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レッドブルのアップデートは決定的

M.S.
2012年6月27日 « タイヤブランケット禁止案に割れる意見 | 汚職事件でメルセデス撤退の可能性も »
昨年までの優勢を思い起こさせたベッテル © Press Association
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7レースにわたって予測のつかない接戦が続いた後、先週末のバレンシアはF1アナリストたちに過去の支配的な態勢を思い起こさせた。

過去2シーズンでベッテルが勝利を収めてきたバレンシア市街地サーキットでは、今年もライバルたちは脇役に過ぎなかった。

テクニカルプロブレムによってストップしてしまったベッテルだが、この一戦のメッセージは明らかだ。すなわち、ダブルディフューザースタイルのフロアを備えたRB8の最新アップデートは完ぺきに機能している。

予選ですでにその兆候は現れており、ポールポジションを獲得したベッテルは2番手に大きな差をつけていた。翌日のレースでは"レッドブルがとんでもなく強くて、それは予測もつかないことだった"とマクラーレンのジェンソン・バトンが振り返っている。

元トロ・ロッソドライバーのハイメ・アルグエルスアリは『El Mundo(エル・ムンド)』紙にこうコメント。

「今季初めて、誰かが他のドライバーよりもずっと速いところを見た。セバスチャン・ベッテルのスタートとレース前半は桁外れで、去年の彼を思い起こさせたね。彼のチームが空力ですごく重大な一步を達成したことは、近い将来を決定づけるかもしれない」

ベッテルとルイス・ハミルトン(マクラーレン)がレースを走り切れなかったことで、中盤戦へと向かってF1界が加速する中でフェラーリのフェルナンド・アロンソが大量得点を手にした。だが、マクラーレンと同様、フェラーリもレッドブルの前進具合に警戒態勢をとっている。

「われわれのターゲットは11月末だと分かってはいるが、レッドブルが今週末素晴らしい仕事をし、彼らのマシンを改善したことも把握している」とフェラーリ代表のステファノ・ドメニカリは話した。

ベッテルがトラブルに襲われてすべてを台無しにした一方、アロンソは素晴らしい一貫性と信頼性から利を得たが、そうでなければペースは遅れていたはずだ。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は真の状況を意識している。

「フェルナンドはとてつもない仕事をやり遂げた。しかし、統計的に言えば20戦のうちに彼にも不運な週末が来る。シーズンを通して帳尻が合うだろう」

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