シンガポールGP

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最速のルクレールにハミルトンとベッテルが続く

Jim
2019年9月21日
© Lars Baron/Getty Images
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21日(土)、2019年FIA F1世界選手権第15戦シンガポールGP土曜フリー走行が実施され、フェラーリのシャルル・ルクレールが最速タイムを記録した。

金曜フリー走行はルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が2回のセッションを通してトップ3をキープし、予選やレースと同じ時間帯に行われた後半のフリー走行ではハミルトンとフェルスタッペンが0.184秒差と接近したタイムを残している。

夕刻を迎えつつも、まだ空が明るい中、気温31.5度、路面温度40度、湿度57.4%のドライコンディションでスタートした土曜フリー走行はハースF1のケビン・マグヌッセンとマクラーレンのランド・ノリスを含め、まずは8名がインストレーションラップを完了。その後、メルセデスのバルテリ・ボッタスやレッドブルのアレキサンダー・アルボンらがガレージを離れ、システムチェックを終えると同時にプログラムに取り掛かる。ミディアムタイヤを履いたボッタスが1分40秒台のタイムを記録すると、他のドライバーたちも順次、タイムシートに名前を刻んでいった。

インストレーションラップを終えてピットに戻っていたダニール・クビアト(トロ・ロッソ)がコース上での作業を開始しようとしたところ、リアから煙が上がってしまい、急きょ帰還を余儀なくされた。自力でピットボックスにたどり着いたクビアトのマシンはガレージに入れられても煙が確認されており、メカニックやエンジニアが慌ただしく対応している。

レッドブルのガレージからフェルスタッペンが姿を見せたのはセッション前半がまもなく終わろうとするタイミングだ。トラブルに見舞われたクビアト以外でノータイムだったのはフェルスタッペンのみで、ソフトタイヤを履いてシステムチェックに臨んでいる。

ところが、レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスがマシン右側をウオールにこすってしまい、パンクチャーを抱えた右リアタイヤのパーツなどデブリが散らばったため、バーチャルセーフティカーが発令され、フェルスタッペンは速度制限を受ける中でタイム計測に入ったものの、デブリ回収が必要となったことからセッションは赤旗が振られて一時中断。全車がピットへの帰還を余儀なくされ、フェルスタッペンはタイムを残すことなく引き上げるしかなかった。

ペレスはピットレーン入り口に近い場所でのクラッシュだったことから自力でチームのもとに帰り着いたが、予選までは2時間半しかなく、チームクルーは時間との戦いを強いられている。

この時点でトップにつけていたのは1分39秒364をマークしていたルクレール。ハミルトンが0.765秒差の2番手、ベッテルとボッタスに続いてアクシデントに見舞われたペレスのタイムが5番手に入っていた。

セッションが再開されたのは赤旗が振られてから約6分後。残り時間が少ないとあってフェルスタッペンを含む数名がすぐさまコースに入っていく中、トロ・ロッソのガレージではクビアトのマシンがジャッキアップされ、メカニックたちが修復作業を急ぐ姿が確認されている。

ボッタスが自己ベストタイムを更新すると同時に最速タイムも塗り替え、フェルスタッペンが0.2秒差で3番手に飛び込む。ボッタスは2番手に下がったルクレールよりも0.198秒速くラップをまとめていたが、新しいソフトタイヤでクイックラップに臨んだルクレールが一気に1秒を縮めて1分38秒192をマークし、再びトップの座を手に入れた。

ミディアムからソフトにタイヤを交換したハミルトンはアウトラップをスタートさせた直後にスピンを喫するも、事なきを得て走行を再開している。ストリートサーキットのシンガポールでは少しのミスが大きく響くことになるが、ハミルトンは進行方向と逆向きになっただけでウオールとの接触などは免れた。タイヤには多少なりとダメージがあったはずだが、ハミルトンはそれでもトップに0.2秒遅れのタイムを刻んで2番手に浮上している。

ルクレールのタイムを上回るドライバーは現れず、ハミルトンが2番手、ベッテルが3番手に飛び込み、ボッタス、アルボン、フェルスタッペンと続くトップ6で最後のフリー走行が終了した。

トロ・ロッソのピエール・ガスリーは12番手、クビアトはタイムを残せぬまま予選に挑むことになった。Hondaによれば、クビアトのパワーユニットがオイル漏れに見舞われていたようで、調査を進めるとともに、予選に向けてエンジンを交換しているとのこと。すでに使用済みのコンポーネントに載せ替えるため、ペナルティの対象外だとも明かしている。

シンガポールGP予選は日本時間22時にスタートする予定だ。

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