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ルノー、株式の大半を売却もF1活動継続!

Kay Tanaka
2009年12月16日 « ルノー、売却先はロペスが濃厚 | レッドブル、エンジンパートナーを正式発表 »
ルノー、ロペス率いるジェニー・キャピタルと提携へ © Sutton Images
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ルノーは16日(水)、ジェラルド・ロペス率いる『Genii Capital(ジェニー・キャピタル)』に株式の大半を売却し、両社共同でチームを運営していくことを発表した。チーム名称は2010年もルノーとなり、ルノーはこのチームとレッドブルに引き続きエンジン供給を行うことを決めている。

ルノーF1チームの会長であるベルナール・レイは「ジェニー・キャピタルをわれわれの新しい戦略的パートナーとして迎えることができ、うれしく思っている。彼らが持つ熱意とビジネス専門性は、チーム、スタッフ、そしてパートナーにとっての新しい核を作りだしてくれるはずだ。再びF1という最高レベルの舞台で戦えることを楽しみにしている」とコメントした。

ジェニー・キャピタルのマネジャーを務めるJulien Nerguisianは『ESPNF1』に対し、チームが2010年と場合によっては2011年もルノーという名称で戦うことを明かしている。しかし、2010年末以降のチーム状態については、まだ何も決まっていないようだ。契約の詳細についてはメディアに明かされることがないとも語っており、ジェニー・キャピタルがルノーから75%の株式を取得したという報道は、ジェニー・キャピタルもルノーも正式に認めていない。

プロドライブもルノー買収を狙っていたわけだが、最終的にはジェニー・キャピタルがプロドライブを抑える形となった。しかし、他にも2社がルノー買収を狙って活動していた模様だが、結末を迎えたことでその詳細が明らかになることはないだろう。バーニー・エクレストンの励ましを得たルノー役員会は、結局ジェニー・キャピタルに株式を売却することを決めたのだ。

ロペスは『Skype(スカイプ)』に早くから投資していたことでも知られているが、ドライバーマネジメント会社である『Gravity(グラビティ)』の株式も所有している。グラビティは中国人ドライバーであるタン・ホー・ピン(董荷斌)の面倒を見ていることもあって、今月初めに行われた若手ドライバーテストでは、タンがルノーR29を駆るシーンもあった。チームはすでにロバート・クビサを獲得しているが、そのチームメイトについてはタンを含めてさまざまな候補者を比較評価している段階だという。

一方、チームを売却する決断をしたルノーCEOのカルロス・ゴーンは、以前からF1活動からの撤退を何度も考慮していた人物だ。それでもルノーF1チームは、2008年シンガポールGPでのレース操作という問題が浮上した今年9月に、F1に残るという決断をしている。

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