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レッドブルとレーシング・ポイント、来季ドライバーとしてベッテルを検討せず

M.S.
2020年7月11日 « ノリスに3グリッド降格ペナルティ | 「先週より感触が良い」とフェルスタッペン »
© Mark Sutton/Pool via Getty Images
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4度のワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルが古巣復帰への関心を示したにもかかわらず、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは来年のマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてベッテルは検討されていないと認めた。

来年はカルロス・サインツがベッテルに代わってフェラーリに加入する予定であり、ベッテルが2021年のF1グリッドにとどまる見通しは次第に弱まっている。

ベッテルはルノーと話し合いを持っていたと9日(木)に明かしたが、その選択肢は今週にルノーがフェルナンド・アロンソと契約したことで潰えた。レッドブルは2023年末までフェルスタッペンとの契約を有しているが、昨年にトロ・ロッソ(現アルファ・タウリ)からチームに加わったアレックス・アルボンが2021年もフェルスタッペンのチームメイトを務めるとはまだ認めていない。

2010年代の前半に4度の選手権制覇のすべてをレッドブルで達成したベッテルだが、チーム復帰への興味を示していたにもかかわらず、ホーナーは2021年のドライバーとしてベッテルを真剣に検討してはいないと述べている。

「当然その話題は持ち上がった。われわれはセブと素晴らしい時を過ごしたし、彼は永遠にわれわれの歴史の一部だ。だが、われわれは彼が今年のマーケットに出てくると思っていなかったし、現在のドライバーたちに注力している。マックスとアレックスは素晴らしいペアだと考えていて、将来についても最高のポテンシャルがあると思う。したがって、われわれは残念だがそれにはうまく合わせることができないだろう」とホーナーは『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に語った。

ベッテルがレッドブルに復帰するチャンスがあるのか直接的に問われたホーナーは「それはまったくない。残念ながらね」とつけ加えている。

「セバスチャンもそれには気づいている。4度のチャンピオンが1年のこの段階でドライブする機会を失っているというのは普通にはないことだし、彼には2つほどしか選択肢がないのではと思う。おそらくレーシング・ポイントか、1年は退いて1年後にもう一度選択肢を検討するかだ」

しかしながら、レーシング・ポイントはチームオーナーであるローレンス・ストロールの息子、ランス・ストロールのチームメイトとして、来年もセルジオ・ペレスとの契約を有している。

レーシング・ポイントのチーム代表であるオトマー・サフナウアーはベッテルが2021年の選択肢であるか問われ、「前にも言ったように、皆が4度のワールドチャンピオンがうちのチームに来ると考えてくれるのはうれしいことだが、それは今のマシンが少し速くなっているからかもしれない」と答えた。

「あなたはまったくもって正しい。われわれには両ドライバーと長い契約があるので、合理的に考えればわれわれにはスペースがないということに尽きる」

これらのチームからのニュースによって、ベッテルの選択肢はほとんどなくなっている。。メルセデスは現ドライバーたちが新契約に合意しなかったときのみベッテルを検討するとの意向を明らかにしており、マクラーレンはすでにダニエル・リカルドやランド・ノリスと来年の契約を結んでいる。

ベッテルの選択肢として残っているのはレッドブルのジュニアチームであるアルファ・タウリ、アメリカチームのハースF1、アルファロメオ・レーシング、ウィリアムズのみだ。

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