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ベッテルは貴重なポイントを取りこぼしたとラウダ

Jim
2017年9月24日 « チームの決定に理解を示すパーマー | ペナルティゼロ、サインツのエンジンが4基目到達 »
© Manuel Goria/Sutton Images
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メルセデス非常勤会長を務めるニキ・ラウダはシンガポールGPスタートでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が犯したリスクは度を超えており、貴重なチャンピオンシップポイントを台無しにしたと考えているようだ。

ベッテルはレーススタート直後にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とチームメイトのキミ・ライコネンと接触し、マシンに大ダメージを負ってオープニングラップでリタイアを喫した。この結果、ベッテルとチャンピオンシップを争うライバルのルイス・ハミルトン(メルセデス)が予想外の勝利を飾り、リードを28点に広げている。

レーススチュワードは接触をレーシングインシデントと裁定したが、ラウダはベッテルがターン1に向けて内側のラインをカバーしようとして事故を引き起こしたことは間違いないと主張。

『Die Welt(ディ・ヴェルト)』に「レース後、正式にはスチュワードがレーシングインシデントだと判断している。正直、少し驚いた」と語ったラウダはこう続けた。

「スチュワードの声明は非常に詳細が記されており、どのドライバー、あるいはどのマシンがどの時点でどこにいたのか、他のマシンに比較して少しでも前にいたのか、隣か、後ろだったのかが書かれている。私にしてみればスタート後、セバスチャンが中央を走っていたマックス・フェルスタッペンからポジションを守ろうとして左に寄せたのは明らかだが、同時に、その動きが全ドライバーのいる前で非常にリスキーな行動になろうとは予期していなかったようにも見える。セバスチャンはフェルスタッペンの左側をチームメイトのキミが走ってくる可能性を予想しておくべきだったと思っている」

「このアクシデントはセバスチャンの左に向かう動きがきっかけになっており、もちろん、これをレーシングインシデントと言うことはできるが、今回のケースはセバスチャンの責任だと思う」

シンガポールGP予選で圧巻のパフォーマンスを披露してポールポジションを獲得したベッテルはレースの優勝候補筆頭だった。それを踏まえ、ラウダはベッテルがレーススタートであれほどアグレッシブだった理由が理解できないとも話している。

「もし私が世界選手権をリードしている立場なら、最初のコーナーであんなリスクは取らない。自分が優勝候補のレースやサーキットでなら特にそうだ。これが私の明確な分析だ」

また、ラウダは今の調子のハミルトンを打ち負かすのは至難の業だとも語った。

「ルイスは非常に高いパフォーマンスレベルでドライブしている。そのアドバンテージを奪うことはできない。私の願望としてはこのままいってほしいし、正直、その自信はある。彼はミスを犯さない。はっきり言わせてもらえば、セバスチャンが貴重なポイントを取りこぼした一方でルイスは完璧にドライブした」

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