レース

20:30 2012年F1世界選手権第14戦シンガポールGP決勝レースはこの後日本時間21時よりスタート予定です。『ESPNF1』日本語版ではグランプリ週末中、全セッションのコメントライブを配信しております。順位や周回数などのセッション情報と併せてお楽しみください。なお、時間はすべて日本時間を表示しております。

20:50 これより2012年F1世界選手権第14戦シンガポールGP決勝レースの模様をお届けいたします。土曜日に実施された予選ではマクラーレンのルイス・ハミルトンがトップに立ち、2戦連続してポールシッターの栄光に輝きました。ウィリアムズのパストール・マルドナドが2番手に入ってフロントローを獲得、すべてのフリー走行を制していたレッドブルのセバスチャン・ベッテルは3番手タイムを残しています。

20:53 4番手につけたハミルトンの相棒ジェンソン・バトンの後方にはチャンピオンシップリーダーであるフェラーリのフェルナンド・アロンソが控えます。

20:55 なお、予選Q2でウオールに接触し、ノータイムの17番手に終わったウィリアムズのブルーノ・セナがギアボックスを交換したため、5グリッド降格ペナルティを受けました。予選18番手だったザウバーの小林可夢偉を含め5名のグリッドポジションがそれぞれひとつずつ繰り上がります。また、予選24番手のペドロ・デ・ラ・ロサも同様に予定外のギアボックス交換によるグリッド降格ペナルティが科せられています。加えて、マルシャのシャルル・ピックは土曜フリー走行で赤旗が掲示された際に他車を追い抜いてしまい、決勝レースの総タイムに20秒加算の処分を受けることが決まっています。

20:57 まばゆい投光照明が華やかな演出をもたらすナイトレースの舞台、シンガポール市街地サーキットは現在、気温29度、路面温度31度、湿度67%のドライコンディション。星空の下、厳しい暑さと湿度にさらされる熱戦が始まります。

21:00 フォーメーションラップが始まりました。各ドライバー、順調にマシンを発進させています。Q3でノーアタックの戦略を採ったメルセデスの2人はスーパーソフトコンパウンドをチョイス。

21:02 ハミルトンがポールポジションへ、後続のマシンもそれぞれのグリッドポジションに着きます。緊張の一瞬・・・間もなくレーススタートです・・・!

1周目

レースがスタートしました! ハミルトンが好発進! パストールも無事にスタートを決めたようです。が、ベッテルとバトンがマルドナドをかわしています! 今のところアクシデントは確認されていませんが、ケータハムのヴィタリー・ペトロフがフロントウイングにダメージを負っている模様。

2周目

ペトロフがピットに向かいました。どうやらチームメイトのコバライネンと接触してしまったようです。フェラーリのマッサも緊急ピットイン。スーパーソフトコンパウンドでスタートしていたマッサはソフトタイヤに交換。

ターン1とターン2の混乱に関して、スチュワードが審議しています。ロズベルグとウェバーを含む数台がショートカットする様子がうかがえましたので、そのインシデントに関する審議だと思われます。

3周目

ハミルトンがリードするレースは2番手にベッテル、3番手にバトン、4番手をマルドナドが走っています。8番手にいるグロージャンに対して、チームから「テレメトリーがない」との無線連絡。前回のレースではフェラーリが同様のハプニングに見舞われていました。

4周目

上位勢はハミルトンとベッテルのペースがいいようです。バトンはベッテルに3.9秒差をつけられています。

5周目

緊急ピットインを強いられたペトロフとマッサを除き、各車の間隔はまださほど開いていません。1秒前後の間隔で連なる隊列が組まれています。

6周目

左リアタイヤのパンクチャーに見舞われ、最後尾に後退してしまったマッサが1分55秒台の好ペースで巻き返しを図っています。先頭のハミルトンは1分56秒台のタイムで周回中。

7周目

バトンのペースが少し上がってきたでしょうか。すでにハミルトンとは6.5秒差、前方のベッテルとも5秒のギャップが開いていますが、現在のペースはトップ2よりもいいようです。

スタート直後の混乱に関して審議していたスチュワードはこれ以上のアクションを起こさない、つまりお咎めなしの裁定を下しました。

8周目

バトンが徐々に前とのギャップを縮めています。1秒以下の間隔で接近戦を展開しているのは10番手のシューマッハからライコネン、ヒュルケンベルグ、ペレスの4人。先ほどまで前のロズベルグに迫っていたシューマッハですが、ややペースダウンしているようです。

9周目

ウェバーがピットに入りました。予定外だったのか、レッドブルクルーが慌てて準備に取り掛かっています。ウェバーはソフトタイヤに履き替えてコース復帰。戻った場所はピックの後方20番手です。

10周目

タイヤのデグラデーション度合いが注目される今回のレース。上位勢のペースが落ちてきています。ハミルトンは1分57秒台、ベッテルは1秒遅い1分58秒台のタイムを刻んでいます。ハミルトンとベッテルは2.7秒差。

11周目

ベッテルがピットレーンに向かいます。先ほどシケインをミスしてしまい、苦しそうだったベッテル。ソフトタイヤに履き替えてペレスの後方12番手で隊列に戻りました。ベッテルはペレスが若干ワイドに膨らんだ隙をついてポジションをひとつ上げています。

12周目

フェラーリクルーがピットストップの準備中。入ってきたのはアロンソです。メルセデスのシューマッハも一回目のタイヤ交換に向かいました。さらにトロ・ロッソのリカルドも入ってきます。3人とも選んだタイヤはプライム、ソフトコンパウンドです。

タイヤ交換を終えたばかりのベッテルがロータスのライコネンにプレッシャーをかけています。

13周目

ハミルトンとディ・レスタがピットイン。ハミルトンはソフトタイヤに交換しました。

さらにロズベルグも入ってきます。

ハミルトンはライコネンの前でコース復帰。それを見たベッテルがDRSを生かしてライコネンのオーバーテイクを成功させています。

14周目

ラップリーダーとなったバトンと接近戦を展開していたマルドナドがピットイン。ソフトコンパウンドのタイヤに履き替えました。ロータスのライコネンも同様。

15周目

バトンはここでピットイン。ロータスのグロージャンも最初のタイヤ交換に向かいます。ソフトタイヤをチョイスしたバトンは3番手の位置でコースに戻っています。

マルドナドがまだ一度もピットに入っていないフォース・インディアのヒュルケンベルグをパス。その間、ザウバーの可夢偉がタイヤ交換を終えています。

16周目

スタート時のタイヤで粘るペレスをアロンソがオーバーテイクしていきます。

まだ一度もタイヤを交換していないのは5番手を走るヒュルケンベルグ、7番手のペレス、16番手のピック、19番手と21番手を走るHRTのデ・ラ・ロサとカーティケヤンです。

17周目

マルシャのピックが初めてのタイヤ交換に向かいました。

先ほどペレスを料理したアロンソがヒュルケンベルグに接近! あっという間にかわして5番手に浮上しました。

18周目

すでにタイヤがかなり苦しくなっている様子のペレスはウェバーにポジションを譲り8番手に後退。その前にはターン10のシケインをショートカットしてしまい、ディ・レスタにも追い抜かれています。

19周目

ヒュルケンベルグがようやく1回目のピットストップへ。ペレスが後に続きます。2人とも再度ソフトタイヤを選んでコースへと戻って行きました。ヒュルケンベルグは14番手、ペレスは16番手のポジションです。

後方集団ではHRTのデ・ラ・ロサとケータハムのペトロフがピットイン。ペトロフは2回目のピットストップです。

20周目

これでいまだノーピットストップなのはHRTのカーティケヤンだけとなりました。

ペトロフ同様にオープニングラップを終えて緊急ピットインしていたマッサが2度目のピットストップを終えています。カーティケヤンもタイヤ交換を完了。

21周目

真新しいタイヤを履くヒュルケンベルグが1分54秒494のファステストをマーク。

22周目

レース序盤から接戦のシューマッハとライコネンが再び0.8秒差と迫ってきました。ライコネンのすぐ後ろにはブルーノが控えています。

23周目

ブルーノは1速にトラブルが起き、使わないようにとの指示を受けていましたが、問題が解消されたようで使用可能になったとチームからの連絡を受けていました。

ん・・・ハミルトンが・・・スローダウン! 先頭を走っていたハミルトンにトラブルです!

加速できません。少し白煙が上がっているでしょうか。コース脇にマシンを寄せて停止・・・。ハミルトンはコックピットを離れました。

24周目

マーシャルがマクラーレンマシンを押してコース外へと出します。ハミルトンはそれを見守りながら、自身もコースを後にします。

ハミルトンのトラブルで掲示された黄旗が解除されました。

25周目

ドライバーにとってもマシンにとってもタフなシンガポールでの一戦。ハミルトンはギアボックストラブルに見舞われたようです。

3番手を走るマルドナドがタイヤをロックアップしてしまいましたが、そのままレースを続けています。

26周目

マルドナドのタイヤは劣化が激しいのか、アロンソが一気に背後に迫ってきています。ウィリアムズクルーがピットストップの準備を始めました。

入ってきたのはブルーノ。スーパーソフトコンパウンドを履いてピットボックスを後にします。

27周目

ハミルトンの脱落で先頭に立ったベッテルは2番手のバトンに3.5秒のリードを築いて順調にレースを進めています。

28周目

3番手のマルドナドは調子を取り戻したようで自己ベストを刻みながら再び後方のアロンソとのギャップを広げ始めています。

29周目

レッドブルのウェバーがピットに向かいました。バトンの無線連絡でも間もなくピットストップを控えている様子がうかがえます。

ウェバーはスーパーソフトコンパウンドを選んでいます。11番手のポジションでコース復帰。

30周目

マルドナドとアロンソが同時ピットイン! ウィリアムズのピットクルーが若干作業に手間取ったでしょうか。アロンソがぴたりと後ろにつけた状態でコースに戻っていきました。アロンソはソフトのまま、一方のマルドナドはスーパーソフトに履き替えています。

31周目

フレッシュタイヤでペースを上げたウェバーは前方にいるシューマッハ、ライコネン、ヒュルケンベルグの集団に追いつき始めています。

32周目

ピットストップを終えたマルドナドとアロンソは5番手のグロージャンに引っかかる形で接近戦。アロンソがマルドナドの隙を狙って仕掛けていきます。

33周目

ライコネンがピットに入りました。

再び黄旗が振られています。HRTマシンがクラッシュした模様。

セーフティカーが導入されます! カーティケヤンがコーナーを曲がりきれずにバリアに衝突。コース上にマシンを止めてしまいました。

34周目

ベッテル、バトン、ディ・レスタが次々とピットインします。3人ともソフトタイヤをチョイスしました。

セーフティカー導入を受けて一斉にピットに戻ってくる各車。

35周目

セーフティカーが先頭車をとらえました。リーダーのベッテルに次いで2番手はバトン、アロンソが3番手につけ、以降はディ・レスタ、ヒュルケンベルグ、ウェバー、ペレス、ロズベルグ、グロージャンと続き、マルドナドは10番手に後退しています。

36周目

周回遅れになっているペトロフとデ・ラ・ロサがセーフティカーを追い抜き、隊列の最後尾へとまわります。

ヒュルケンベルグとペレスは1ストップ戦略を敢行するようで、セーフティカー導入のタイミングにもピットに戻りませんでした。

ウィリアムズはマルドナドに対し、トラブル発生によりリタイヤする必要があると連絡。ただ、マルドナドは指示が聞こえないのか、従わないのか、走り続けています。

37周目

マルドナドがピットに戻っていきました。フロントロースタート後も強力なパフォーマンスを披露していたマルドナドですが、無念のリタイアを強いられます。

38周目

レースは現在、セーフティカー先導の下に進められています。クラッシュしたカーティケヤンのマシン撤去のため、セーフティカーが導入されています。

セーフティカーはこの周回でコースを離れるとの発表。各車の間隔が接近した状態でのリスタートに注目です!

わお! バトンが危うくベッテルのリアに突っ込みかけました・・・! 間もなくリスタートです!

39周目

レースが再開されました! よりフレッシュなタイヤを履くウェバーが1ストップのヒュルケンベルグに並びます! その後方ではペレスが後続からプレッシャーを受ける!

40周目

ウェバーは数コーナーを経てヒュルケンベルグを追い抜き、ペレスはシューマッハ、ロズベルグ、グロージャンにポジションを奪われました。

再びアクシデント! シューマッハがベルヌに衝突!

セーフティカーが導入されます。ペレスとベルヌがサイド・バイ・サイドでコーナーに進入しようとした際、後ろにいたシューマッハはブレーキングが遅れたのか、そのまま目前にいたトロ・ロッソマシンに激突。幸い、クラッシュした2台はエスケープロードに逃げ込み、マシンを止めています。2人は自力でコックピットを離れ、ケガはない様子。

41周目

シューマッハとベルヌの接触についてはレース後に審議が行われます。マシンを降りたベルヌとシューマッハは肩を抱き合い、互いをたたえ合っていました。

セーフティカー導入を受けてピットに入ったケータハムのペトロフがピットレーンでストップしてしまい、メカニックたちの手を借りてピットボックスに戻されました。

42周目

セーフティカーはこの周回で解除されます。二度目のリスタートを前に、準備に余念がない各ドライバー。先ほどピットレーンでストップしてしまったペトロフが再びコースに向かいました。

43周目

レースが再開されました! ライコネンがグロージャンに襲いかかる! が、グロージャンも必死に堪えます! ロータス勢はグロージャンが6番手、ライコネンが7番手を周回中。

44周目

9番手のポジションを争うブルーノとマッサが軽く接触したようですが、2人とも大きなダメージはないようでレースを続けています。この2人のバトルを真後ろで見ていた可夢偉が隙を突いて前に出ようとしましたが、アクシデントに巻き込まれるぬよう、いったん引きます。

マッサはコントロールを乱しながらもブルーノをパス。

45周目

ブルーノをかわしたマッサは続いて8番手のリカルドに攻撃。ペース的にはマッサの方が1.5秒ほど速いものの、マッサはなかなか前に出られません。

先ほどのマッサとブルーノのインシデントが審議されています。

46周目

マッサがようやくトロ・ロッソマシンをオーバーテイクしました。これで8番手にポジションアップ。

47周目

上位勢では2番手のバトンがベッテルとのギャップを縮めてきました。2人は1.8秒差。

48周目

バトンの好ペースを見たベッテルもペースを上げましたが、加速するバトンはさらにベッテルに近付いています。

11番手の可夢偉からウェバー、ヒュルケンベルグ、ペレスの4人が超接近戦! ウェバーが可夢偉に何度も仕掛けていきますが、可夢偉が必死に防御しています。

49周目

可夢偉率いる集団のヒュルケンベルグとペレスが接触! コーナーで前のウェバーを避けるようにワイドに膨らんだヒュルケンベルグのインを突いたペレスでしたが、フォース・インディアマシンの左脇に触れてしまい、フロントウイングにダメージを負いました。

50周目

黄旗が振られます。

一方で、必死の防御に出ていた可夢偉をウェバーがついにオーバーテイク。そのチャンスを生かしてヒュルケンベルグとペレスも可夢偉をかわしました。

51周目

追い抜きの際に可夢偉とぶつかったヒュルケンベルグはリアタイヤをパンク。フロントウイングにダメージを負った可夢偉と共にピットに向かいます。

52周目

マッサとブルーノのインシデントについてはお咎めなしの裁定が下っています。その後、可夢偉とウェバーの一件も審議対象になっていると発表されました。

53周目

2時間レースの規定では残り時間12分少々。61周で争われるシンガポールGPですが、60周でチェッカーが振られることになりそうです。

54周目

可夢偉とのバトルを制したウェバーはポイント圏外の11番手を走っていますが、10番手のブルーノとは0.9秒差。1ポイントをかけて引き続きプッシュしています。

55周目

ターン7のDRSゾーンでウェバーがブルーノを追い抜きました。これでウェバーは10番手。

56周目

ウェバーはさらに前にいるリカルドにも攻撃を仕掛けていくようです。あっという間に背後についたウェバーとリカルドのギャップは0.7秒。

ブルーノには「まだ何があるか分からない、しっかり前についていくように」との指示が飛んでいます。

57周目

2時間の規定まで5分を切りました。ウェバーと可夢偉の一件はレース後に審議されるとのこと。

58周目

先頭でチェッカーを目指すベッテルはゴール目前でもペースを緩めず、バトンとのギャップを広げています。

59周目

ブルーノのペースが劇的にダウンしています。ペレスが11番手にポジションアップ。ブルーノはパワーがないと無線で訴えています。

ブルーノがマシンを止めました。

黄旗が解除されて、レースはこの周回でチェッカーが振られそうです。61周で争われるシンガポールGPはセーフティカー導入などにより、2時間レースで行われることになりました。

ベッテルがトップでチェッカーを受けます。バトンが2位でゴール、アロンソが3位フィニッシュを果たしました。4位ディ・レスタ、5位ロズベルグ、6位ライコネン、7位グロージャン、8位マッサ、9位リカルド、10位ウェバーが入賞です。

ザウバーの可夢偉は13位で完走しました。

さて、次戦はいよいよ鈴鹿サーキットでの一戦です! 待望の第15戦日本GPは10月5日(金)に開幕。金曜フリー走行1回目のセッションは10時スタート予定です。それではまた次回日本GPでお会いしましょう!