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ザウバーの控訴審は12日午後に判決

Jim
2015年3月12日 « 今年もオープンな戦いを続けるメルセデス | ベッテルとライコネンに期待するマルキオンネ »

ザウバーがメルボルンの裁判所で生き残りを懸けて戦っている。

ザウバーは2015年のレースドライバーとしてマーカス・エリクソンとフェリペ・ナッサーを指名しているが、昨年、チームのリザーブ兼テストドライバーを務めたギド・ヴァン・デル・ガルデが今季のレースシートを保証する契約を交わしていたとして訴えを起こし、11日(水)にはビクトリア州最高裁判所でヴァン・デル・ガルデの訴えを認める判決が下された。

同日午後に控訴審のヒアリングが実施されるも判決は木曜日に持ち越され、パドックではザウバーがこの騒動を乗り切れるかどうかが大問題となっている。

スイスのポータルサイト『20min.ch』の読者の一人は「カルテンボーンさんに感謝。3年間で一生の仕事をダメにしてくれて」とコメント。

義父であるマルセル・ボークホーンの『McGregor(マックレガー)』ブランドを後ろ盾に持つヴァン・デル・ガルデが実際にザウバーの破滅を願って長期戦に持ち込もうとしているのではないかとのうわさまで広がっている。

フィンランドの放送局『MTV3』のコメンテーター、オスカリ・サーリは「疑問なのは本当に彼がドライブをしたがっているのかどうか。ザウバーは彼を求めていないことを明言している」と指摘した。

明らかな財政難に苦悩するザウバーとヴァン・デル・ガルデの契約の一部に株式取得が含まれていたのではないかとも言われている。

それ以上に差し迫った問題はザウバーがメルボルンの開幕戦に、いずれも有効な契約のある3人のドライバーを抱えている事実にどう対処するかだ。

エリクソンのマネジャーを務めるエイエ・エリジュは『Viasat(バイアサット)』に「マーカスはいつも通りレースに向けて準備を進めている。これはザウバーとヴァン・デル・ガルデの問題だ。最終的にわれわれは待つしかない。どういう決断が下され、その結果どうなるかは待ってみないと分からない。それが分かるまで、あまりできることはない」と語った。

ただ、最終的に警察のエスコートでヴァン・デル・ガルデがザウバーのコックピットに座ったとして、シートを譲るエリクソンまたはナッサーの資金力豊富な支援者たちがチームを訴えることになるだろうともっぱらだ。

あるいは、協力してヴァン・デル・ガルデの契約を買い取る可能性もある。

いずれにせよ、これだけ遅い通知でヴァン・デル・ガルデをメルボルンで走らせるのは安全面でリスクがあるとのザウバーの弁護は広く冷笑されている。

コメンテーターのサーリは「正直、最悪の議論だ。ヴァン・デル・ガルデはプロのドライバーであり、マシンの調整はもしかするとチャレンジングかもしれないが、不可能ではない」と主張。

元F1ドライバーのヤン・ラマースもこの見解に賛同し、オランダの『Formule1』にこう述べている。

「ギドは確かになまっているだろう。しかし、ザウバーが主張する"危険"との意見はプロパガンダだ。ザウバーは絶体絶命のチームだ」

ビクトリア州最高裁判所は12日(木)、ザウバーの控訴審の判決を現地時間16時30分に言い渡すと明かしたものの、その時間はオーストラリアGPに出走するレースドライバーの最終登録の最終期日を過ぎている。

同裁判所は『Twitter(ツイッター)』を通じて「控訴裁判所はザウバーF1チームの控訴の判決を本日(午後)4時30分に言い渡す」と述べている。

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