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ルクレールがまたもポール!

Jim
2019年9月28日
© Dimitar DILKOFF / AFP
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28日(土)に行われた2019年FIA F1世界選手権第16戦ロシアGP予選はフェラーリのシャルル・ルクレールが4レース続けてポールポジションを獲得した。

3回にわたって実施されたフリー走行は全体的にフェラーリ勢が速さを示しており、予選前の土曜フリー走行もルクレールがトップタイムを刻み、チームメイトのセバスチャン・ベッテルが2番手に続いた。

ソチの週末に先だって、Hondaが最新のスペック4を投入するにあたり、レッドブルの2台とトロ・ロッソのピエール・ガスリーがICEを交換して5グリッド降格、トロ・ロッソのダニール・クビアトはバッテリー以外のパワーユニット一式を新しいコンポーネントに交換したため、後方グリッドに並ぶことが決まっていた。しかしながら、土曜フリー走行でエンジントラブルに見舞われたクビアトに関しては、すでにペナルティを受けていたこともあり、新しいスペック4のパワーユニットに交換することを決断。ペナルティを踏まえ、チームは交換作業を急ぐ理由はないとしてクビアトの予選セッション参加を見送っている。

ピレリはソチ・オートドロームにC2からC4のコンパウンドを持ち込み、土曜日には降雨の予報が発表されていたものの、Q1が始まった時点で青空が広がり、気温22度、路面温度31.2度、湿度61.9%のドライコンディションだった。各ドライバーは予選Q3用としてソフトタイヤを1セット確保することが義務付けられている。

ピットレーンオープンと同時にウィリアムズのジョージ・ラッセルがコースに向かい、少し間を置いて相棒のロバート・クビサがガレージを離れた。フェラーリ勢は共にミディアムタイヤを選んで始動し、ルクレールが最初のアタックラップで1分33秒613を記録するも、ベッテルはセクター3でコースを飛び出してしまい、ペースを緩めている。

ソフトタイヤを履いて出陣したメルセデスとレッドブルの面々はルイス・ハミルトンが1分33秒230をマークしてトップに立ち、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が0.138秒差の2番手、ルクレールをはさんでバルテリ・ボッタス(メルセデス)が4番手に並んだ。レッドブルを駆るアレキサンダー・アルボンは最初のラップで思うようにタイムを残せず、2回目のアタックで加速していったものの、ターン13への進入でスピードを出しすぎたようでリアのコントロールを失ってスピンを喫する。アルボンがマシン後部をウオールにぶつけてしまい、セッションは赤旗が振られて中断した。マシンにダメージはあるが、アルボンにケガはない様子。

6分38秒を残した状態でトップ5にはハミルトン、フェルスタッペン、ルクレール、ボッタス、ケビン・マグヌッセン(ハースF1)が並び、ノックアウトゾーンの16番手以下にはラッセル、クビサ、アルボン、ベッテルの名前が連なっていた。

およそ5分後にセッションが再開されると、ベッテルとクビサが動き出し、2人がアタックラップに入った頃には他のドライバーもガレージを後にしている。予選Q1終盤のアタックを見送ったのはフェルスタッペン、ルクレール、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)だ。メルセデス勢は序盤に使ったソフトタイヤを履いたまま、再度コースに向かっている。

ベッテルが1分33秒フラットを刻み、ノックアウトゾーンを脱すると同時にトップに浮上した。これに0.198秒差だったハミルトンが2番手、フェルスタッペンが3番手でQ1が終了する。

予選順位を確定させたのは16番手に終わったキミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)ほか、ラッセル、クビサ、アルボンだった。クビアトは予選で出走しておらず、決勝レースの出走可否はスチュワードの判断に委ねられるが、フリー走行のタイムを踏まえて判断されるため、出走に障害はないと思われる。

15分間で争われたQ2はミディアムタイヤに履き替えたメルセデスコンビが先陣を切り、ソフトタイヤを選んだフェルスタッペンがすぐ後に続いた。ベッテルがユーズドだったものの、フェラーリ勢は2人ともソフトタイヤを履いてアタックラップに臨んでいる。

Q2最初のアタックが完了した時点では1分32秒434をマークしたルクレールがタイムシート最上位につけ、2番手以下に0.657秒のリードを築く。2番手のベッテルに0.001秒差で3番手に食い込んだのはフェルスタッペンだ。ライバルよりも硬めのコンパウンドを履いたメルセデスコンビはハミルトンが4番手、ボッタスが5番手のタイムを残している。

6番手につけたガスリーから10番手のカルロス・サインツ(マクラーレン)まで5台のギャップが0.035秒と超接戦となったQ2。サインツと11番手にいたマグヌッセンのタイムは0.097秒しか違わず、14番手に控えていたダニエル・リカルド(ルノー)と比べても0.252秒差だった。

メルセデス勢がソフトタイヤに交換して臨んだQ2終盤のアタックではベッテルとフェルスタッペンが自己ベストを更新するもポジションは変わらず。ベッテルはルクレールとのギャップを0.1秒に縮め、フェルスタッペンは0.2秒差に接近した。メルセデス勢は結局ソフトタイヤではタイムを更新しておらず、レーススタートはミディアムタイヤを履くことになる。

11番手以下でQ2敗退となったのはガスリー、セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、マグヌッセン、ランス・ストロール(レーシング・ポイント)だった。ガスリーとペレスは0.1秒とないわずかな差でQ3進出を逃している。

ポールポジションを競ったQ3はルノーとマクラーレンの各車が真っ先にガレージを離れ、ハースF1のロマン・グロージャンとメルセデスに続いてフェラーリの2台がコースに向かう。フェルスタッペンは若干前との距離を開けるようにしてコースインした。

1分31秒台に入れたルクレールをトップに、0.334秒差でベッテル、ハミルトンは0.5秒以上遅れて3番手にとどまり、ボッタスとフェルスタッペンがトップ5に並んでいる。フェルスタッペンはエンジンペナルティを受けるため、5番手以上で予選を終えればトップ10スタートを死守できる。

その後、ラストアタックでルクレールが1分31秒628をマークしてリードを広げ、4連続ポールポジションを達成。ハミルトンがベッテルを0.023秒上回ってフロントローを手に入れ、ベッテルが3番手におさまった。フェルスタッペンは4番手タイムを刻んでおり、レースは9番グリッドからスタートする予定だ。

ボッタスが5番手、以下、サインツ、ヒュルケンベルグ、ノリス、グロージャン、リカルドが10番手だった。

ロシアGP決勝レースは29日(日)日本時間20時10分にスタートすることになっている。

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