スペインGP

/ News

  • スペインGP - ペナルティ

ルノー、不適切なウイング交換でペナルティ

M.S.
2019年5月15日 « ハースF1のタイトルスポンサーがロゴを巡る争いに敗訴 | 4基目投入でペナルティを科されたヒュルケンベルグ »
© Peter J Fox/Getty Images
拡大

決勝ではペナルティ対象者のいなかったシーズン第5戦スペインGPで、最も頻繁に審議対象として取り上げられたのはルノーのニコ・ヒュルケンベルグだった。

レースで起きたいくつかのインシデントのうち、ターン2でランス・ストロール(レーシング・ポイント)とランド・ノリス(マクラーレン)が接触した件が取り沙汰されたものの、どちらかに責任のある事故ではないとしておとがめなしの裁定が下っている。

一方、グランプリ2日目にはヒュルケンベルグが予選でミスを犯して故障したフロントウイングを交換した際に、異なる仕様のウイングが装着されたことでピットレーンスタートを命じられた。ヒュルケンベルグは自身のミスを振り返り"自分自身にがっかりだ"と述べている。ヒュルケンベルグは他にもパルクフェルメ状態でのパラメーター変更や規定数を超えるパワーユニットエレメントの使用で処罰を受けた。

また、ギアボックス交換を実施したウィリアムズのジョージ・ラッセルとアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィに5グリッド降格処分が科されている。

スペインGPの週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

スペインGP初日:5月10日(金)

(金曜フリー走行1回目と2回目はペナルティなし)

スペインGP2日目:5月11日(土)

(土曜フリー走行はペナルティなし)

【予選】

◆ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
違反内容:ギアボックス交換、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
裁定:5グリッド降格
裁定理由:カーナンバー63(ラッセル)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。

◆ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
違反内容:フロントウイング主翼を変更、FIA F1スポーティングレギュレーション第34条2項に違反
裁定:ピットレーンからのスタート
裁定理由:スチュワードは技術委員が提出した証拠を確認し、チームのスポーティングディレクターに説明を求めた。スポーティングディレクターは、フロントウイング主翼は交換されたものと"同様の"ものだというチームの見解を報告する一方、問題のフロントウイングが予選で使用されたものと別仕様だというFIA技術委員の見方を受け入れるにやぶさかではないとしている。結果として、スチュワードは当該コンペティターにはピットレーンからのスタートが義務づけられるものと決定した。

◆アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)
違反内容:ギアボックス交換、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
裁定:5グリッド降格
裁定理由:カーナンバー99(ジョビナッツィ)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。

◆ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
違反内容:4基目の内燃機関(ICE)、4基目のターボチャージャー(TC)、4基目のMGU-H、3基目のMGU-K、3基目のコントロールエレクトロニクス(CE)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
裁定:スターティンググリッド後部からのスタート
ただし、このペナルティによって当該コンペティターが事前に受けたペナルティとしてピットレーンスタートを義務づけられている事実に変更はない
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが科された。

◆ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
違反内容:フロントブレーキマップのパラメーター変更、FIA F1スポーティングレギュレーション第34条2項に違反
裁定:ピットレーンからのスタート
裁定理由:技術委員が提出した証拠を確認したスチュワードは、フロントブレーキマップのパラメーターが予選で使用されたものと異なるため、当該コンペティターはピットスタートを義務づけられるものと判断した。

スペインGP決勝:5月12日(日)

【決勝】

(決勝はペナルティなし)

オーストラリアGP:開幕戦では3チームに罰金
バーレーンGP:レース中のインシデントは全ておとがめなし
中国GP:レッドブル&トロ・ロッソ勢のみが処罰の対象に
アゼルバイジャンGP:燃料流量違反とウイングのたわみで予選除外処分

© ESPN Sports Media Ltd.