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バクーのリスタートは見直すべきとサインツ

M.S.
2017年6月27日 « ベッテルは「突発的な怒りにかられた」とホーナー | ベッテルは考えなしで動くときがあるとリカルド »
© Mark Sutton/Sutton Images
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トロ・ロッソのカルロス・サインツはアゼルバイジャンGPでのレースリスタートが"危険"だったと述べ、2018年のレースについては手順の改訂を求めている。

1周目にスピンを喫しながらもインシデント満載のレースを乗り切って8位フィニッシュを果たしたサインツ。同レースではセーフティカーが4度出動し、赤旗が1回掲示されている。セーフティカー後のリスタートでは多くの混乱が発生し、メインストレートで起こった接触によってデブリが何度かコース上にばらまかれた。

2回目のセーフティカー出動中には、リスタート直前にフェラーリのセバスチャン・ベッテルがライバルであるメルセデスのルイス・ハミルトンのマシンを小突くという一場面もあった。バクーのメインストレートは2.2kmにわたるため、ターン20を超えるまでセーフティカーラインをクロスしない。その位置は、実質的にストレートをピットレーン入り口まで半分過ぎたところになっている。

「リスタートは多分レースで一番危険だった部分じゃないかな」とサインツは説明した。

「トップの面々はセーフティカーラインまでスタートするのを待つのと同時に、速くなったり遅くなったりする。彼らがそんなことになっている間、後ろの方はまだコーナーにいて、ウオールがあるから前を見通せない。だから、僕らが全速で6速とか7速になろうというときに、突然彼らがまたブレーキをかけたりしているんだ。僕にとってはちょっと危険だったね」

来年のレースには新しいルールが必要だと考えるサインツは、レースリーダーがターン16からリスタートするのが良いと考えているようだ。

「多分、来年に向けてはいつリーダーがプッシュできるか検討すべきだろうね。リーダーがターン16でスタートし、そこから全速力でいけるようなルールにすべきだと思う。なぜなら、こういう長いストレートで皆がこれから行くぞって思っているときには、スローになったり、ブレーキをかけてまた速くなり、またスローになって、なんてことがあってはいけないんだ。シフトを上げて、上げて、またブレーキ、なんてね。多分、そこがレースで一番危険だったところだと思う」

「僕が先頭集団にいたら、やっぱり同じことをしただろう。トップにいた人たちのせいでは全くない。あのストレートで最大限のスリップストリームを与えることを避けるためには、僕ら全員が同じことをしたはずなんだ。ルールの問題だろうし、もうちょっと慎重に、アクシデントが起きないようにはできる。そうでなければ、このままでもっといろいろと起こるだろうね」

ターン1のデブリを除去するために赤旗が掲示されたのが正しい判断だったと思うか質問され、サインツは次のように返答した。

「この週末全体として、リカバリーがすごく遅かったと思う。赤旗が必要だったかとか、賛成かどうかとかは思わない。すごくデブリが多かったから、分からないな。だけど、とにかくリカバリーがすごく遅い場合だけだよね」

「FIAがこういう決断をするのは理解できる。タイヤが冷え切ったり、クレイジーな結果になったりしないようにしなければならないんだから。彼らはクレイジーなリスタートにもう辟易(へきえき)だったんじゃないの。赤旗にしてタイヤの温度を上げ、ちゃんとコースをきれいにして、ハイスピードでのパンクチャーを避けつつレースをスタートしようって話になったのかな」

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