スペインGP

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「レースとピンポン、どっちがしたいの?」

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2016年5月19日
© Goria/Sutton
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18歳のマックス・フェルスタッペンが驚きの初勝利を挙げたスペインGPから注目の無線コメントを『ESPN』が抜粋してお届けしよう。

「完全にドライブ不能。変えるのは構わないけど、何かとんでもない間違いをしでかしていると思うよ」

金曜日からセットアップに苦んだハースF1チーム。乱調子にイライラを募らせたロマン・グロージャンの報告だった。

「ハハッ、すごいじゃないか。たった今、ハリアントにオーバーテイクされたよ。このクルマをどかしてくれ。このままじゃ時間を食う。自分では速いと思ってるんだろうけど、違うから」

レース半ば、周回遅れのリオ・ハリアントに抜かれ、気分を害したジェンソン・バトン。丁重にチャーリー・ホワイティングへの伝言をマクラーレンにお願いした。

「後ろのリカルドのためにブルーフラッグが出ている。彼はレースリーダーだ」
「だけど、まだミラーにも見えてないんだけど!」

後方走者の悲哀・・・見えもしないマシンのために道を譲るよう指示され、反論するルノーのジョリオン・パーマーだった。

「おい、チームメイトだろう・・・」

1コーナーでチームメイトのフェリペ・ナッサーに寄せられたザウバー、マーカス・エリクソンのぼやき。

「F***、僕がよけなきゃ真っすぐ突っ込んでいたよ。ほんとさ、何がしたいの? レース? それともピンポン?」

得意のビッグブレーキングでダニエル・リカルドにインに飛び込まれ、危うく接触しそうになって毒づいたセバスチャン・ベッテルだった。

「イエス! イエス!」
「信じられないよ、マックス。信じられない」

0.6秒差でキミ・ライコネンを振り切り、レッドブルでの記録的勝利を祝うマックス・フェルスタッペン。

「マックス・フェルスタッペン、君はレースウイナーだ。何というデビュー戦だ。素晴らしい。大きな、大きな仕事をしたね」
「どうもありがとう、クリスチャン」

レッドブルの若き天才に賛辞を贈るクリスチャン・ホーナー。言われた本人は功績の大きさに不釣り合いなほどの冷静さで新たなボスに感謝の言葉を返した。

そして、最後は・・・。

「Yo-ヘイ! Yo-ホー! Yo-何てこった!!」

フェルスタッペンがチェッカーを受けた瞬間、『Ziggo Sports(ジッゴ・スポーツ)』に流れたのはオランダ人コメンテーター、オラフ・モルの謎の叫び声だった。

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