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ヒュルケンベルグ続投もあり得るとザウバー

M.S.
2013年10月7日 « 火事の原因はラジエーターのオイル漏れ | ピレリタイヤに"いつか後悔"とペレス »
韓国で好走を見せたヒュルケンベルグ © Sutton Images
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ニコ・ヒュルケンベルグが自らの将来の行方に期待する一方、ザウバーはシンプルに来季もヒュルケンベルグをキープする可能性を否定していない。

財政難にあったザウバーがヒュルケンベルグとの契約を打ち切ったと報じられて以来、ヒュルケンベルグをフェラーリやマクラーレン、ロータスへの移籍、さらにはフォース・インディアへの復帰と結びつけるうわさが出ていた。

しかし、ヒュルケンベルグのように身長が高く、その分体重もあるドライバーは2014年の新ルールでは不利になるため、今度はヒュルケンベルグがF1のシートを失うのではないかとの見方も出始めている。

そうだとすれば大きな損失だ。ヒュルケンベルグは韓国でザウバーを駆って4位という驚きのリザルトを達成し、メルセデスの非常勤会長であるニキ・ラウダから"マン・オブ・ザ・レース"との称号を与えられた。

この走りでヒュルケンベルグはどこかのチーム代表に契約を納得させられただろうか?

「誰かが僕に興味を持っているとすれば、彼らはたった1レースじゃなく、かなりの間僕を見ていたはずさ」とヒュルケンベルグはスイス『20min.ch』に語った。

たった1回のリザルトではどれほど印象的であろうとF1の契約にはほとんど意味を持たない。2010年ブラジルGPでポールポジションを獲得した直後にウィリアムズのシートを失ったヒュルケンベルグにはそれが痛いほど分かっている。

また、F1チームは次第にドライバーの才能とスポンサーを秤にかけるようになっており、『Dekra(デクラ)』の支援を受けるヒュルケンベルグはその点で有利とはいえない。

しかし、2013年のザウバーとの契約が正式に終了した後にチームはロシアの投資家グルーップと救済契約を結んでおり、その資金が流れ始めたと言われている。

それが、ザウバーが韓国で印象的なパフォーマンスを見せた理由を説明しているかもしれない。ルイス・ハミルトン(メルセデス)は"信じられないくらいのトラクション"によってヒュルケンベルグをパスすることができなかったと嘆いた。

ザウバーがヒュルケンベルグ維持に向けて動いているのは確実だ。

チーム代表のモニーシャ・カルテンボーンは「彼をキープするのも可能性としてあります」と話している。

したがって、韓国GPが一人の才能あるドライバーの2014年シートを守ることになるかもしれない。フェリペ・マッサ(フェラーリ)の起用も考えているというロータスだが、日曜日のリザルトでヒュルケンベルグの採用に傾いたと一部で見られている。

ロータス代表のエリック・ブーリエは「われわれは1レースでドライバーを判断しない」とドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に発言。

「われわれは長い間知っていたし、彼は上位で優れたマシンをドライブできる能力を今日再び示した」

一方のヒュルケンベルグは『DPA通信』に「僕の携帯電話はオンになっているよ」と話している。

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