ロシアGP 2015

/ Commentary

予選

2015年F1世界選手権第15戦ロシアGP予選のセッションはこの後日本時間21時より開始予定です。『ESPNF1』日本語版ではグランプリ週末中、全セッションのコメントライブを配信しております。順位や周回数などのセッション情報と併せてお楽しみください。ただし、タイム情報に関してはセッション終了後に正式なリザルトとして各ドライバーの順位と共に配信致します。セッション中はLiveでのタイム情報をお届けできずご不便をおかけ致しますが何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、時間はすべて日本時間を表示しております。

これより2015年F1世界選手権第15戦ロシアGP予選の模様をお届けいたします。ドライコンディションで実施された土曜フリー走行では各陣営が忙しくプログラムに取り組む中、セッション後半に入ったところでトロ・ロッソのカルロス・サインツがクラッシュを喫し、赤旗が振られました。メディカルカーが現場に駆けつけ、状況の詳細が伝えられぬまま、レースコントロールはセッションを再開せず終了する旨を発表。

その後、ストレッチャーに乗せられてはいたものの、親指を立てて無事をアピールするサインツの姿をテレビカメラがとらえ、チームメンバーはもとより、世界中が安堵の胸をなでおろしました。

サインツは救急車でメディカルセンターに運ばれた後、ヘリコプターで病院に搬送されています。クラッシュ時の通常手順としてさまざまな検査を受ける予定。トロ・ロッソはサインツについて「完全に意識があり、救出チームと話もできていた。マシンを離れた後はサーキットのメディカルセンターに運ばれ、初期の症状検査を受けた。今は救急輸送機でソチ第4病院に搬送されている」と説明しています。事故原因についてはマシンが戻り次第、調査するとのことです。

検査中のサインツは『Twitter(ツイッター)』でファンに無事を報告しました。

サインツのクラッシュで赤旗中断された土曜フリー走行は再開されることなく終了。それまでに1分38秒561を刻んでいたメルセデスのニコ・ロズベルグがトップに立ちました。2番手にはウィリアムズのバルテリ・ボッタスが0.726秒差で続き、もう一台のメルセデスを駆るルイス・ハミルトンが3番手に並んでいます。

サインツの無事を確認できたことが何よりも重要ではありますが、昨日の初日は悪コンディションによりどのチームもほとんど走行できておらず、最後のフリー走行で予選とレースに向けた最終準備が慌ただしく行われていただけに、セッション時間が約半分になったことで十分な準備を整えられたチームは少ないと思われます。シンガポールで突然のパフォーマンス低下に見舞われたメルセデスは当時と同じソフトとスーパーソフトの組み合わせが用意された今週末に若干の懸念を抱いていましたが、すべてのフリー走行を終えてなお、メルセデスが鈴鹿で取り戻した速さを維持できているかどうかはっきりしません。

サインツの事故で破損したテックプロバリアは予選までに修復が完了したとFIAが発表しています。

また、今週末の初回フリー走行でHondaの最新アップグレード型エンジンを使用したマクラーレンのフェルナンド・アロンソが25グリッドの降格処分を科せられました。その後、2回目のセッションでは以前のバージョンに戻したものの、さらなるコンポーネント交換によりさらに10グリッドダウンが加わって合計35グリッド降格ペナルティを受けます。アロンソがソチで最新型エンジンを載せたのは次のオースティンでペナルティを回避する戦略的判断とのこと。

さらに今週末はマノー・マルシャもロベルト・メルヒのマシンに5基目のICE、ターボチャージャー、MGU-Hを載せたため、メルヒに20グリッド降格処分が下っています。シンガポールと日本ではアレキサンダー・ロッシが出場したため、2戦ぶりの実戦復帰となるメルヒはチームに与えられたチャンスを生かしたいと語っていました。

走行時間の不足で未知な部分を残したまま予選とレースに挑むことになったF1サーカス。まずはQ1の各車のパフォーマンスに注目です!

相変わらず雲が多いものの、ドライコンディションに恵まれたソチ・オートドロームは現在の気温が15度、路面温度26度、湿度39%との表示です。間もなく予選Q1がスタートします。

Q1が始まりました。マノー・マルシャのメルヒとトロ・ロッソのフェルスタッペンがコースイン。

メルヒの相棒ウィル・スティーブンスも始動しました。

さらにメルセデスのガレージからはニコ・ロズベルグが登場。ウィリアムズ勢も動きます。

タイヤ選択はソフトとスーパーソフトが半々といったところでしょうか。メルセデスやウィリアムズはソフトタイヤを選んでいます。

アウトラップを終えたフェルスタッペンがアタックを開始。ソフトタイヤを履いてのアタックです。

マクラーレン勢はバトンとアロンソがともにスーパーソフトタイヤを履いて出陣。

フェルスタッペンは1分40秒529をマークしました。

ナッサーが1分41秒台で2番手、ウィリアムズのボッタスはフェルスタッペンに1.3秒遅れのタイムにとどまっています。ロズベルグはさらに遅く、仕切り直しのラップに挑みます。

フェラーリの2台とレッドブルのダニエル・リカルドはタイミングをずらす戦法のようです。3人はガレージで待機中。

ロズベルグは1分38秒台に乗せてトップに立ちました! ハミルトンが1秒差で2番手。

フェラーリのガレージに動きがありました。先に出てきたのはベッテル。スーパーソフトタイヤを履いています。

オプションタイヤでひとまず1分53秒台のタイムを残したマクラーレン勢。アロンソが1分04秒144にペースアップして5番手につけると、バトンも自己ベストを刻んで6番手に。2人のタイム差は0.15秒です。

レッドブルのガレージからはリカルドが登場。ライコネンもスーパーソフトタイヤを履いてコースに入っています。

ハミルトンはセクター2でのタイムが伸びず、他の2セクターではファステストを刻むもロズベルグに0.215秒およばず2番手のまま。

ベッテルがトップに0.255秒遅れの3番手タイムを刻んできました。1-2態勢のメルセデスはソフトタイヤでしたが、フェラーリ勢は2台ともスーパーソフトを履いています。

もう一台の跳ね馬を駆るライコネンは1分39秒207、トップに0.864秒差の4番手に飛び込みました。

リカルドは1分55秒台のタイムをマークした後、ペースを上げてタイムアタックに臨んでいます。

おっとっと・・・ベッテルがタイヤをロックアップしてオーバーラン! タイヤに少なからずダメージを負ってしまったようです。

ベッテルは左フロントタイヤにフラットスポットができたと報告。ピットインする必要があるようだとチームに伝えていました。

リカルドは10番手タイムにとどまりました。

トップ3に並ぶロズベルグ、ハミルトン、ベッテルはピットに戻っていますが、その他のドライバーはコース上。

サインツ不在の予選Q1でノックアウトゾーンにいるのはナッサー、エリクソン、メルヒ、スティーブンスです。

Q1が終了しました。

マッサが4番手にポジションアップ。バトンが13番手に上がった一方、アロンソが16番手に後退・・・!

19台全車のアタックが完了し、Q1で予選を終えることになったのは16番手から順にアロンソ、エリクソン、スティーブンス、メルヒです。

たった今、トロ・ロッソから発表された声明によると、病院で全身検査を受けたサインツには何らケガの兆候は見られなかったとのこと。予防措置として、今夜一晩は病院で過ごすそうです。

Q1のトップタイムはロズベルグがマークした1分38秒343。ボッタスが2番手にあがり、ハミルトンが3番手でした。

Q2のスタートまでしばしの休息です。

Q2がスタートしました。

メルセデスの2台やフォース・インディアのヒュルケンベルグらがコースに入っています。

マクラーレンのバトンも始動しました。

フェラーリはここでもタイミングをずらしてくるようです。ロータスのグロージャンとマルドナドもまだガレージ内。

ペレスが1分39秒486をマーク、フェルスタッペンは0.3秒遅れのタイムでした。

クイックラップを走ったロズベルグは1分38秒335。トップに立ちます。0.392秒差でヒュルケンベルグが2番手につけ、ペレスは3番手に後退。

ロータス勢がガレージを離れました。

トロ・ロッソのフェルスタッペンはグリップ不足を訴えています。

スーパーソフトタイヤを投入したメルセデスはハミルトンが1分37秒台に入れてトップに浮上! ロズベルグに0.663秒のリードを築きました。

3番手のヒュルケンベルグはハミルトンに1秒以上遅れています。

ユーズドのオプションタイヤで1周したウィリアムズ勢はいったんピットに戻ってタイヤを交換。新しいスーパーソフトのセットを装着してコースに向かいました。

ここでようやくフェラーリのライコネンがコースイン。少し間を置いてベッテルも始動しました。

ハミルトンとロズベルグのバトルは激しさを増し、ロズベルグがハミルトンを0.1秒上回ってトップの座を取り戻しています。

ウィリアムズとフェラーリがまだタイムを残していませんが、その他11名のオーダーはロズベルグ、ハミルトン、ヒュルケンベルグ、グロージャン、クビアト、ペレス、リカルド、ナッサー、フェルスタッペン、バトン、マルドナドです。

フェリペ・マッサは1分44秒台、ボッタスは1分45秒台でひとまず12番手と13番手に並びました。

ボッタスが3番手にポジションを上げ、フェラーリのベッテルとライコネンは4番手と5番手の位置。

マッサはまだアタックラップを走っているところ。

コース上にはアウトラップを走るマシンが多く、スペースを見いだすのが難しくなってきています。

メルセデスは新しいスーパーソフトタイヤに履き替えてコースに入っています。

ピットに戻ってきたベッテルは重量測定に呼ばれた模様。

マッサはまだタイムを更新できず、ノックアウトゾーンのメンバーはリカルド、ナッサー、バトン、マルドナド、マッサとなっています。

Q2はここでタイムアップ!

ナッサーが9番手にポジションアップ! が、後続車も好ペースできています!

マッサは・・・またもペースが上がらず15番手のまま! 予選Q2敗退を喫しました! 相棒のボッタスが3番手タイムを残しているところを見ると、マッサは何かトラブルを抱えているのかもしれません。

レッドブルのクビアトも11番手でQ3進出ならず!

母国のファンに勇姿を見せたかったクビアトですが、0.1秒足りずにトップ10入りを逃しました。ピットウオールのクリスチャン・ホーナー代表も悔し顔。

Q3にコマを進めたのはQ2で1分37秒500のトップタイムを刻んだロズベルグから順に、ハミルトン、ボッタス、ライコネン、ベッテル、ヒュルケンベルグ、グロージャン、ペレス、リカルド、フェルスタッペンです。

Q3のスタートまで再びしばしの休息です。

ポールポジションが決するQ3が始まりました。

ここでは先頭でコースインしたフェラーリのライコネン。

メルセデス勢やウィリアムズのボッタスも始動しました。2台揃ってQ3進出を決めたフォース・インディアも出陣。

グロージャン、リカルド、フェルスタッペンは待機を選択。

ライコネンは1分45秒267で周回。続いてベッテルがコントロールラインにやってきます。

ベッテルは1分42秒台。

ユーズドのオプションタイヤでアタックしたフォース・インディアのペレスが1分38秒691を刻んでトップに。

それを上回ったのがチームメイトのヒュルケンベルグ!その差はわずかに0.032秒です!

ライコネンがさらに最速タイムを塗り替えると、ベッテルがその上を行く! そして1分37秒台に入れてきたのがウィリアムズのボッタスです!

ただ、ボッタスより0.8秒速く走ったのがメルセデス。ロズベルグが1分37秒113をマークしました。そしてハミルトンは0.320秒差の2番手!

待機していたグロージャン、リカルド、フェルスタッペンもコースインしています。

ロズベルグがさらにペースを上げてきました! セクター1をファステストで通過!

ロズベルグはセクター3でも全体のベストを刻んでいますが、セクター2でわずかにコースを飛び出し、タイム更新はなりませんでした。

ピットに戻ったハミルトンがマシンをガレージに入れています! 残り時間を考えるとこれ以上のアタックはしない模様。

ハミルトンがマシンを降ります! それを見てか、ロズベルグもピットに引き上げていきました。

チェッカーが振られて予選終了です。

メルセデスの2台はすでにアタックを完了。ロズベルグがトップ、ハミルトンが2番手の状態で、残る7名のアタック終了を待ちます。

ただ、ライコネンはタイヤをロックアップしてしまい、ピットに戻っていきました。

全車のアタックが終わりました。ポールポジションを獲得したのはロズベルグ。1分37秒113がポールタイムです。

フロントローにハミルトン、3番手にはウィリアムズのボッタスが入りました。

4番手以下はベッテル、ライコネン、ヒュルケンベルグ、ペレス、グロージャン、フェルスタッペン、リカルドが10番手です。

ロシアGP決勝レースは11日(日)日本時間20時スタート予定です。それではまた明日お会いしましょう!