Red Bull

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レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーはピエール・ガスリーにとって、これまでの悲惨なパフォーマンスを調整できるよう夏休みを活用して適切な対応を取ることが不可欠だと強調した。

先週末のハンガリーGPで同じレッドブルを駆るマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトン(メルセデス)と魅惑的な優勝争いを繰り広げた一方、ガスリーはカルロス・サインツ(マクラーレン)の後方6位にとどまり、またも散々なグランプリとなった。2019年シーズンの21戦中11レースを終えてフェルスタッペンが181点を記録する中、ガスリーのポイントは63点しかない。

ガスリーの不調はレース後にハミルトンのブラックジョークの標的にもなっている。5度の世界王者に輝いたハミルトンはフェルスタッペンに対して冗談ながらに、フェルナンド・アロンソの方が良いチームメイトになるのではないかと示唆したのだ。

ホーナーはガスリーに次戦ベルギーGPまでF1から離れる4週間をリセットするために使ってもらいたいとコメントしている。

「ピエールにとってはフラストレーションのたまる週末だった。スタートが良くなく、オープニングラップも良いとは言えず、われわれはザウバー(アルファロメオ・レーシング)やマクラーレンと競い合っているべきではない。彼にはフェラーリやメルセデスと戦ってもらいたいのだ。われわれはわれわれで、彼がそれを達成できるように手助けできることはすべてやるつもりでいる」

また、ガスリーにとって続投の希望はあるかと聞かれたホーナーは「彼には夏休み中に時間を取って考えてもらう必要があると思っている。シーズン前半戦を振り返り、そこからのレッスンを後半戦に生かさなければならない。われわれにとっても重大なこと。もしフェラーリに追いつくチャンスを手に入れるとするならば彼にもっと上位でフィニッシュしてもらわなければならないからだ」と返答した。

ガスリーの今後について、ホーナーはレッドブルが引き続きガスリーを信頼していくことを主張しつつも、その発言には重要なメッセージも含まれているようだ。

「われわれの意向はシーズン末まで彼にマシンを任せるということ。ただ、彼にはマシンが持つさらなるポテンシャルに気づいてもらう必要があると思っている」

さらに、レッドブルがガスリーの調子に対して忍耐力を示すのが難しくなっている理由について、ホーナーはハンガロリンクの一戦で48周目にハミルトンとメルセデスがピットストップを実施した場面に言及しつつ、的確な理由を述べている。

「問題は(ガスリーが)その中にまったく絡んでいなかったこと。つまり、ルイスがピットインしたところで、彼の後方につくとか、そういったことが一切なかったのだ。ただ、今日はメルセデスもレッドブルも、それぞれのチームメイトが争いから脱落していたので片翼のレースではあったがね」

これを受けて、今年のレッドブルはメルセデスに比べて片翼でのレースがはるかに多いのではないかと指摘されると、「そうだね、その通りだ」と答えたホーナーは次のように付け加えている。

「もちろん、2台が上位を走っていないことはわれわれにとって痛手だ。とりわけ、コンストラクターズ選手権においては、今日はフェラーリと同点のポイントを手に入れたとはいえ、このコースならば彼らよりも多くを獲得すべきだった」

ランキング2位につけるフェラーリは288点を挙げて244ポイントのレッドブルをリードしているものの、2019年シーズンのレッドブルはフェルスタッペンの活躍により、フェラーリに追いつける距離を確保している。

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