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0.051秒差の混戦を制すはハミルトン! アロンソが7番手!

Jim
2017年5月13日
© Mark Sutton/Sutton Images
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欧州ラウンドの皮切りとなる2017年FIA F1世界選手権第5戦スペインGPは13日(土)に予選セッションが行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。

初日は2回のフリー走行ともハミルトンとバルテリ・ボッタスのメルセデスコンビが100分の数秒差というタイムを残して1-2を達成したが、土曜フリー走行はフェラーリ勢が逆転し、キミ・ライコネンにセバスチャン・ベッテルが続くオーダーでタイムシート上位を独占している。ベッテルはセッション終盤にトラブルを抱えてしまい、フェラーリは深刻なエンジントラブルではないとしながらも、予防措置として予選前に一部パーツを交換した。

ピレリはバルセロナにソフト、ミディアム、ハードのドライタイヤを持ち込んでおり、予選Q3用としてソフトタイヤを1セット確保するよう指示している。予選トップ10入りを果たしたドライバーはこのセットを返却しなければならないが、Q2までに予選を終えたドライバーはレース用に温存可能だ。

初日同様、風が強く吹くカタロニア・サーキット。気温26度、路面温度44度、湿度27%のドライコンディションでQ1がスタートすると、マクラーレンのストフェル・バンドールンがコースに入り、無事に作業を終えたベッテルが続いた。

フォース・インディアはセルジオ・ペレスとエステバン・オコンとも、最初にハードタイヤを試した後、ソフトタイヤに交換している。それ以外のドライバーはソフトタイヤでのアタックに専念した。

全車のタイムが出揃った時点で1分20秒511を刻んでいたハミルトンがトップに立ち、当初はベッテルが2番手につけるも、2度目のアタックで自己ベスト更新に成功したライコネンがトップから0.231秒差の2番手に浮上。レッドブルは上位2チームに比べるとまだ0.5秒ほど遅れているようだ。

中団グループは0.1秒でポジションが5つほど変わる大混戦。Q1の最後は10番手以下につける面々がコースに集結し、次々に自己ベストを更新していった。最終的にQ1敗退を喫したのは16番手のマーカス・エリクソン(ザウバー)から順に、ジョリオン・パーマー(ルノー)、ランス・ストロール(ウィリアムズ)、バンドールン、ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)だ。

Q1ではハミルトンがトップに立ち、ライコネン、ベッテル、ボッタスと続いている。

15分間で争うQ2はボッタスとハミルトンが最初にコースへと向かい、ライコネンが追いかけるようにガレージを出発するが、他のドライバーが動き出したのは3人がアタックラップに入ってから。ハミルトンが1分20秒210を刻んだ後、ボッタスが0.090秒差に迫り、さらにベッテルがボッタスのタイムを0.005秒削って2番手に食い込む。ライコネンが少し遅れて0.4秒差となった。

トップ3が0.1秒差のタイムを刻み合う一方、予選トップ10入りをかけた争いも同様の激しさを持ち、7番手から14番手のドライバーが0.5秒とないタイム差で連なっている。

Q2最後のアタックを終えて、予選Q3に進出したのは最後のアタックを行わずにガレージで戦況を見守ったメルセデス、フェラーリ、レッドブルの6名に加えてオコン、ウィリアムズのフェリペ・マッサ、ペレスが9番手につけ、そしてマクラーレンのフェルナンド・アロンソが10番手でQ2を突破した。

アロンソに0.078秒及ばず11番手となったのはケビン・マグヌッセン(ハースF1)だ。その他、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、ロマン・グロージャン(ハースF1)、パスカル・ウェーレイン(ザウバー)がQ2で予選を終えている。

ポールシッターが決するQ3は開始から1分が経過してようやく動きが見られ、ここでもメルセデスが先陣を切った。フェラーリ勢が加わり、レッドブルもドライバー2人をコースに送り出す。Q2までに新品のソフトタイヤを使い切った他の4人は最後の一発勝負に向けてガレージで集中力を高めた。

6人が最初のアタックを完了した時点では1分19秒149をたたき出したハミルトンが一歩リード。0.241秒差でボッタスが2番手に続き、ライコネンがハミルトンに0.290秒差ながらボッタスとは0.049秒差のタイムで3番手に控えた。ベッテルは0.512秒遅れと少し差をつけられている。フェルスタッペンも1分19秒台に入れており、4番手のベッテルにも0.1秒差と迫る。

いったん6人がピットに戻った後、アロンソが最初にガレージを離れ、10名すべてがコースに出揃ってラストアタックに臨んだ。ベッテルは自己ベストを更新したものの、ハミルトンに0.051秒届かずに2番手。ハミルトンはタイムを伸ばせなかったが、ボッタスやライコネンもハミルトンの最初のタイムに及ばず、ポールポジションを確保した。

フロントローにベッテル、3番手にボッタスが並ぶ。ライコネン、フェルスタッペン、リカルドと続き、7番手にはアロンソが食い込んでいる。トップ6とは0.8秒の差があるとはいえ、上位3チームに次ぐポジションに並んだことは苦境に直面するマクラーレン・ホンダにとって何よりの朗報だろう。8番手以下はペレス、マッサ、オコンの順だった。

スペインGP決勝レースは14日(日)日本時間21時にスタートする予定だ。

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