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シンガポールGP、2017年まで契約延長

M.S.
2012年9月22日 « 今季のスチュワードは厳しいとマルドナド | ピックに20秒加算ペナルティ »
ナイトレースは2017年まで存続 © Sutton Images
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シンガポールGPのオーガナイザーが2017年までF1カレンダーにとどまる新たな契約を結んだと発表した。

今年初めにはバーニー・エクレストンが新たに5年契約に合意したと主張したにもかかわらず、シンガポールGP主催団体が後になって実行可能な条件でないため交渉を継続しているとの声明を発表するなど、同グランプリの今後については混乱が生じていた。それでも2013年の暫定カレンダーにシンガポールGPが記載されたのに続き、今回の契約延長発表に至っている。

「ほぼ例外なく、われわれ全員がここに来るのが好きだ。それゆえに、大臣との交渉を難しくさせた」と語るエクレストンは「彼は甘い人ではない上に、なぜ私たちが彼の公道を使い、すり減らすことに不満を覚えているのか理解できない! だが、いずれにせよ、最終的にはここに至った。私はとても満足している。さらに5年間はここに来られるのだからね」と続けた。

また、第2通商産業相のS.イスワラン大臣はシンガポールのレースがF1にとってプラスになっていると思うと述べている。

「シンガポールが2017年までF1グランプリを主催することになったと発表でき、とてもうれしく思う。今日先ほど合意に至ったばかりだ。あらゆる組織が非常に細かな目的を持ち、相互に有益な結果に至ることを望んだため、交渉に時間を要した」

「シンガポール政府は国家的展望から慎重に慎重を重ねてこのレースを継続するためのコストと利益を調査した。われわれの見解はF1がシンガポールにとってプラスであり、強力なライフスタイルを持つ世界的な都市としてシンガポールの地位強化に役立っていると考えている。同時に、シンガポールがF1とってもプラスだと信じている。特徴的なスカイラインを背景にした独特のナイトレースを開催することで、F1に新たな次元をもたらしたはずだ。加えて、おもしろく魅力的なエンターテイメントとライフスタイルのオプションも導いたと思う」

さらにイスワラン大臣はエクレストンとの交渉で条件の軽減にも成功したことを示唆している。

「経済的な観点から話すと、F1のシンガポールGPは過去4年で世界の15万人以上の観光客を魅了してきた。一年あたりの平均では1億4,000万から1億5,000万シンガポールドル(約89億円から95億円)の漸進的な観光費用効果を誘発している。今回の契約延長により、この利益レベルを継続できると予想している」

「レースごとの主催費用は1億5,000万シンガポールドル、うち政府の共同出資は約60%だ。インフラや使用されている政府施設の最適化、より効果的なレースの運営方法、レースプロモーターおよびFOA(フォーミュラ・ワン・アドミニストレーション)との改訂条件を含む多数の要素を通して、政府の純経費のさらなる削減をたっせいできると考えている」

サーキットの大部分は一般の公道を使用しているため、イスワラン大臣はコースレイアウトを変更する範囲があったと述べ、選択肢のひとつとして検討されたことを明かした。

「今現在、われわれは選択肢を検討している。今のコースはとても貢献してくれた。変更あるいは修正する可能性を引き続き検討しているものの、現段階では特に計画などはない」

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