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ルクレール、亡き父と先輩ビアンキに感謝

Jim
2018年9月11日 « ライコネンがフェラーリ離脱、来季からザウバーへ | 2019年のシート獲得を諦めないと誓うオコン »
© Lars Baron/Getty Images
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フェラーリはキミ・ライコネンに代わり、来季からジュニアドライバーのシャルル・ルクレールをザウバーから昇格させると発表した。

モナコ出身で20歳のルクレールは今年、ザウバーで印象的なルーキーイヤーを過ごしており、2017年にF2選手権を圧勝した実力を多くの場面で証明している。今年初めにライコネンの後任に起用されるのではないかとのうわさが浮上した後、一時は憶測が鎮静化していたにもかかわらず、8月の夏休みを経て再び交代説がささやかれていた。

11日(火)、フェラーリがライコネンの離脱を発表すると、2019年から複数年契約でライコネンが古巣ザウバーに復帰することも明かされ、事実上、ライコネンとルクレールがシートを交換する格好だ。その後、フェラーリはルクレールの昇格を公表し、ザウバーもライコネン加入を認めている。

ルクレールは『Twitter(ツイッター)』」をはじめとするソーシャルメディアにメッセージを投稿し、機会を与えてくれたフェラーリに感謝しつつ、彼の人生を支えた2人の重要な人物――ルクレールが記録破りのF2選手権制覇を成し遂げる直前に亡くなった父ハーブと、2014年日本GPで発生した事故により天に召されたかつてのフェラーリ育成ドライバーのジュール・ビアンキを追悼した。

「夢がかなう・・・。2019年F1世界選手権でフェラーリをドライブすることになった。チャンスをくれたフェラーリに心から感謝する。2011年から僕を支えてくれているニコラス・トッド、それから家族にも(続く)」

「そして、もうこの世にはいなくなってしまったけれど、僕の身に起きているありとあらゆることはすべて、パパ、あなたのおかげです。ジュール、僕にいろいろなことを教えてくれてありがとう。絶対に忘れない。僕を支えてくれたすべての人たち、僕を信じてくれたすべての人たちを(続く)」

「みんなをがっかりさせることがないように、これまで以上にがんばる。でもまずは、自分のポテンシャルを示し、戦うチャンスをくれた最高のチームと共にフィニッシュしなければならないシーズンがある。ザウバー、いざゆこう!」

ザウバーもまた、ルクレールの昇格を祝しており、チーム代表のフレデリック・バッサーは「シャルル・ルクレールがF1で過ごすルーキーイヤーを支えられたことは最高の喜びだった。加入以来、彼はチームに素晴らしいモチベーションを与えてきた。常に成長しており、共に可能な限りベストな結果を残せるように今シーズンの最後まで必死に取り組んでいく。われわれはシャルルの才能を分かっているし、明るい未来があることも確信している。これからも彼を支え続けると共に、彼が歩む道が最高のものとなるよう祈っている」とコメントした。

これにより、ライコネンは2014年にスタートさせたフェラーリでの第2幕を閉じる。跳ね馬ドライバーとしては2007年に戴冠したライコネンが最後のF1王者だが、チームへの復帰以降、2回のポールポジションを手に入れながらも勝利はない。ライコネンは2001年にF1キャリアをスタートさせたザウバーで新たな道を歩んでいく。

ルクレールは2019年、4度の世界王者に輝いたセバスチャン・ベッテルとタッグを組む。

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