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チームオーダー禁止は無意味とトスト

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2013年4月4日 « ライコネンにも勝機あり | 姿を消したインド人ドライバー »

"マルチ21"事件によってチームオーダーに関する昔ながらの議論が再燃しているが、フランツ・トストはそれをもう一度禁止したとしても"無意味"だと語った。

マレーシアでセバスチャン・ベッテルはチームメイトであるマーク・ウェバーの後ろを走り続けるようにというレッドブルの指示を無視。

彼らの後ろ、3番手4番手のポジションでは、メルセデスから抜いてはならないと言われたニコ・ロズベルグが渋々ながらチームメイトに付き従い、チェッカーを受けた。

チームオーダーは現在のFIA会長、ジャン・トッドによって数年前に合法と認められた。だが"マルチ21"事件によって新たな禁止令を出すべきではないかとの声が高まっている。

トロ・ロッソのフランツ・トスト代表は『Speed Week(スピード・ウイーク)』にこう述べた。「普段の私はチームオーダーの大ファンではない。われわれが見たいのはバトルやオーバーテイクなのだからね」

「そのため、トロ・ロッソでは最小限にとどめている」

一方で彼は、時にはチームの利益のためにトロ・ロッソもオーダーを出すことがあるのかとの質問には"イエス"と答えた。

そしてセパンで物議を醸したベッテルの振る舞いについて、"規律を守ることが成功にとって最重要の条件である"ことを強調するきっかけになったと述べた。

さらにトストは付け加える。「チームオーダーは何らかの形で常にそこ(F1)にあった。だから禁止するのは無意味だよ」

その是非にかかわらず、マレーシアでのウェバーに対するベッテルのパスに対する見解はパドック内でも分かれている。

ケータハムのルーキー、ギド・ヴァン・デル・ガルデは『De Telegraaf(デ・テレグラーフ)』に対し、セパンのことは"とてもベッテルらしい"と語り、それこそが彼を"レースやチャンピオンシップに勝たせてきた"原動力だと述べた。

1997年のワールドチャンピオンであるジャック・ビルヌーブはそこまで寛大ではない。彼はスペインの『caranddriverthef1.com』に対し、この件でベッテルの"マークとチームへの敬意のなさ"が浮き彫りになったと話す。

「まったく敬意が感じられない」と彼は付け加えた。「エンジンを抑えた状況では、もうレースじゃない」

「もちろんF1ではどんなことをしてでも勝たなければいけない。でもいくつかは尊重すべき事がある」

「彼(ベッテル)は非常に速いけど、誠実さや敬意が欠けている。僕にとって彼は偉大なチャンピオンでもなければ偉大な人物でもないね」とビルヌーブは付け加えた。

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