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感染も織り込み済みのキャンプ実施を検討していたマルコ

Jim
2020年3月31日 « メルセデス、改良型CPAP装置の生産に協力 | 新型コロナウイルス対策の募金集めに成功して髪をそるノリス »
© Charles Coates/Getty Images
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レッドブルのヘルムート・マルコは2020年F1シーズンが開幕するまでに、所属ドライバーたちに新型コロナウイルス感染の確率を高めるであろうキャンプの実施を検討していたと明かした。

F1シーズンは世界規模で感染拡大する新型コロナウイルスの影響により、無期限で開幕を延期している。セバスチャン・ベッテルやダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンらをF1に送り込んだレッドブルのドライバー育成プログラムを手掛けるマルコいわく、今年後半に病気にかからないようにするためにも、活動のない今の時期が所属ドライバーたちにとってウイルスに感染する完璧なタイミングだと言うのだ。

オーストリアのテレビ局『ORF』に「精神的にも肉体的にも今の、ある意味、暇な時間を埋めるため、キャンプをやろうというのがアイデアだった。そうすれば、感染するなら、そのときが理想的なタイミングになるだろう、と思ってね」と明かしたマルコ。

「彼らは皆、すこぶる健康的な若くて強い男たちだ。いつスタートしてもいいように準備しておくのにぴったりだ。そして、一度始まってしまえば、おそらく非常に厳しいチャンピオンシップになるだろうから、それにも備えられる」

「こういうふうに言おうか。あまり好評ではなかった」

『ESPN』がマルコの発言についてレッドブルF1チームに問い合わせたが、チームはコメントを拒否した。

レッドブルはシニアチームのドライバーを務めるフェルスタッペンとアレキサンダー・アルボンに加えて、セカンドチームのアルファ・タウリはダニール・クビアトとピエール・ガスリーを擁する他、育成プログラムに参加するジュニアドライバーが10名いる。

世界中のスポーツと同様に、F1も新型コロナウイルスのパンデミックによって2020年カレンダーが事実上機能しなくなっている。シーズン序盤に予定されていた7戦は延期が決まり、そのうち、モナコGPはその後に中止が発表された。

F1のCEOであるチェイス・ケアリーは最善のシナリオとして夏にシーズンがスタートできたとして、2020年に15戦ないし18戦を実現したいとの考えを示している。延期が決まったレースを開催できるよう、シーズンを来年1月まで延長する可能性も含めて話し合いが続いている。

しかしながら、かつてF1最高権威と言われたバーニー・エクレストンは、今年のチャンピオンシップは1レースもできないだろうと語っている。

今でも以前と同じ立場にいたとして、自身ならどうしたかと問われたエクレストンは『Reuters(ロイター通信)』に「今年にレースを開催しようという話をやめることになると言わなければならないだろうね。全員の安全性を感がれればそれしかできないし、実現しないかもしれないことの準備をし始める者などいない」と話した。

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