シンガポールGP

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  • 終盤フライアウェイ戦の幕開け

2011年第14戦シンガポールGPの見どころ

Kay Tanaka / Jim
2011年9月23日
【英語音声/和訳字幕なし。ご了承ください】

全19戦で争われる2011年F1世界選手権は13戦が終了し、残すは6レース。終盤はアジア、中東、南米を渡り歩く"フライアウェイ"戦で、その皮切りが今週末のシンガポールGPだ。市街地コースを舞台とする第4回シンガポールGPの見どころをチェックし、レースをより楽しもう。

【その1 - どんなコース?】

シンガポール市街地サーキットはさまざまな観光名所をめぐるようにレイアウトされた全長5.073kmのコース。25のコーナーは大半が時速100km程度で通過する直角コーナーとなっており、昨年の優勝者の平均時速は約157kmでモナコに次ぐ遅さだ。モナコと違いレースはフルディスタンスで争われるため、全61周の2時間に迫る長い戦いになる。コースはコンクリートウオールで覆われているためにセーフティカーが導入される可能性も高い。また路面はかなりバンピーで、過去には下から突き上げられる衝撃によって気分が悪くなるドライバーもいたほどだ。F1唯一の"ナイトレース"として開催されるグランプリであり、サーキット全体に強力な照明機器が配備される。

【その2 - 戦略は?】

ピレリがシンガポールGPに持ち込むタイヤコンパウンドは、ソフトコンパウンド(プライム/ハードタイヤ)とスーパーソフトコンパウンド(オプション/ソフトタイヤ)の2種類。路面のグリップ力が高くないことや、タイヤに負荷がかかる中高速コーナーがほとんどない特性のため、モナコGPやカナダGPと同様のスペックが選ばれている。昨年のレースでは1ストップ作戦が主流だったが、今週末は2ストップか3ストップ作戦が主な戦い方になるはずだ。

【その3 - 注目の場所は?】

オーバーテイクは決して楽なコースではないが、不可能でもない。ホームストレートから第1コーナーへの飛び込み、そして続くターン2&3でポジションが入れ替わることが多い。また7速ギアで時速300kmに達してから時速100km前後まで落とすポイントもいくつかあり、ブレーキングでインを突くことはできる。レース中のDRS(ドラッグ・リダクション・システム/可変リアウイング)使用可能区域はターン5からターン7までの1カ所に設定されることになった。

シンガポールGP週末の天気予報 © Getty Images
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【その4 - 優勝争いは?】

マシン特性を考えれば、イタリアGPを制したレッドブルはシンガポール市街地でも優勝を争うはず。低速サーキットで速さを発揮しているフェラーリも上位争いに食い込めそうだが、マクラーレンも高いパフォーマンスを発揮できそうだ。高速サーキットで好結果を残してきたメルセデスGPが好調を維持できるのかどうか、注目の存在となるだろう。

【その5 - ポイント争いは?】

ここ数戦ではルノー、フォース・インディア、トロ・ロッソの3チームが入賞争いでややリードしており、ザウバー、ウィリアムズは少々厳しい構図となっている。特にザウバーは前戦で2台共にギアボックストラブルに悩まされており、バンピーなシンガポールもギアボックスには負担がかかるコースのため、信頼性には疑問が残る。特にコンストラクターズ選手権6位をめぐる争いが激しくなっており、わずか数ポイントが大きな差に結びつくことになるだろう。

【その6 - 注目のドライバーたち】

これまでに3回行われたシンガポールGPで2勝、3位1回の結果を残しているフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)には注目だ。ドライバーズ選手権では首位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)に大差をつけられてしまっており、失うものはないという気持ちでアタックしてくるものと思われる。マクラーレン勢も昨年は予選で3番手と4番手に入っており、コースとの相性は悪くない。小林可夢偉(ザウバー)は予選でセルジオ・ペレスに勝つことが第一の目標。好結果を残して、鈴鹿で行われる日本GPに挑みたいと考えているはずだ。

★2010年シンガポールGPの展開

予選ではアロンソがポールを獲得し、ベッテルが2番手。ベッテルは好スタートを切るも、アロンソが巧みに鼻先を抑えてホールショットを奪った。セーフティカーが導入される展開の中、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がマーク・ウェバー(レッドブル)の攻撃を防ごうとして接触、リタイアに終わり、タイトル争いが大いに厳しい状況に。レースを制したアロンソはランキング2位に浮上した。ベッテルが2位でゴールし、3位はウェバー。可夢偉は10番手からスタートしたが、単独クラッシュを喫してリタイアに終わっている。

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