点では待たないといけないけど、来週か再来週にはわかると思うし、すべてが発表されるはず」

この不確実性が、これだけの短期間でトロ・ロッソに起用できるドライバーが見つかるのかという興味深い話題を生んでいる。レッドブルのジュニアプログラムはこれまでのシーズンと違ってあまり層が厚くなく、F1で戦うのに必要なスーパーライセンスポイントを十分に保持した若手ドライバーがいない。最近のフリー走行に参加しているショーン・ゲラエルは今年中に昇格できるほどのポイントを持っておらず、2018年のレースシート争いの候補にさえなりそうにない。

元レッドブルファミリーのセバスチャン・ブエミは2012年にチームと別れを告げて以来、フォーミュラEで成功を収めており、電気カーシリーズの2シーズン目を制している。

マルコはレッドブルには必要に応じてスポット参戦させるドライバー候補が複数あると主張するが、その候補が誰かについては固く口を閉ざしている。

ブエミの可能性を問われたマルコは謎めかして「レッドブルとならば何だってあり得る」と述べた。

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