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バトルとペナルティ多発のシンガポール

M.S.
2018年9月19日 « ミスを犯さないことが誇りだとハミルトン | ライコネンとフェルスタッペンがMGHを交換 »
© Will Taylor-Medhurst/Getty Images
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数々の激しいバトルの結果、シーズン第15戦シンガポールGP決勝では3人のドライバーにペナルティが言い渡された。

他車とのバトル中に接触したかどでドライブスルーペナルティを科されたのはフォース・インディアのセルジオ・ペレス。ハースF1のロマン・グロージャンは青旗の指示に従わなかったとして5秒のタイムペナルティ、ウィリアムズのセルゲイ・シロトキンはライバルをコース外に押し出したとしてグロージャンと同様に5秒のタイムペナルティを科された。

一方、ペレスはエステバン・オコンとの同士討ちについてはおとがめなしの裁定を受けており、ハースF1のケビン・マグヌッセンもトロ・ロッソのブレンドン・ハートレーとの接触についていずれかのドライバーに主たる責任なしと判断されている。

また、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは3回のフリー走行全てでピットレーンの速度違反を犯した。

その他を含め、シンガポールGPの週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

シンガポールGP初日:9月14日(金)

【金曜フリー走行1回目】

◆ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
違反内容:ピットレーンを時速68.2kmで走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反
裁定:ルノーに罰金900ユーロ(約11万8,000万円)
裁定理由:カーナンバー27(ヒュルケンベルグ)が本イベントで時速60kmに設定されているピットレーンの速度制限を時速8.2km超過したため。

◆セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
違反内容:ピットレーンを時速76.3kmで走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反
裁定:フォース・インディアに罰金1,000ユーロ(約13万1,000万円)
裁定理由:カーナンバー11(ペレス)が本イベントで時速60kmに設定されているピットレーンの速度制限を時速16.3km超過したため。

【金曜フリー走行2回目】

◆キミ・ライコネン(フェラーリ)
違反内容:ピットレーンを時速73.1kmで走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反
裁定:ルノーに罰金1,000ユーロ(約13万1,000万円)
裁定理由:カーナンバー7(ヒュルケンベルグ)が本イベントで時速60kmに設定されているピットレーンの速度制限を時速13.1km超過したため。

◆ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
違反内容:ピットレーンを時速62.8kmで走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反
裁定:ルノーに罰金300ユーロ(約3万9,000万円)
裁定理由:カーナンバー27(ヒュルケンベルグ)が本イベントで時速60kmに設定されているピットレーンの速度制限を時速2.8km超過したため。

シンガポールGP2日目:9月15日(土)

【土曜フリー走行】

◆ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
違反内容:ピットレーンを時速63.4kmで走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反
裁定:ルノーに罰金400ユーロ(約5万3,000万円)
裁定理由:カーナンバー27(ヒュルケンベルグ)が本イベントで時速60kmに設定されているピットレーンの速度制限を時速3.4km超過したため。

◆エステバン・オコン(フォース・インディア)
違反内容:安全性に欠ける状態でのピットストップからのリリース、FIA F1スポーティングレギュレーション第28条13項(a)に違反
裁定:フォース・インディアに罰金5,000ユーロ(約65万7,000万円)
裁定理由:スチュワードは証拠映像を確認し、カーナンバー31のドライバー(オコン)、チーム代表者らから事情を聴取した。カーナンバー31のドライバーはチームの指示に従い、ピットストップポジションからのバーンアウトスタートに備えていた。その際、カーナンバー20がファストレーンにアプローチしつつあった。カーナンバー31のドライバーは赤信号が提示されている間にバーンアウトを開始し、その後ライトはチームによって青信号に変更された。チームはカーナンバー20の接近を把握しきれておらず、カーナンバー31のバーンアウトの進行を停止できず、安全性に欠けるピットストップにつながった。

(予選はペナルティなし)

シンガポールGP決勝:9月16日(日)

【決勝】

◆セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
違反内容:ターン18におけるカーナンバー35(セルゲイ・シロトキン/ウィリアムズ)とのインシデント、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条4項に違反
裁定:ドライブスルーペナルティ、およびペナルティポイント3点
裁定理由:スチュワードは証拠映像を確認の上、ターン17の後でカーナンバー35をオーバーテイクする際、カーナンバー11がストレートで左に動いてカーナンバー35と衝突したと判断し、これが危険性をはらむものだったとみなしている。

ペレスの累積ペナルティポイント:5ポイント(2018年9月16日時点)

◆ロマン・グロージャン(ハースF1)
違反内容:青旗無視、FIA F1スポーティングレギュレーション、ならびに国際スポーティングコード附則H第2条4項5.1(d)に違反
裁定:5秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント2点
裁定理由:スチュワードは証拠映像を確認し、カーナンバー8のロマン・グロージャンが多くのコーナーで青旗を無視したと判断した。

グロージャンの累積ペナルティポイント:9ポイント(2018年9月16日時点)

◆セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)
違反内容:ターン14でカーナンバー28(ブレンドン・ハートレー)をコース外に押し出す、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条4項、ならびに国際スポーティングコード附則L第4章2bに違反
裁定:5秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント2点
裁定理由:スチュワードは証拠映像を確認し、ターン14へのアプローチでカーナンバー28がカーナンバー35をパスしようとしていたと判断した。カーナンバー35がカーナンバー28を大きくコース外に押し出したため、カーナンバー28は接触を避けるために停車しかけるを得なかった。

シロトキンの累積ペナルティポイント:6ポイント(2018年9月16日時点)

イタリアGP:ルノーの申し立てに長文のリリースを発行したスチュワード
ベルギーGP:大クラッシュを引き起こしたヒュルケンベルグに厳罰
ハンガリーGP:タイヤセットを混合したルノーに執行猶予つき罰金
ドイツGP:ドイツはペナルティの少ない週末に
イギリスGP:泡と消えたガスリーの入賞
オーストリアGP:青旗無視のストロールに厳罰
フランスGP:スチュワード、フォース・インディアのタイヤ問題を重視
カナダGP:トロ・ロッソ勢のみがペナルティの対象に
モナコGP:罰金多発のモナコGP
スペインGP:計3台のリタイアを招いたグロージャン
アゼルバイジャンGP:5件のクラッシュにペナルティ
中国GP:クラッシュの責任を負ったフェルスタッペンとガスリー
バーレーンGP:ピットのトラブルに悩まされたライコネン
オーストラリアGP:たて続けに起こったハースF1の悲劇

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