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レッドブルの新車は正常進化型

Kay Tanaka
2010年12月30日 « 「ベッテルを恐れちゃいない」とアロンソ | 新シーズンを現実的に見据えるロズベルグ »
ニューイが2年連続でチャンピオンマシンを生み出すことは可能? © Getty Images
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レッドブルの2011年型マシンは、新しい斬新なデザインをまとうのではなく、2010年に2冠を達成したRB6を正常進化させた形になるようだ。レッドブルのチーフデザイナーであるエイドリアン・ニューイが語った。

2009年から新しいレギュレーションが施行されたこともあって、レッドブル・レーシングは勝てるマシンを生み出すことに成功。2年連続で最速マシンを手にしたチームとの称号を手にした。2011年からはダブルデッカー(マルチ)ディフューザーが廃止され、マシンの重量配分も固定される。さらにKERS(運動エネルギー回生システム)を再び搭載することになるわけだが、ニューイはRB7に斬新な考えを投入する必要はないとの見解だ。

「現在のシリーズに、さらなる進化を与えることになる」と『laola1.at』に語るニューイは「マシンのDNAは同じさ。RB6は基本的には前回のマシン(RB5)の進化系だった。次も同じなんだ」と説明している。

来シーズンもライバルたちがレッドブルのマシンの合法性に異議を唱えることになるのだろうかという質問に対してニューイは、こう返答した。

「そう願うね! なぜなら、そうなるということはわれわれが再びいい仕事をしたということなのだから。F1で先頭に立てば、なにかズルをしたと皆に思われるのが普通のことなのだ」

次に大きなレギュレーション変更が断行されるのは2013年。レッドブルを率いるチーム代表のクリスチャン・ホーナーは、チームがエンジンサプライヤーの変更だけでなく、自らエンジンを製造する可能性をも否定していない。2013年からF1世界選手権ではターボチャージャー付き1.6リッターのV4エンジンが採用される予定だが、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは最近、大きな変更がある可能性をほのめかした。

「われわれは興味深いパートナーシップを組む準備をしている」と語ったマテシッツは「自社製エンジンを開発するというアイディアでさえ、そんなにバカげた話だとは思わないよ」とコメントしている。

『laola1.at』のインタビューに応じたホーナーは、「すべての選択肢をオープンなものにしておくのは重要だろう。これこそ、マテシッツ氏が持つ素晴らしい長所の一つなのだ」と語った。

それでも、ドイツの巨大自動車メーカーであるフォルクスワーゲンとエンジン契約を結ぶ可能性が高いという説もある。

ホーナーは「ディディ(マテシッツの愛称)のビジョンにおいては、どんなことだって可能だ」と含みを持たせている。

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