Red Bull

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オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンのスリリングな勝利を見届けたクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンがライバルチームへの移籍を考えているとの憶測を一蹴した。

フェルスタッペンは昨年、2020年シーズンまで契約を延長しているが、シュピールベルクのグランプリ前にはドイツメディアが、レッドブルのレーシングアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは契約の特例条項によりフェルスタッペンがチームを離脱してしまうのではないかと心配していると報じていた。セバスチャン・ベッテルはその特例条項によって2015年にレッドブルからフェラーリに移籍している。

オーストリアGP週末、27日(木)に開かれたFIA木曜記者会見で特例条項の詳細を明かせるかと問われたフェルスタッペンは笑いながら「あなたはどう思う?」とコメント。

その後、日曜日の決勝レースではスタートで出遅れながらも猛チャージの末にレッドブル・リンクで2連覇を達成し、今のF1界における自らの価値をコース上で示したフェルスタッペン。

レース終盤に発生したシャルル・ルクレール(フェラーリ)とのホイール・トゥ・ホイールのバトルにより、スチュワードの審議を受けている間は暫定の優勝だったが、最終的におとがめなしの裁定を受けた後、レッドブルを率いるホーナーはフェルスタッペンが現役F1ドライバーの中で一番優れていると思うかとの質問に「私がそう思ってしばらく経つ」と返した。

フェルスタッペンの今後についてはフェルスタッペンが今すぐにでもチームを離れたがる理由がないと主張したホーナーは次のようにコメントしている。

「ドライバーとチームの間の契約は基本的に機密事項だが、ピットレーンにいるドライバーの誰もがおそらく、それぞれの契約に条件を設けていると言っても問題ないだろう。マックスの契約に関するうわさがあるが、それは純粋な憶測だ」

「彼はチームにとても満足しているし、このプロジェクトを信じている。今日のような時間はその支えになるだけだ。マックスに関して私は何の疑いも持っていない」

オーストリアGP優勝はレッドブルのエンジンパートナーであるHondaにとっては2006年ハンガリーGP以来のトップチェッカーだ。Hondaは2015年にエンジンサプライヤーとしてF1復帰を果たしたものの、マクラーレンとのパートナーシップは苦戦の3年間となり、結局はその関係を解消するに至った。

2018年にまずはトロ・ロッソとの提携をスタートさせたHondaは今年からレッドブルにもパワーユニットの供給を開始。シーズンが開幕してほどなく、フェルスタッペンの手によってHondaに久々の表彰台がもたらされており、レッドブル・リンクでの勝利後にはフェルスタッペンが自らの口でHondaへの称賛を明かしている。

レース終了直後、フェルスタッペンは「これは僕たちにとってもそうだし、今後にとっても、Hondaにとっても、本当に重要なこと。今日、これを実現できたことがとにかく本当にうれしいし、このおかげでかなりの自信につながる。それはみんなも同じだと思う。今回の結果でいくらかの疑問は吹き飛んだんじゃないかな」と語った。

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