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2012年第5戦ドライバーコメント予選

Jim / Me / M.S.
2012年5月13日 « バーレーンでは"幸運"だったハミルトン | ハミルトン、トラブル発生もポール獲得 »
Q3でトップタイムを記録するも失格処分を受けたハミルトン © Sutton Images
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シーズン第5戦スペインGP2日目を迎えた12日(土)、カタロニア・サーキットで土曜フリー走行と予選が行われた。

注目の予選ではマクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムをたたき出し、今季3度目のポール獲得に湧いたものの、アタックラップを終えてパルクフェルメに戻る途中、チームからマシンを停止させるよう指示が出される。

当初はトラブルが疑われたが、スチュワードが調査に乗り出したところ、ハミルトンのマシンには予選走行後にピットに戻りサンプル用に提出する分の燃料が残っていなかったことが判明。

マクラーレンはテクニカルトラブルによる不可抗力だったと主張するも、FIAはそれを退け、ハミルトンのタイムを予選結果から除外する裁定を下した。ハミルトンは決勝レースを最後尾からスタートさせることが認められている。

ハミルトン失格により、ウィリアムズのパストール・マルドナドがポールポジションから決勝レースに挑むことになった。2番手以下だったマルドナドを含め、他のドライバーはそれぞれ予選順位がひとつ繰り上がる。

予選を終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。なお、マクラーレン関係者のコメント以外はハミルトンへのペナルティが発令される以前に発表されたもの。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル
土曜フリー走行:1番手
予選:7番手

「今日はいつもと様相の違うセッションだった。ものすごくタイトだったね。Q1からすべてソフトタイヤで戦うことにした。Q2での最初の走行はまだ十分じゃなかったから、もう一度出なければならず、Q3ではもう新品のソフトが残っていなかった。最終的にQ3の結果はこれが最善だったと思うし、タイヤを数セットセーブすることもできた。予選ではそれが重要になると思ったんだ。でも今日はトップ5に匹敵するペースはなかったね。明日はタイヤが大事になるから、できる限りやってみる」

マーク・ウェバー
土曜フリー走行:4番手
予選:11番手

「驚いたね。みんなクルマにはいい仕事をしてくれたし、週末ずっとプッシュしてくれた。僕らは速かったけど、コースがどんどん改善していき、脱落してしまった。Q2最初の計測ラップは十分なタイムじゃなかった。最初のアタックを終えて2番手だったからもう平気だと思ったんだけど、そうじゃなかったんだ。Q2でタイヤを2セット投入しなかったのは失敗だった。もう出なくていいと言われたんだけど、路面の改善は僕ら全員を驚かせた。Q2序盤では強かったし、自分の走りには満足している。たまにはこういうこともあるさ」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「難しいセッションで、Q1で皆ソフトタイヤを投入せざるを得なかった。Q2のマークはタイトではあるものの、大丈夫だと思っていた。タイム的には十分だと思ったし、Q3に新しいセットを残しておきたかったんだ。だが作戦がうまくいかず、Q2落ちしてしまった。セブはもう一度アタックが必要だと分かっていた。彼はどうにかQ3に進んだが、すでにソフトタイヤをすべて使い果たしてしまっており、それがゲームの駆け引きにつながった。メルセデスもタイヤ面でわれわれと同じ状況にあり、予選で上に立てる可能性があるのは彼らだけだった。とりあえず最初にコースインして周回したことを確認し、その後計測ラップを開始した。だがセブはロズベルグ――唯一の中古タイヤユーザー――よりも遅かったため、ラップを断念して8番手からスタートすることになった。マークは新品タイヤを4セット、セバスチャンは3セット残しており、レースではそれが役に立つはずだ」

マクラーレン

ジェンソン・バトン
土曜フリー走行:8番手
予選:10番手

「今日の予選はちょっと期待していたから何がダメだったのかよく理解していない。でもルイスが示したようにマシンのスピードはあるんだ。昨日はソフトタイヤを履いて僕たちが一番だったから今日もコンペティティブだろうと思っていたのにダメだった。どうしてなのかは分からない。とにかく、昨日とはまったく違うバランスに苦戦していた。予選を通してオーバーステアに苦しんでいたけれど、最後の走行ではフロントウイングを増やしたらアンダーステアになったんだ! 予選11番手(ハミルトンがペナルティ受けたため正式には10番手)なんて完ぺきな一日じゃないけど、明日のレースに向けてバランスに何が起きているのか、今夜作業ができることを願っている。今日はとにかく、難しい一日だったと言うしかないと思う」

ルイス・ハミルトン
土曜フリー走行:16番手
予選:タイム抹消、スターティンググリッドは24番

「本当にガッカリだ。今日の予選セッショは僕がこれまで走った中でもベストのひとつだったのに。マシン全体がとにかくスムーズに走っている感じで、最高の気分だったんだ。チームは今週末にアップデートを準備するため本当にがんばってくれたから、今週末に向けて新しいコンポーネントを間に合わせられるよう昼夜問わずMTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)で全力を尽くしてくれた皆にありがとうと言いたい。でも、(予選終了後の)インラップでエンジニアからコース上で止まるように言われて、理由は分からなかった。後で予選から自分が除外されたと聞かされて、当然ものすごくガッカリしている。それでも、今は明日を楽しみにしているんだ。きっと僕らにとっては信じられないくらいタフなレースになると思う。だけどいつもと同じように、僕は絶対にあきらめないし、やれることはすべてやるつもり。このスペインで好結果を残すことは僕にとってとても意味のあることなんだ。ここで受けるサポートは本当にビックリするほどすごい。いつも言っている通り、そしていつもそうしている通り、自分がグランプリをスタートするグリッドポジションがどこであろうと、本気で戦う」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「今日はボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにとって非常に失望の一日だった、そう私から聞いても驚く者はいないだろう。だが、ポジティブなことから話すと、今日も昨日もうちのマシンは最も要求の厳しいコースのひとつで速さと安定性の両方を示している。その結果、昨日のジェンソンは極めて速く、今日のルイスもまた素晴らしく速かった。ただ、今日の予選ではジェンソンと彼のエンジニアたちがセットアップとタイヤの最適化において"スイートスポット"を見いだせず、11番手(ハミルトンがペナルティ受けたため正式には10番手)になってしまった。ルイスは逆に、Q3できっちり決めて今季これまでと同じように才気あふれる走りを披露してくれている。しかしながら、彼はインラップを走り切れなかった。私たちは不可抗力だったというわれわれの主張にスチュワードが同意しなかったことを受け入れ、彼にペナルティを科すと裁定した彼らの判断に異論を唱えることはしなかった。したがって、今の私たちの目標は明日最も多くのポイントを手に入れること。ジェンソンとルイスはいつもと同じように野心的な気持ちで2012年スペインGPにアプローチするのでご安心いただきたい」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:6番手
予選:2番手

「今日の3番手は予想外。前進していることは分かっていたからシーズン序盤のレースよりはもう少し楽にQ3に進めるとは思っていたけど、こんなに上位グリッドにつけるなんて思ってもいなかった。これが僕たちのマシンパフォーマンスを本当に反映しているのかどうかは分からない。レッドブルとマクラーレンの1台ずつがQ2で消えるなんて普通のことじゃないし、Q3に進出したもう一台のレッドブルも使える新しいソフトタイヤがなかったからね。それでも、僕たちがここに持ち込んだ新パーツが正しい方向に前進する結果をもたらしてくれたことは明らか。もちろん、まだ最上位を争うには足りない。今週末について言えば(レース)スタートに向けていい基盤だと思うけど、大事なのは明日だ。いいスタートを決められるようがんばる。特に、タイトルを争うメインのライバルたちが後方スタートだから、それを最大に生かさないと。タイヤパフォーマンスが重要な要素になるだろう。予報では今日とは異なる気温だっていうから、サプライズになる可能性もあるし、慎重にならないとね。最高の観衆の前でレースをするときは彼らがいつも以上のモチベーションを与えてくれるんだ!」

フェリペ・マッサ
土曜フリー走行:11番手
予選:16番手

「これだけ予選が接戦だと、クリーンラップであらゆることを正確にやることが不可欠となる。今日の僕はそのチャンスを得られなかった。Q2の2回目のアタックは少なくとも7台か8台がアタックラップに向けてタイヤに熱を入れている状況と重なってしまい、その分の失ったタイムがかなり響いた。フェルナンドの結果からも分かるように、パフォーマンス面でマシンが前進を遂げられているのにレースを17番手からスタートしなきゃいけないなんてガッカリ。今回F2012に投入した新しい空力パーツはうまく機能しているみたい。空力的なダウンフォースが少し増えてドラッグがちょっと少なくなっている。でも、まだやらなきゃいけないことはたくさんあると分かっている。このコースはタイヤに厳しいから、明日は戦略がカギを握るだろう。入賞できることを願う」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「セッションは非常に接戦かつ驚きの連続だった。1人のドライバーとはいえ、今年はこれでようやく自分たちの力を示せるコンディションでQ3に進出することができた。フェルナンドは予選の最初から最後のラップまで素晴らしい仕事をしてくれている。一貫して向上し続け、またもマシンの全ポテンシャルを引き出してくれた。フェリペは苦戦したが、Q2で新しいソフトタイヤを履いたラップはトラフィックがひどく、トップ10入りが可能になるはずのコンマ数秒を失ってしまったのだ。F2012には多くの新パーツを投入しており、目標は少なくとも純粋なパフォーマンスの点で上位とのギャップを縮めることだった。われわれは前進している。明日のレースは予想がかなり難しく、タイヤパフォーマンスが違いを生むだろう。天気もまた重要な要素。これまで見たように、気温が数度違えば戦略を変えてしまうこともある」

パット・フライ(テクニカルディレクター)

「フェルナンドは今季最高のパフォーマンスで予選3番手、素晴らしい結果だ。フェリペはQ2のクイックラップでトラフィックの影響に苦しみ残念だった。現時点で彼がQ2を突破できたかどうかは分からないが、いくつかのポジションを失ったことは間違いないだろう。ここにはさまざまなアップデートを持ち込み、空力面のアップデートは特に顕著だ。いくつかは機能しているし期待にも沿っているものの、そうじゃないものもある。今日の午後の結果を見るに、われわれは前進していると言えるとは思う。しかし、常に最上位と同レベルであるためにはまだやらなければならないことが多くあるのは明白だ。それでも、3番手は自信を与えてくれる。これはすべて、この数週間に渡り、目標を達成すべく本拠地や現場で必死にがんばってくれた皆のおかげだ。この進歩をレースでも示さなければ。明日は少し気温が下がると予報されているので、タイヤの挙動に影響するかもしれない。タイヤマネジメントについては複数の選択肢が考えられるが、誰が正しい選択をしたのかはそのうち分かる」

メルセデス

ミハエル・シューマッハ
土曜フリー走行:17番手
予選:8番手

「今日の午後はタイヤを温存したかったから、Q3のやり方はそれが決め手になった。一度もアタックラップを走っていないから明日のスタート時に履くタイヤは選択できる。それに、8番手からスタートするよりクリーンな側の9番手からスタートする方がいいと思ったんだ。(前戦から)3週間の休みのうちに前進したチームが複数いるのは明らか。僕としては全体的にさらに接戦になったと思っている。明日はタイトなレースになりそうだね。天気予報では涼しくなるそうだけど、レースの最後に今日の僕たちの選択が報われるかどうかを見るのが楽しみだ」

ニコ・ロズベルグ
土曜フリー走行:10番手
予選:6番手

「今回はトリッキーな予選セッションだった。7番手は僕らにできる最高の結果だと思う。このタイヤで適切なセットアップを見いだすのはチャレンジだったし、僕たち以上にうまくやった人が何人もいる。だけど、明日は良い戦略があるから順位を上げられるといいな。今のところ混戦のシーズンだし、明日のフロントローは新しいメンツがいるからおもしろそうだね」

ボブ・ベル(テクニカルディレクター)

「今朝はレースに向けて有益な準備を整えられ、いくつか改善も見られている。レース用にタイヤを温存したかったので興味深いセッションになると予想して予選に臨んだ。予選の展開はタイヤの使用方法の管理がカギとなり、間違いなく特殊なセッションだったと思う。チームの観点から言えば、われわれが選んだタイヤの利用方法を考えればこのポジションはおそらく精いっぱいだったと思っているが、2台がトップ10入りし、ドライバーは2人ともクリーン側のスタートだ。明日の天気は気温が下がると予報されているので、今週末これまでや今シーズンの流れを踏まえると、路面温度が数度違えばマシンのパフォーマンスが大きく異なってくるだろう。かなりおもしろいレースになりそうだ」

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)

「予選はタイヤを温存することに支配され、ほとんどのチームがそれに取り組んでいたように、われわれも同じだ。Q2のように5番手から10番手までがわずか0.048秒しかないタイトなセッションもあったが、ルイス(ハミルトン/マクラーレン)の印象的な予選タイムは2番手に0.5秒以上の差をつけている。とはいえ、今日と明日のレース終わりではトップ10の顔ぶれが変わっている可能性が高い。われわれの目標は、ニコ(ロズベルグ)が最後のフリー走行の終盤に取り組んでいたロングラン中に示したように、2台が一貫したラップタイムを刻み、揃ってポイントを獲得することだ」

ロータス

キミ・ライコネン
土曜フリー走行:9番手
予選:4番手

「トップ3に入るチャンスはあったと思うけど、今日はだいぶセットアップに苦労していたんだ。予選に向けてマシンに変更を施したけど、結果的にはそれが正しい判断だったと思う。2、3回ちょっとしたミスをしてしまったことがQ3のタイムに影響した。明日のレースでどうなるかは分からないけどね。マシンは基本的に土曜日よりも日曜日の方がいいから明日もそうなればうれしいな。小さなことの積み重ねがレースを決めるだろうし、もちろん、そのひとつがタイヤだ。昨日のロングランは有望だったからそれほど悪くはなさそう。しっかりスタートしてポジションを上げ、そのまま突き進められることを願っている。優れたマシンだと思う。それが大事なことなんだ」

ロマン・グロージャン
土曜フリー走行:24番手
予選:3番手

「チームの素晴らしいパフォーマンスだった。特に僕は燃料圧の問題でFP3(土曜フリー走行)を走れなかったから。セットアップは昨日煮詰めたところからやって、とてもうまく機能したと思う。今朝はトラブルがあったけど、予選に向けてマシンを準備するために皆ががんばってくれた。この結果には満足していいはず。もちろん、もっと多くを求めてしまうのは常だけれど、これが今日の結果。たくさんじゃないけど、もうちょっと速く走れたかなとは思う。明日は長くなりそうだ。レースペースは悪くない感じだけど、当然、タイヤのデグラデーションは管理していかないといけない」

フォース・インディア

ポール・ディ・レスタ
土曜フリー走行:15番手
予選:12番手

「今週末はマシンをコースに合わせようと必死でかなり難しい。実際、予選のラスト走行中に空力バランスを替えてようやくマシンがしっかり合ったと感じられた。今回も接戦だけど、僕たちはセットアップ面でアグレッシブに攻めているし、今週末のロングランのペースはかなりコンペティティブだと思うから、レースに向けては楽観している。明日の目標は前進すること。ポイントを獲得できれば大成功だと思う」

ニコ・ヒュルケンベルグ
土曜フリー走行:12番手
予選:13番手

「Q2のラストアタックはとても満足している。今日のセッションではあれ以上のことができたとは思わない。予選ペースに関して言えば現時点での僕たちのポジションがこれだ。まだマシンに投入されたアップグレードを理解しているところだけれど、皆が前進を遂げているのは明らかだし、中団グループは極めて接戦。今年はこれまでのレースを見るに、グリッドポジションがさほど重要じゃないし、レースでたくさんの追い抜きが見られているから僕たちもまだいいレースができると思っている」

ロバート・ファーンリー(副チーム代表)

「この数週間を通して、アップグレードパッケージを今週末に間に合わせるべくチームは本当に必死にがんばってくれた。ただ、まだ早い段階なので、この先のレースでさらに微調整し、もっとパフォーマンスを引き出すことができるはずだ。それを念頭に、今日の予選パフォーマンスは励みになるものだったと思う。ニコ(ヒュルケンベルグ)もポール(ディ・レスタ)もQ3進出まであとほんのわずかだった。タイヤウエアにも満足しているし、明日のレースは競争が激しいだろうが、ロングランのパフォーマンスはわれわれの好調を示唆している」

ザウバー

小林可夢偉
土曜フリー走行:3番手
予選:9番手

「予選のパフォーマンスは本当に良かったです。クルマのポテンシャルはまだ最大限引き出せてはいませんね。Q1はちょっとトラフィックに引っかかって、Q2の最速ラップも同様でした。僕自身にもまだ改善の余地があります。トップ5争いに加われたと思っていますし、それを期待していました。でも、Q2のチェッカーを受けた後で、油圧系トラブルのためにクルマを止めなければならないと無線で言われてしまいました。それでもチームは僕ら2人をQ3に進ませる素晴らしい仕事をしてくれましたし、明日のレースには前向きです」

セルジオ・ペレス
土曜フリー走行:5番手
予選:5番手

「フリー走行がどれもあまりうまくいかなかった割に、予選でのクルマの感触はすごく良かった。結果は期待通りだし、それ以上だったと言ってもいいかも。競争はすごく厳しくて0.1秒が大きな違いにつながる。僕らは常にもっと速く走れるって考えているから、その点では6位でもまだ不満を感じるほどだ。もう少しいいポジションにも手が届きそうだったからね。でも、レースパフォーマンスには期待できると思う。ここはタイヤデグラデーションが多く、それが大きな要因になる。パーフェクトなレースをしてできる限りたくさんのポイントを取りたい。もっと言えば、サプライズな結果を持ち帰りたいね」

モニーシャ・カルテンボーン(CEO)

「この結果にはとても満足しています。ムジェロテストを成功裏に終え、2台でQ3に進みたいと考えていましたが、その通りになってうれしいですね。6番手はセルジオにとって素晴らしいリザルトです。可夢偉はQ2の後、油圧が落ちてしまってマシンを止めなければならず、申し訳なく思っていますが、レースについては楽観視しています」

ジャンパオロ・ダラーラ(トラックエンジニアリング責任者)

「予選の結果には満足している。エンジニアリングの観点から、ムジェロテストの好結果がこのコースで確かめられたことは非常に良いことだ。ドライバーたちは2人とも速く一貫したドライビングを見せ、とてもいい仕事をしてくれた。可夢偉のマシンに油圧トラブルが出てしまったのは残念だ。ダメージを広げないために、すぐマシンを止めるべきだと判断した。大事なのは明日のレースであり、きっと良いリザルトを残せると確信している」

トロ・ロッソ

ダニエル・リカルド
土曜フリー走行:13番手
予選:15番手

「僕にとっては理想的なセッションではなかった。昨日からフロントとリアでより良いバランスを求めているように思うんだけど、夜を徹してかなり変更したのにラップタイムやマシンの感触に期待していたほどの効果はなかったよ。バーレーンでは素晴らしい土曜日を過ごした後でガッカリの日曜日だったから、今回は逆だといいね。今日のパフォーマンスをあれこれと悔やむつもりはないし、可能な限りいいレースをすることに集中している」

ジャン-エリック・ベルヌ
土曜フリー走行:7番手
予選:14番手

「この予選については複雑な気分だ。個人的には今年のこれまでのセッションよりいい仕事をしたって感じているし、今年初めて予選でチームメイトを下したんだ。一方で、マシンには何かが足りない。チームのみんながこのレースにアップデートを持ち込もうと熱心にプッシュしてきたけど、他のチームも同じことをしているし、どうやら僕らより少し上をいったみたい。まだやることはたくさんあるけど、ポジティブな面としては昨日よりマシンを改善できた。それに、ロングランでのペースはすごくいいって感じているから、明日はどうなるか見てみなきゃ。ポイント獲得を目指すのはそんなに現実離れしていないと思うな」

ローレン・メキース(チーフエンジニア)

「たとえわれわれが夜を通してマシンに改善ができたとしても、今日の結果から、最速のメンバーに追いつくには十分ではないということが明らかになった。グリッドのこの部分が非常にタイトになっているのは事実だが、われわれはQ3に進むことができず、明日のレースでは同様に中団での接戦が予想できる。開発のペースは誰にとっても大変速く、われわれは今、追いつくためにさらにハードにプッシュする必要がある。レースについては、これまでにもグリッド後方から何らかの成果を生み出してきたので、少しペースを見出して良いパフォーマンスができることを願っている」

ウィリアムズ

パストール・マルドナド
土曜フリー走行:2番手
予選:1番手

「今年はみんな、このタイヤを理解するために必死の努力を続けていて、このレースで持ち込んだアップデートはすごくいい前進になった。クルマはとても安定しているし、レースペースはいい。だから明日のレースが本当に楽しみだ。今シーズンのチーム内にはすごくポジティブな空気があって、彼らと僕の故郷ベネズエラにとって素晴らしい結果だ」

ブルーノ・セナ
土曜フリー走行:14番手
予選:17番手

「ガッカリの予選だし、ソフトタイヤで運悪くトラフィックに引っかかってしまった。明日ポイントを取ろうと思ったらかなり頑張らなくてはいけないけど、僕はこれまでにも後方からいいレースをしているし、今週末クルマは調子が良さそうだ」

マーク・ジラン(チーフオペレーションエンジニア)

「パストールの予選パフォーマンスは驚くほど素晴らしかった。セッションを通して非常に良いラップを連発し、Q3で上位グリッドを獲得するためにソフトタイヤを温存することができた。2番グリッドの獲得はチームにとって大きな励みになるし、レースでプッシュして多くのポイントを狙える良いポジションだ。フランクのちょっと遅い70歳のお祝いになればいいね。ブルーノがQ1止まりだったのは残念だが、レースペースは良いはずなので、18番手からでもポイント獲得は可能だ」

ケータハム

ヘイキ・コバライネン
土曜フリー走行:19番手
予選:19番手

「今日のパフォーマンスに不満はないけど、予選ではクルマの力をもっと引き出せたはずだ。ターン3でミスしてしまって少しタイムを失ったけど、全体的にこの週末は満足できるセットアップを見つけられずにいる。適切なバランスを見つけようといくつか異なることを試したんだけど、今日の予選ではちょうどいい妥協点を見いだせなかった。このことはもう忘れて、明日に目を向けよう。そこではこれまでの4戦で示したようなレースペースの維持に努める。タイヤさえうまく管理できれば大丈夫だと思う」

ヴィタリー・ペトロフ
土曜フリー走行:18番手
予選:18番手

「今日のパフォーマンスにはすごく満足。予選ですべてをまとめられて素晴らしい気分だし、最後のラップを決められるよう手助けしてくれたチームに感謝している。セクター2で小さなミスをしてしまって、コンマ2、3秒失っているから、本当はもっと伸びたはずだ。でも、FP3と予選の間にソフトに合ったいいバランスとKERSのマップを見つけることできて、全力を出し切れた。こうしてパフォーマンスとしてそれを表すことができてうれしいよ。明日は面白いレースになりそうだ。誰がリアタイヤを最も使いこなせるかが大きな要因になってくると思う。シーズン序盤に見てきたように、僕らは日曜日になれば前のチームとも戦える。今日の予選のパフォーマンスを明日に持ち越せたら、何が起きてもおかしくないよ」

マーク・スミス(テクニカルディレクター)

「今日の午後は、マシンのベストパフォーマンスに近いものを引き出せたと思う。両ドライバー共あとコンマ数秒は改善できたかもしれないが、彼らのパフォーマンスには満足しており、ここからは明日のレースに焦点を移す。レースの決定要因はタイヤだ。日曜日になれば前の数台と戦えることはこれまでに証明されているので、タイヤの慎重な管理と良いピットストップ戦略があればいいパフォーマンスを示せるだろう」

HRT

ペドロ・デ・ラ・ロサ
土曜フリー走行:23番手
予選:22番手

「今日はうまくいったね。特に午後。だから僕は自分たちの成し遂げたことにとても満足している。予選では最高にいい走りが2回もできて、昨日も今朝もできなかった1分28秒台のタイムを刻めた。僕らのポジションがいつも同じに見えているとは思うけど、パフォーマンスに関して言えば進歩しているし、そこが僕にとってのポイントなんだ。いつも言っているように僕らはまだ改善の余地は多く残されているけれど、正しい道を歩んでいるしそれが大事なこと。ここはタフなコースだし、リアタイヤの摩耗が激しいから明日のレースは楽にはいかないだろう。とにかく、スタートを決めてマルシャ勢といいバトルを繰り広げながら、僕たちを応援してくれるすべてのファンの前で完走しなきゃね」

ナレイン・カーティケヤン
土曜フリー走行:22番手
予選:23番手(107%ルール突破ならず/スチュワードがレース出走を承認)

「今のところ僕にとってはかなりアンラッキーな週末だ。今朝はすべてがスムーズにいったのに午後になったら、1セット目のタイヤで激しくプッシュしているときにターン3でスピンを喫し、その結果1本のタイヤにフラットスポットを作っちゃってガレージに戻らなきゃいけなくなった。2セット目を履いて出ていくつもりだったけど、いくつか問題が見つかり、僕だけじゃなく他の人たちも含めた安全性を考慮してコースには出ないことに決めたんだ。今週末は不運に見舞われている感じ。そのことにはガッカリしているけれど、ベストを尽くすこと以外に自分にできることはない」

トニ・クケレラ(テクニカルディレクター)

「今日は複雑だった。ペドロは彼のプログラムを続けられたので、すべてがうまく機能していることを確認できたし、期待通りに今回のアップデートが改善をもたらしてくれていることも分かった。ただ、ここでストップすることはできない。進歩し続けなければならないのだ。予選に関してはマシンバランスがやや改善され、ペドロが素晴らしい2周を走ってくれた。ナレイン(カーティケヤン)はフリー走行で可能な限り多くの周回数を走り込むことを目標にしていたので見事な仕事ぶりだったと思っているが、予選ではツキがなく、1セット目のタイヤでスピンを喫した彼はいいタイムを残せず、2セット目で出ようとしたときにオンボードカメラのセッティングに問題があることが分かり、コースに入るには危険だと考えて回避せざるを得なかった。107%ルールの条件をクリアできていないが、今朝のパフォーマンスを考えれば明日のレースに出走することに問題があるとは思えない」

マルシャ

ティモ・グロック
土曜フリー走行:21番手
予選:21番手

「昨日に比べてずっといい日だったね。僕らが直面している問題には少し対処できたと思うし、今朝の土曜フリー走行ではいい感触だった。残念ながら、予選は素晴らしいものにはならなかったよ。最初のタイムアタックでミスをして、その後は速さが十分じゃなかった。1セット目のタイヤで行った2回目のフライングラップではターン3でHRTの1台がスピンしてイエローフラッグが出ていたから、タイヤを生かせなかったんだ。2セット目では1周をまとめることができなかった。最初のセクターは良かったけど、第2セクターで少しトラフィックにひっかかり、いくつかの理由から最終セクターでもタイヤパフォーマンスを落としてしまった。今日はとにかくいい方向に進めなかったし、落ち着いて分析しなければ。明日はもっと良くなればいいんだけどね」

シャルル・ピック
土曜フリー走行:20番手
予選:20番手

「正直なところ、すごく満足だよ。僕にとっては全体的にすごくいい予選だった。今週末は何とかパッケージを改良することができた。でも、前にいるマシンとの今日のギャップはそれを反映していないね。マシンはまだ100%ではないから、自分たちが実際どこにいるのかは分からないと思う。僕らにはまだ確実に引き出せるものがあると思うんだ。レースではいつも僕らのライバルよりいいみたいだから、明日もそうだといいな。でも、今は僕のポジションに満足だし、レースを楽しみにしている」

ジョン・ブース(チーム代表)

「われわれは今朝の土曜フリー走行にいくらかのためらいと共に臨んだ。過去2回のレースウイークエンドでは、ティモのマシンで特に、金曜日に良いバランスだったにもかかわらず残る週末でそうであるべき振る舞いをしないマシンになってしまうことがあった。ムジェロテストやこれまでの週で多くの分析を行い、両マシンに持ち込んだいくつかの新パーツがこの問題を解決したようだ。ティモは今日、マシンバランスが大いに改善し、金曜日と比べてもそうだったと報告している。それをふまえてFP3(土曜フリー走行)でわれわれは自信を持っていたが、セッション終盤にティモのマシンで起こったメカニカルトラブルによってやや打ちのめされた。われわれは新パーツにあった問題を突き止め、予選の準備として両マシンに修正を施すことができた。ティモにとっては不運なことに、彼は予選でリズムに乗ることができなかったので、明日は彼にはまだできることがあると思う。一方でシャルルは先週と同様に輝かしいパフォーマンスを見せ、デビューシーズンのこの段階でわれわれが抱く期待をすべて上回っている。われわれが最高のラップをまとめても前方にいるドライバーたちはまだわれわれに対して多少のマージンを持っているので、明日は望むような戦いを楽しむことはできないだろう。しかしながら、彼らにできる限り迫るというはっきりとした目標を立てることで、われわれは少なくともここからマシン開発がどこに向かうべきか学ぶことができるだろう」

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