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ハミルトンを失格にするしかなかったとFIA

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2012年5月16日 « シューマッハに理解を示すベッテル | 予選タイヤの要求に応えるとピレリ »
ハミルトンに非はなかったが、軽い処罰で済ますことはできなかったとホワイティングは述べた © Getty Images
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ルイス・ハミルトンをポールから最後尾まで下げることにしたスペインGPでの判断は正しかったとチャーリー・ホワイティングが語った。

重大ミスを犯したマクラーレンが批判されたのは当然だが、同時にスチュワードのペナルティが"厳しすぎる"との声も各国メディアの間では聞かれた。

「率直に言って、与えられたほどのペナルティは予想外だった」とマクラーレン代表のマーティン・ウィットマーシュは語っている。

確かに、マクラーレンの燃料計算ミスはQ3だけのことであり、なぜ単純にハミルトンのQ3のタイムだけを抹消しなかったのかという疑問は残る。その場合彼は中盤グリッドからスタートできた。

「われわれにはほかに手だてがなかったのだ」とFIAのレースディレクターを務めるホワイティングはドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』に述べた。

「違反があった場合はセッションの一部だけでなく、全体に適用される」と彼は説明した。「予選はQ1からすべてが含まれる」

ハミルトンのQ3タイムだけを取り消した場合、チームらが予選後の車検で1リットルの燃料サンプルを検査されないことに賭けるという、悪しき前例を作ってしまう恐れがあったとホワイティングは語った。

同誌によると、予選後に実際に検査される燃料サンプルは1、2台だけだなのだという。

従って、違反が見つかった際のペナルティが軽ければ、コンペティターが規定より少ない燃料でQ3を走る"リスクを冒す"可能性があったとホワイティングは論じた。

彼は昨年のドイツGPで燃料サンプルに不適合が発見されたため、予選失格となったセバスチャン・ブエミの例を指摘。

Q1とQ2でもその違法な燃料が使用されていたかどうかを調べることはできなかったため、トロ・ロッソのドライバーは予選結果をすべて抹消された。

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