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収益分配の見直しは待ったなしとザウバー

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2017年1月28日 « エクレストン、ライバルシリーズ立ち上げを完全否定 | リバティの参入でシルバーストーンに希望の光 »
© Andre/Sutton
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ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンがF1の新オーナーに対し、チーム間の財政的不均衡をすぐに正すよう要求している。

ビッグチーム寄りに大きく偏っているF1の収益分配について『Liberty Media(リバティ・メディア)』は調査を行うと約束しているものの、現行の商業協定が切れる2020年以前に変更が実現する見込みは薄い。

今の仕組みでは、フェラーリ、メルセデス、レッドブル、マクラーレンとウィリアムズには前年のチャンピオンシップ順位による賞金に加えて特別なボーナスが支払われている。2016年を例に取れば、フェラーリは賞金を除いたボーナス分だけでザウバーが受け取る総額より2倍近い金額を受け取った。

新しくF1のモータースポーツ部門マネジングディレクターに就任したロス・ブラウンは『ESPN』に対し、コスト削減に取り組む考えを示したが、2020年より前に既存の商業協定を変えることは期待できないとしている。しかし、これはそれまで悠長に待っていられる問題ではないとカルテンボーンはいう。

「ダラダラと2020年まで長引いたりしないことを望みます。彼らはあれほどの投資をして経営権を手に入れたんですから、2020年からなどといわず、すぐにも機能し始めるようなビジネスプランを持っていることでしょう」とカルテンボーンは『Racer.com』に述べた。「今ある私たちのシステムを見て、新オーナーたちの言葉を聞けば、これが2020年まで持つとは到底思えません。リザルトに関係なく、財政的に裕福な一部の人々が優遇されているのですから」

「また、競争を接近させたいのであれば、やはりこのような状況を続けるべきではありません。全てを見直し、根本から全く新しいものを作るべきだと思います」

協定についての再交渉が今年中に始まるだろうかとの問いに彼女は答えた。「ええ、できるだけ早くそうなることを願っています」

27日(金)にはマノーF1チーム消滅というニュースが飛び込んできており、収益分配についてはこれからさらに厳しい目が注がれることになりそうだ。2015年9月にザウバーとフォース・インディアは欧州委員会にF1の賞金システムに対する正式な不服申し立てを行っている。マノーのニュースを受けて、サウス・イースト・イングランド欧州議会議員のアンネリーゼ・ドッズは詳しい調査が必要だと述べた。

「マノー・レーシングの破綻は、ハイスキルな多くの職をオックスフォードシャーにもたらしたチームの7年にわたる波乱の戦いの終焉(しゅうえん)かもしれません」とドッズは述べた。「小規模チームでの失業は他にも相次いでおり、私は非常に心配しています」

「フォーミュラ・ワン・グループ、そのオーナー、監査機関としてのFIAに対し、この破綻について取り調べを行うべきです。スポーツの不公平な賞金システム、順位に関係なく最大規模のチームたちを永久に優遇するシステムによって多くのチームが存続に苦しんできました。それは結果としてグリッドに並ぶマシンの減少につながっています」

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